クレジットカードや電子マネー、QRコード決済など様々な種類が乱立するキャッシュレス決済。
導入を検討しているお店にとって、一番のネックとして「決済手数料(加盟店手数料)」を挙げる方も多いのではないでしょうか。
多くの決済サービスでは3%程度の決済手数料が掛かることが一般的ですが、一部サービスでは加盟店獲得のため「決済手数料が無料で使える」キャンペーンを実施しております。
この記事では、決済手数料が気になるお店に向けて、「決済手数料が無料で使える決済サービス」をまとめてみました。
決済手数料(加盟店手数料)が無料で使える決済サービス
PayPay(ペイペイ)
- 対応決済ブランド全4種
クレジットカード 電子マネー QRコード決済 未対応未対応全4種PayPay
Alipay
(中国向け)AlipayHK
(香港向け)kakaopay
(韓国向け)
- 決済手数料
- 無料
- 導入費用
- 無料
- 審査期間
- 最短1週間
- カードリーダー
- 不要
- モバイル端末
- 利用者が 用意
- 対応OS
- OS不問
- 入金サイクル
ジャパンネット銀行は翌日入金
※他行は累計決済金額1万円以上ごとに翌々営業日
※月末締め翌営業日払いの月1回入金も選択可
- 入金手数料
- 無料
※ジャパンネット銀行以外は105円(税込)
- レシートプリンター
- 未対応
- サポート対応
年中無休
24時間受付
- 3つの手数料が全て無料!
「初期費用」「決済手数料」「入金手数料」の3点全てが無料!決済手数料は「PayPay=2021年9月末まで」の期間、無料です。PayPay以外の外国人向けQRコード決済の手数料は1.98% と業界最安水準。
- POINT!
- 国内QRコード決済シェアNo.1!
- 決済手数料無料!
- 周辺機器不要!QRコードの設置のみで導入可能
PayPay(ペイペイ)に加え、ALIPAY系の外国人向けQR決済も手数料無料で使える
PayPay(ペイペイ)の決済手数料は2021年9月末まで無料で利用することができます。
また、提携しているALIPAY系の外国人向けQRコード決済3種「ALIPAY(中国)」「ALIPAY HK(香港)」「KakaoPAY(韓国)」は業界最安の決済手数料1.98%で利用可能です。
年中無休24時間のサポート窓口があるため、初めてキャッシュレス決済を導入するお店でも安心して導入できるサービスです。
auPAY
- 対応決済ブランド全3種
クレジットカード 電子マネー QRコード決済 未対応未対応全3種auPAY
Alipay
(中国向け)WeChat Pay
(中国向け)
- 決済手数料
- 無料
- 導入費用
- 無料
- 審査期間
- 申し込みから最短2営業日
- カードリーダー
- 不要
- モバイル端末
- 利用者が用意
- 対応OS
- OS不問
- 入金サイクル
「月1回」or「月2回」
※自由に選択可能
- 入金手数料
- 無料
- レシートプリンター
- 未対応
- サポート対応
全日/10:00~18:00
- 3つの手数料が全て無料!
「初期費用」「決済手数料」「入金手数料」の3点全てが無料!決済手数料は「auPAY=2021年7月末まで」の期間、無料です。以降の決済手数料は3.25%です。
- POINT!
- 2200万人以上の会員数を誇るKDDIが提供するQRコード決済
- auPAYに加え、2種類の中国人向けQR決済も決済手数料「無料」で使える!
※期間限定 - 周辺機器不要!QRコードの設置のみで導入可能
auPAYに加え、中華系2大QR決済も手数料無料で使える!
2021年7月末までの期間、決済手数料が無料で利用することができます。
2020年5月からPONTAポイントとの提携を開始したことで、auユーザーのみならず9400万人以上の会員を抱えるPONTAポイントユーザーの利用にも期待が持てます。
独自の還元キャンペーンも不定期的に開催しており、今後も利用者・加盟店拡大が期待される決済サービスです。
d払い
- 対応決済ブランド全2種
クレジットカード 電子マネー QRコード決済 未対応未対応全2種d払い
メルペイ
- 決済手数料
- 無料
- 導入費用
- 無料
- 審査期間
- 申し込みから約1か月
- カードリーダー
- 不要
- モバイル端末
- 利用者が用意
- 対応OS
- OS不問
- 入金サイクル
月2回
- 入金手数料
- 無料
- レシートプリンター
- 未対応
- サポート対応
-

- d払い&メルペイの決済手数料が無料!
