様々な企業が提供するQRコード決済(スマホ決済)。
2018年11月に「PayPay」が実施した「100億円キャンペーン」や「キャッシュレス消費者還元事業」を皮切りに、年々利用者数・加盟店数ともに伸びている話題のキャッシュレス決済です。
しかし、通信キャリアや銀行、アプリサービスなど、様々な企業の参入により、乱立状態にあるため、
といった店舗オーナーの方も少なくないと思います。
この記事では、
- 「QRコード決済(スマホ決済)をお店に導入するメリット・デメリット」
- 「乱立するQRコード決済(スマホ決済)の中で利用者数の多いサービス」
- 「利用率の高い6社のQRコード決済(スマホ決済)導入に関する比較」
上記、QRコード決済(スマホ決済)導入を検討しているお店の方に向けて、解説していきます。
Contents
QRコード決済(スマホ決済)をお店が導入するメリットとは?
決済手数料・導入費用など費用面での店舗負担が少ない
クレジットカードや電子マネーなど、他のキャッシュレス決済は、カードリーダー等の読み取り専用機器が必要です。
最近では、カードリーダーを無料提供するサービスも少なくありませんが、QRコードの設置のみで導入可能なQRコード決済(スマホ決済)は、導入費用が一切掛かりません。
また、決済手数料に関しても、クレジットカードや電子マネーは3.24%~4.0%ほど掛かりますが、QRコード決済(スマホ決済)は、「無料」で利用できるものも少なくありません。
導入費用 | 決済手数料 | |
---|---|---|
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無料 | 無料※1 |
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無料 | 無料※2 |
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無料 | 無料※3 |
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無料 キャンペーン中 |
3.24% |
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無料 | 無料※4 |
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無料 | 無料※5 |
※1.2021年9月30日まで/以降は未定
※2.2021年7月31日まで/以降は3.25%
※3.2021年3月31日まで/以降は2.6%
※4.2021年7月31日まで/以降は2.45%
※5.2021年6月30日まで/以降は2.6%
無料期間終了後も、他のキャッシュレス決済と比較しても低料率で提供するものが多く、店舗側の費用負担が少ない点は、大きなメリットと言えるでしょう。
間接的にカード決済に対応できる
キャッシュレス決済の中で最も利用者数の多い決済方法は「カード決済」です。
株式会社インフキュリオン・グループが行った「決済動向調査」によると、直近1年間でカード決済を利用していると回答した人は「約78%」にも上ります。
多くのQRコード決済(スマホ決済)は、クレジットカードを登録することで、「残高チャージ」や「クレジットカードでの支払い」が可能です。
つまり、カード決済に対応していないお店の場合、QRコード決済(スマホ決済)を導入することで、間接的にカード決済に対応できるわけです。
以下は、利用者数の多い「主要QRコード決済(スマホ決済)6社」の登録可能なクレジットカードです。
支払い可能なカード | チャージ可能なカード | |
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対応なし |
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対応なし |
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対応なし |
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対応なし | 対応なし |
QRコード決済(スマホ決済)を経由して、カードで支払いを行った場合でも、「PayPay」といった決済手数料を無料で提供するサービスであれば、店舗側の負担はありません。
間接的ではあるものの、キャッシュレス導入においてお店側のネックとなる決済手数料負担なく、カード決済に対応できる点も大きなメリットと言えます。
スピーディなお会計・現金保管リスクの軽減
例えば、飲食店では会計伝票を出した後に、「割り勘⇒集金」といったお客様も少なくありません。
