飲食店におけるキャッシュレス決済対応のメリットとデメリット

クレジットカード・電子マネー・QRコードなど様々なキャッシュレス決済がある中で、飲食店はキャッシュレス決済対応する必要があるのか、と疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。

キャッシュレス決済を導入する上でネックとなるのは「決済手数料がかかる」ということ。

しかし、決済手数料以上に飲食店側に多くのメリットがあることも事実です。

この記事では、飲食店におけるキャッシュレス決済対応のメリット・デメリット、双方について解説していきます。

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飲食店におけるキャッシュレス決済対応のメリット

キャッシュレス決済に対応することでのメリットは以下のようなものが挙げられます。

キャッシュレス決済対応のメリット

  • キャッシュレス対応による補助金などの優遇措置を受けられる
  • 来店促進・集客力アップ
  • 盗難・窃盗のリスク回避
  • 会計業務の効率化
  • 経理業務の効率化

決済方法が増えることで、お客さんの選択肢が広がることで、お店の利便性が向上します。

お店側のメリットは集客や来店促進のみならず、防犯上のリスク回避や業務効率化も挙げられます。

キャッシュレス対応による補助金などの優遇措置を受けられる

日本政府が掲げるキャッシュレス決済普及率は2025年までに40%、将来的には世界最高水準の80%が目標です。

キャッシュレス決済を普及させるには、決済に対応する事業者の増加と、利用者の増加、両方を促進する必要があります。

この動きに伴い、キャッシュレス対応による補助金や消費者へのポイント還元といった優遇措置を受けることができます。

2019年10月1日から実施されている「キャッシュレス消費者還元事業」を例に挙げると以下のよう優遇措置を受けることが出来ます。

  • 決済手数料が実質2.16%
  • カードリーダーの無料提供など、導入費用が実質0円に
  • キャッシュレス決済で会計したお客様へ最大5%のポイント還元

今後もこういったキャッシュレス決済普及に向けた様々な優遇措置を受けることが出来るでしょう。

来店促進・集客力アップ

多くのメリットがある中で、シンプルに導入すべき理由は集客に大きく関わる点です。

キャッシュレス決済を導入することでどういった理由で集客・来店促進に繋がるかというと以下のようなことが挙げられます。

  • 特定の決済方法を利用できるお店を探している人
  • ポイント還元やキャッシュバック目的の人
  • 一度の支払の負担を減らしたい人
  • 外国人観光客の集客