「初期費用」「決済手数料」「入金手数料」の3点全てが無料!決済手数料は「d払い=2021年3月末まで」「メルペイ=2021年6月末まで」の期間、無料です。無料期間終了後の決済手数料は2.6%!
- POINT!
- 導入費用無料!QRコードの設置のみで簡単導入!
- 日本最大級の共通ポイント「dポイント」での支払いに対応可能!
- 月間1,500万人が利用している ドコモのキャリア決済と連携!
d払い&メルペイを決済手数料無料で使える
2021年3月末までの期間、決済手数料が無料で利用することができます。
また、提携している「メルペイ」も2021年6月末までの期間、決済手数料が無料で利用できます。
d払いを導入することで。ドコモユーザーを中心に「7,234万」を超える会員数を抱える「dポイント」での支払いにも対応することができます。
LINEPay(ラインペイ)
- 対応決済ブランド全3種
クレジットカード 電子マネー QRコード決済 未対応未対応全3種LinePay
WeChat Pay
(中国向け)NAVER Pay
(韓国向け)
- 決済手数料
- 無料
- 導入費用
- 無料
- 審査期間
- 10営業日
- カードリーダー
- 無料
- モバイル端末
- 利用者が 用意
- 対応OS
- OS不問
- 入金サイクル
月1回
- 入金手数料
- 無料
- レシートプリンター
- 未対応
- サポート対応
メール
or
チャット

- 3つの手数料が全て無料!
「初期費用」「決済手数料」「入金手数料」の3点全てが無料!決済手数料が無料対象は「LINEPay」「WeChatPay」「NAVER PAY」の3種類、期間は2021年7月末まで!
- POINT!
- 韓国・中国人向けのQR決済サービスである「WeChatPay」「NAVER Pay」に対応可能!
- 2021年7月末まで全ての決済手数料が無料
LINEPAYに加え、中国・韓国のチャットアプリ系QR決済も手数料無料で使える
LINEPAYの決済手数料は2021年7月末まで無料、以降は2.45%(税別)で利用することができます。
提携している海外のチャットアプリ系QRコード決済「WeChatPay(中国)」「NAVERPAY(韓国)」も決済手数料が無料です。
決済手数料が無料対象となるのは、プリントQRと呼ばれるQRスタンドとLINEPAY店舗用アプリからの決済のみです。
「無料」期間が終わったら決済手数料はどうなる?
各サービスの無料期間終了後の手数料について、公式からの発表があるサービスは「auPAY」と「d払い」。
「auPAY」の決済手数料は、2021年8月以降「3.25%」とカード決済や電子マネー決済と横並びの料率設定を予定しております。
「d払い」の決済手数料は、2021年4月以降「2.6%」と他社サービスより低料率で提供予定です。
一方で「PayPay(ペイペイ)」は、先行して無料期間が終了するALIPAYの料率も1.98%と業界最低水準です。
また、以下の記事でも解説している通り、「PayPay(ペイペイ)」は決済手数料でも収益化をそれほど重視していないことが伺えます。
PayPay(ペイペイ)は、「QRコードを設置するだけで導入できる手軽さ」「決済手数料(=加盟店手数料)が無料で使える」ことから個人店でも使えるお店を見かける機会が増えました。 「100億円あげちゃうキャンペーン」をはじめ、利用者にと[…]
「PayPay(ペイペイ)」は、現在の加盟店手数料無料の流れを作ったサービスであるため、PayPay(ペイペイ)が決済手数料を低く設定すれば、競合各社も料率を下げざるおえない状況となるでしょう。
先のことはまだわからないので、無料期間の今こそ、キャッシュレス決済を導入してみて、お客の反応や売上への影響をチェックしてみることをおすすめします。