QRコード決済(スマホ決済)には「個人間送金」や「割り勘機能」が備わっているものも多く、現金でやり取りするよりスピーディです。
また、店舗側としても、キャッシュレス決済の割合が増えることで管理する現金が少なくなります。
「盗難」や「釣り銭ミス」など、現金が持つリスク軽減に繋がります。
売上アップ・集客促進に期待が持てる
QRコード決済(スマホ決済)を導入することで、決済方法の選択肢が増えるため、利用者の利便性向上に繋がります。
もう少し掘り下げると、以下の2点により、売上アップ・集客促進に大きく期待が持てます。
- キャッシュレス決済への対応を意識する消費者が増えている
- 多くのQRコード決済(スマホ決済)は「ポイントサービス」と連携している
キャッシュレス決済への対応を意識する消費者が増えている
QRコード決済(スマホ決済)の普及から現金や財布を持たない消費者も増えております。
JCBが2020年7月に行った「キャッシュレス決済に関する調査~コロナ禍におけるキャッシュレス決済事情~」では、「キャッシュレス決済が使えないお店を利用しない」と回答した人は約48%と半分近くを占める結果となりました。
昨年と比べても10%近く上昇しており、「頻繁ある」「時々ある」と回答した人の割合の増加が見受けられます。
こうした消費者がお店を選ぶ場合、キャッシュレス決済に対応していることが前提であるため、キャッシュレス対応していないお店はそもそもの選択肢から外れてしまいます。
また、感染症の影響で、現金払い時の接触にリスクを感じる消費者も増えております。
こうした背景から「キャッシュレス対応=集客力アップ」が期待できることは間違いありません。
多くのQRコード決済(スマホ決済)は「ポイントサービス」と連携している
QRコード決済(スマホ決済)の多くは、ポイントサービスと提携しており、ポイントが貯まるだけでなく、貯まったポイントを会計時に利用可能です。
※一部は独自のポイントサービスを提供
各QRコード決済(スマホ決済)で「貯まるポイント」「使えるポイント」は以下の通り。
使えるポイント | 貯まるポイント | |
---|---|---|
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× |
QRコード決済(スマホ決済)が登場する以前は、ポイントを利用する場合、会計時にポイント利用の旨を伝える必要がありました。
QRコード決済(スマホ決済)の場合は、消費者側がアプリ上で「ポイント払い」を選択することで、簡単にポイントを利用することができるようになりました。
「PayPay」など、還元率の高いキャンペーンを実施するサービスも少なくないため、こうしたポイント還元を目的とした利用者増加にも期待が持てます。
QRコード決済(スマホ決済)をお店が導入するデメリットとは?
QRコード決済(スマホ決済)は、その種類が非常に多く、サービスが乱立しております。
そのため、むやみやたらにQRコード決済(スマホ決済)を導入してしまうと、以下のようなデメリットがあります。
- レジ周りがQRコードだらけになる
- 決済情報や売上金の入金などサービス毎に異なるため、管理が大変
- POSレジ・会計ソフトなど外部サービスとの連携ができない
業務効率や管理に関する問題が多く、こうしたデメリットの対策方法は、
「決済代行サービスを利用する」
といったものが挙げられます。
こうしたデメリットを踏まえて、「利用者数の多いQRコード決済(スマホ決済)」「具体的な導入方法」について解説していきます。
利用者の多いQRコード決済(スマホ決済)は?
当然ですが、「利用者の少ないQRコード決済(スマホ決済)」を導入したところで使われることがないため、QRコード決済(スマホ決済)導入の恩恵を受けることができません。
そこで、MMD研究所が2020年1月に実施した「QRコード決済利用動向調査」において、「利用経験のあるQRコード決済」に関する調査結果を見てみましょう。
この調査では「PAYPAY」の利用者数が群を抜いていることがわかります。
また、実店舗の場合、とくに利用者が多いのは「PAYPAY」「auPAY」「d払い」です。
以下は、都内のとある飲食店における1か月間のQRコード決済(スマホ決済)の売上データです。
件数 | 決済額 | |
---|---|---|
総合 | 120件 | 425290円 |
![]() |
60件 | 193260円 |
![]() |
32件 | 137124円 |
![]() |
26件 | 93106円 |
![]() |
2件 | 1800円 |
![]() |
0件 | 0円 |
※楽天ペイは決済手数料が掛かるため未導入