利用者側の選択肢を増やすことで利便性向上につながるわけです。

特定の決済方法を利用できるお店を探している人

お店を探す際に特定の決済方法を利用できるお店で検索をかける人もいます。

これはグーグル・ヤフーといった検索エンジンはもちろん、決済方法で絞り込み検索を行えるグルメサイトも存在します。

例えば、ぐるなびでは「電子マネーが使えるお店」といった特集ページが設けられており、当然ながら電子マネー決済に対応しているお店が掲載されます。


【ぐるなび】交通系電子マネーが使えるお店

現金の持ち合わせがなく、クレジットカードで支払いたいというお客さんであれば、クレジットカード決済に対応していないお店は選ばれることはまずありません。

こうしたお店を選ぶ最低限の条件として、決済方法を重視する人を呼び込むことが出来ます。

ポイント還元やキャッシュバック目的の人

キャッシュレス決済を多くの人に利用させたい事業者とキャッシュレス決済の普及を掲げる政府による利用促進キャンペーンが盛んに行われております。

有名なものであれば、PayPayの100億円キャンペーンやキャッシュレス消費者還元事業による最大5%分のポイント還元などです。

お客さんからすれば、同じような商品を提供しているお店であれば、ポイント還元やキャッシュバックを受けられるお店を選ぶでしょう。

こうしたお店側の負担なく、集客促進が出来る点もキャッシュレス決済導入の大きなメリットです。

一度の支払の負担を減らしたい人

単価の高い高級店の場合、クレジットカードで分割払いを利用したいというお客さんもいるかと思います。

現金払いで売掛というのは高級店ではなかなか聞きませんし、クレジットカード払いであれば、売上のとりっぱぐれもありません。

外国人観光客の集客

多くの国では、キャッシュレス決済が普及しており、現金よりクレジットカードや電子マネーが主流である国も少なくありません。


出典:キャッシュレス・ロードマップ2019

2018年には訪日外国人は累計「約3100万人」を超え、その経済効果は約4兆8千億円にも上ります。


出典:日本政府観光局(JNTO)プレスリリース

飲食において、外国人を取り込めるかどうかで売上に大きな差が出ることは一目瞭然です。

盗難・窃盗のリスク回避

飲食店の売上は、繁忙期である12月であれば、席数によっては1日で100万円を超えることも珍しくありません。

また、年末年始は金融機関によっては、お金の預け入れが出来ず、お店に大量の現金を抱えた状態になってしまうことも考えられます。

スタッフからお客さんまで多くの人が出入りする飲食店では、盗難や窃盗といった犯罪が起こることもあります。

キャッシュレス決済を導入することで、少しでも現金をお店に置いておかない環境を作ることでリスク回避に繋がります。

会計業務の効率化

キャッシュレス決済に対応することで、会計ミスやお釣りの渡し間違いといったトラブル回避が出来ます。

また、宴会やパーティといった大人数での利用においては、幹事さんの集金から現金の確認といった作業が無くなるため、回転率向上にも繋がります。

経理業務の効率化

ネット環境を使ったモバイル決済サービスであれば、決済情報を管理画面からすぐに確認することが出来ます。

スマホやパソコンがあれば、どこでも確認することが出来、期間を絞り込むことで簡単に売上を管理出来ます。

経理業務を行う上でも効率的に処理を行うことが出来ます。

飲食店におけるキャッシュレス決済対応のデメリット

飲食店におけるキャッシュレス決済対応のデメリットは以下のようなものが挙げられます。

キャッシュレス決済対応のデメリット

  • 決済手数料が掛かる
  • 導入コストが掛かる※無料の決済サービスあり
  • スタッフへの教育が必要
  • 入金までに時間が掛かる

最近では、タブレットやスマホを利用したモバイル決済サービスの登場により、これらのデメリットもそこまで気にならなくなりました。

メリットと比べるとお店側の都合によるものが多い点から、お客様の利便性を優先するのであれば、妥協すべきと考えるべきでしょう。

決済手数料が掛かる

一番のデメリットは決済手数料です。

昔に比べて、決済手数料の割合も大分少なくなりましたが、3.24%~3.74%ほどです。

利益率の低い業種である飲食業にとっては、痛い出費ではありますが、時代の流れ的にキャッシュレス決済への対応は必須であると言っても過言ではありません。

決済手数料を加味した上で、利益計算を行うなど工夫が必要です。

導入コストが掛かる※無料の決済サービスあり

サービスによりますが、導入の際に周辺機器の購入が必要です。

モバイル決済サービスであれば以下のものが必要です。

  • カードリーダー
  • タブレットorスマホ
  • インターネット環境

ただし、決済サービスによっては、これらの機器を無料提供、つまり導入費用0円で利用できるサービスもあります。

スタッフへの教育が必要

キャッシュレス決済を行うための操作方法をスタッフへ落とし込む必要があります。

ただし、スマホ・タブレットで操作するため、非常に簡単です。

若いスタッフであれば、画面を見ただけで代替の操作がわかるレベルですし、決済サービスによっては動画マニュアルを提供しております。

それでも不安な場合は、電話でのサポート体制が充実している決済サービスを利用すると良いでしょう。

入金までに時間が掛かる

現金としてすぐに手元にお金が入るわけではないので、入金サイクルを把握しておく必要があります。

入金サイクルは決済サービスにより異なりますが、早いものであれば翌日入金されます。

そのため、入金サイクルとキャッシュフローのバランスを見つつ、お店にあった決済サービスを導入すると良いでしょう。

お店に合った決済サービスの選び方

自分のお店にあった決済サービスについては、以下の比較記事を参考に選ぶと良いでしょう。

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9社のモバイル決済サービスを決済方法や手数料、入金サイクルなど様々な観点で比較してみました。

まとめ

以上、飲食店におけるキャッシュレス決済を導入する上でのメリット・デメリットについて解説してみました。

キャッシュレス決済の普及には、日本政府が力を入れているため、今後、利用者が増えていくことは間違いないでしょう。

キャッシュレス決済に対応することで、補助金など優遇措置を受けられる機会もあるため、少しでも早く導入することをおすすめします。

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