この店舗では、カード決済も導入しております。
カード決済の場合は、会計単価が高いディナータイムでの利用に集中しておりますが、QRコード決済(スマホ決済)はランチタイムなど会計単価が低い時間帯でも利用が多く、会計金額を問わず利用されているようです。
「PAYPAY」など一部の決済サービスでは、「決済手数料・導入費用・入金手数料」全て無料で導入することができます。
QRコード決済(スマホ決済)の導入方法は大きく分けて2種類
QRコード決済(スマホ決済)の導入方法は大きく分けて、以下の2つの方法が挙げられます。
- 各QRコード決済(スマホ決済)サービスとの直接契約
- 決済代行サービス経由での契約
大きな違いは「費用負担」と「業務効率」の2点です。
決済手数料が「無料」もしくは、カード決済に比べて「低料率(3%以下)」で利用できるサービスが多い
3.24%の決済手数料が掛かるが、売上情報の一括管理・売上金の入金の一本化など管理が効率化される
それぞれの導入方法について詳しく解説していきます。
【導入方法①】各QRコード決済(スマホ決済)サービスとの直接契約
直接契約とは、各QRコード決済(スマホ決済)サービスとお店が直接契約を行って導入する方法です。

カード決済・電子マネー決済の場合は、コストも手間も大きくなってしまうため、直接契約を行うハードルが高いため、一般的ではありませんでした。
しかし、QRコード決済(スマホ決済)は、各決済サービス(決済ブランド)が独自の管理画面や決済用のアプリを開発しているため、直接契約が可能です。
直接契約を利用するメリット
- QRコード決済(スマホ決済)は、決済代行事業者に比べて決済手数料が安い
QRコード決済(スマホ決済)は直接契約を行うことで「決済手数料が無料」になるなど、決済代行事業者を利用するより、費用が安価で済む場合がほとんどです。
直接契約を利用するデメリット
- 各サービス毎にQRコードを複数設置する必要がある
- 決済サービス毎に管理画面やアプリを使い分ける必要がある
直接契約の場合は、決済サービス毎に契約を行う必要があるため、QRコードを複数設置したり、管理画面が決済サービス毎に分かれてしまうといったデメリットもあります。
この記事で解説した通り、利用者の多い決済サービスや独自のキャンペーン、ポイントサービスなどによって集客アップが見込めるQRコード決済(スマホ決済)のみ導入することをおすすめします。
おすすめのQRコード決済(スマホ決済)サービス
直接契約を行うメリットが大きいQRコード決済(スマホ決済)サービスは、以下のようなものが挙げられます。
- PayPay
- auPAY
- d払い・メルペイ
上記のサービスは、直接契約を行うことで、「決済手数料」「導入費用」「入金手数料」全て無料で利用することができます。
とくにQRコード決済(スマホ決済)シェアトップのPayPayは利用者が多いため、直接契約がおすすめです。
【導入方法②】決済代行サービス経由での契約
決済代行サービスとは、お店に代わって決済ブランド側と契約を行い、さまざまな決済ブランドを簡単に導入できるようシステムや周辺機器を提供するサービスです。

カード決済・電子マネー決済を導入する場合、決済に必要な周辺機器やシステム構築をお店側で行う必要があるため、よほど規模が大きい企業以外は、決済代行事業者を利用しての導入が一般的です。
しかし、スマホの普及などにより、導入が容易になったこともあり、
現在ではAirペイ(エアペイ)などのモバイル決済代行事業者を利用すれば、お店の規模を問わず、導入費用無料、決済手数料は3%台で利用することができます。
決済代行事業者を利用するメリット
- 豊富な種類の決済方法を一括して導入できる
- 申込み手続きから導入後のサポート、入金など窓口を一本化できる
決済代行事業者を利用するメリットは、各決済ブランド側との契約などを一括して請け負ってくれるため、豊富な決済方法を簡単に導入できる点です。
リクルートが提供する「Airペイ(エアペイ)」では、「カード決済(全7種」「電子マネー決済(全12種)「QRコード決済(全12種」併せて全31種もの決済方法をまとめて導入することが可能です。
また、決済情報や売上金の入金、導入後のサポートなど全ての窓口を一本化できるため、決済方法の種類が多くても店舗側の負担が少なく、キャッシュレス対応することができます。
決済代行事業者を利用するデメリット
- QRコード決済(スマホ決済)は直接契約に比べて決済手数料が高い
決済代行サービスは、「QRコード決済(スマホ決済)サービス」と「店舗」間の中間業者として入るため、決済サービスによっては直接契約に比べて決済手数料が高いです。
決済代行サービス経由でQRコード決済(スマホ決済)を利用する際、決済手数料相場は「3.24%」です。
「できるだけ多くのQRコード決済(スマホ決済)に対応したい」
という場合、決済代行サービスを利用すると良いでしょう。
主要QRコード決済(スマホ決済)6社の導入比較
QRコード決済(スマホ決済)の中でも利用者の多い「6社」に絞り、キャッシュレス決済導入のネックとなる「費用負担」と「入金サイクル」に関する4つの項目で比較・解説していきます。
- 【比較①】導入費用
- 【比較②】決済手数料
- 【比較③】対応決済方法
- 【比較④】入金手数料と入金サイクル
ここでは、以下のQRコード決済(スマホ決済)を直接契約して導入する場合の比較となります。
- PayPay(ペイペイ)
- auPAY
- d払い
- メルペイ
- 楽天ペイ
- LINEPay(ラインペイ)
決済代行サービス経由での導入を検討中の方は以下の記事をご覧ください。
スマホやタブレットを使ったモバイル決済サービスは決済手数料や導入費用が安く、事業者の規模を問わず、キャッシュレス決済に対応することが出来ます。 モバイル決済サービスは、「Airペイ」「おてがるPay」を始め、大手企業から中小企業まで様[…]
それでは、各社の導入費用や決済手数料など、詳しく比較解説していきます。
【比較①】QRコード決済(スマホ決済)の導入費用は無料
QRコード決済(スマホ決済)は、専用の決済端末が不要なため、導入費用はどのサービスも無料です。
- PayPay(ペイペイ)
- 無料
- auPAY
- 無料
- d払い
- 無料
- メルペイ
- 無料
- 楽天ペイ
- 無料
- LINEPay(ラインペイ)
- 無料
ただし、QRコード決済(スマホ決済)の支払い方式によっては、周辺機器の用意が必要です。
QRコード決済(スマホ決済)での支払い方式は、
- お店がQRコードを読み取る「ストアスキャン方式」
- ユーザーがQRコードを読み取る「ユーザースキャン方式」
上記、2種類。
「ストアスキャン方式」は、お客が提示したQRコードを読み取るスマホかタブレットが必要です。

「ユーザースキャン方式」は、店舗に設置しているQRコードをお客が読み取る形で決済を行います。

「ユーザースキャン方式」の場合、QRコードの設置をするだけなので、決済用の端末の用意は不要です。
導入費用をかけたくない場合は、「ユーザースキャン方式」を選ぶと良いでしょう。
【比較①】決済手数料で比較~一部のQRコード決済(スマホ決済)は無料~
キャッシュレス決済を導入する上で、店舗側のネックとなるのが「決済手数料」。
楽天ペイを除く、QRコード決済(スマホ決済)は、期間限定ながら決済手数料が無料で利用できます。
決済手数料が無料になるのは、各決済サービスと直接契約を行った場合のみ対象です。
「Airペイ(エアペイ)」等の決済代行サービス経由で利用する場合は、3.24%の決済手数料が掛かるため、お気を付けください。
僕の知人のお店では、
「QRコード決済(スマホ決済)は直接契約」
といった形で使い分けている方が多いです。
ただし、「QRコード決済(スマホ決済)導入のデメリット」でも解説した通り、直接契約の場合、管理画面やQRコードが分かれてしまうため、導入する決済サービスが多いほど、管理が大変になります。
まずは、QRコード決済(スマホ決済)シェアトップの「PayPay」の導入がおすすめです。
契約先が違うだけで、経費を削減できるので、上手く使い分けてみてください。
【比較③】対応決済方法で比較~提携しているQRコード決済(スマホ決済)も併せて導入可能~
提携先を含めた各QR決済サービスの対応決済方法と決済手数料は、以下の通り。
- PayPay(ペイペイ)
- 全4種
PayPay
決済手数料無料ALIPAY
(中国向け)決済手数料1.98%ALIPAY HK
(香港向け)決済手数料1.98%kakaopay
(韓国向け)決済手数料1.98%
- auPAY
- 全3種
auPAY
決済手数料無料ALIPAY
(中国向け)決済手数料3.25%WeChat Pay
(中国向け)決済手数料3.25%
- d払い
- 全2種
d払い
決済手数料無料メルペイ
決済手数料無料
- メルペイ
- 全2種
d払い
決済手数料無料メルペイ
決済手数料無料
- 楽天ペイ
- 全4種
楽天PAY
決済手数料3.24%auPAY
決済手数料3.24%ALIPAY
(中国向け)決済手数料3.24%WeChat Pay
(中国向け)決済手数料3.24%
- LINEPay(ラインペイ)
- 全3種
LINE PAY
決済手数料無料WeChat Pay
(中国向け)決済手数料無料NAVER Pay
(韓国向け)決済手数料無料
提携先のQRコード決済(スマホ決済)は、
- 決済手数料が有料であることが多い
- 外国人向けのQRコード決済(スマホ決済)が多い
- 後から追加申し込みすることもできる
といった理由から導入しないという選択も可能です。
※ただし、「d払い」と「メルペイ」に関しては、どちらか一方のみ導入はできません。
こうした点を加味した上で提携しているQRコード決済(スマホ決済)も併せて申し込みをするか、判断すると良いでしょう。
【比較④】売上金の入金手数料と入金サイクル
各サービスで決済を行った売上金は、指定口座に振り込まれます。
入金手数料
どのQRコード決済(スマホ決済)サービスも入金手数料は「無料」です。
- PayPay(ペイペイ)
- 無料
※ジャパンネット銀行以外は105円(税込)
- auPAY
- 無料
- d払い
- 無料
- メルペイ
- 無料
- 楽天ペイ
- 楽天銀行は無料
他行は1回330円(税込)
- LINEPay(ラインペイ)
- 無料
ただし、「PAYPAY」と「楽天ペイ」は、提携金融機関のみ「無料」です。
- PAYPAY⇒ジャパンネット銀行
- 楽天ペイ⇒楽天銀行
指定口座は導入後に管理画面上から変更可能なので、入金手数料が気になる場合は、決済サービスの申し込みと口座開設を併せて行うことをおすすめします。
入金サイクル
- PayPay(ペイペイ)
- ジャパンネット銀行は翌日入金 ※他行は累計決済金額1万円以上ごとに翌々営業日 ※月末締め翌営業日払いの月1回入金も選択可
- auPAY
- 「月1回」or「月2回」 ※自由に選択可能 ※振込額が1万円未満の場合、次回の精算に繰り越し
- d払い
- 月2回
- メルペイ
- 月2回
- 楽天ペイ
- 楽天銀行は翌日
※楽天銀行以外は翌営業日
- LINEPay(ラインペイ)
- 月1回
「PAYPAY」と「auPAY」は、申し込み時に入金サイクルを選択することができます。
入金回数は「PAYPAY」と「楽天ペイ」がもっとも多く、売上金の入金先を提携先の銀行に指定した場合、売上金額を問わず翌日入金されます。
他行の場合でも、翌日~翌々営業日と短いサイクルを選択することができますが、1回の入金毎に入金手数料が掛かってしまう点がデメリットです。
「auPay」「d払い」「メルペイ」「LINEPAY」は入金回数自体に差はないものの、締め日が異なるため、決済から入金までのスピードに違いがあります。
締め日 | 入金日 | 締め日から入金までの日数 | |
---|---|---|---|
![]() |
15日締め | 翌月15日 | 30日 |
月末締め | 翌月末 | ||
例1.7月1日~15日の売上金は「8月15日に入金」 例2.7月16日~31日の売上金は「8月31日に入金」 |
|||
![]() |
15日締め | 当月末 | 15日 |
月末締め | 翌月15日 | ||
例1.7月1日~15日の売上金は「7月31日に入金」 例2.7月16日~31日の売上金は「8月15日に入金」 |
|||
![]() |
15日締め | 当月末 | 15日 |
月末締め | 翌月15日 | ||
例1.7月1日~15日の売上金は「7月31日に入金」 例2.7月16日~31日の売上金は「8月15日に入金」 |
|||
![]() |
月末締め | 翌月第3営業日 | 3日~5日 |
例.6月1日~30日の売上金は「7月3日に入金」 |
締め日から15日で入金される「d払い」に対して、「auPAY」は30日ほど掛かってしまいます。
キャッシュフローに不安があるお店は、まずは「PayPay(ペイペイ)」を導入してみてはいかがでしょうか。
PayPay(ペイペイ)とauPayは早期振込サービスあり
といった場合には、入金サイクルを待たずに売上金の振込依頼ができる早期振込サービスを利用することができます。
このサービスに対応しているのは、「PayPay」「auPay」の2社。
ただし、「PayPay」「auPay」ともに210円(税込)の手数料が掛かってしまいます。
QRコード決済(スマホ決済)各社の導入情報 早見表
一目でわかる!「PayPay(ペイペイ)」早見表
- 対応決済ブランド全4種
- 全4種
PayPay
決済手数料無料ALIPAY
(中国向け)決済手数料1.98%ALIPAY HK
(香港向け)決済手数料1.98%kakaopay
(韓国向け)決済手数料1.98%
- 決済サービス詳細
- 決済手数料
無料
- 導入費用
無料
- 審査期間
最短1週間
- カードリーダー
不要
- モバイル端末
利用者が 用意
- 対応OS
OS不問
- 入金サイクル
ジャパンネット銀行は翌日入金
※他行は累計決済金額1万円以上ごとに翌々営業日
※月末締め翌営業日払いの月1回入金も選択可
- 入金手数料
無料
※ジャパンネット銀行以外は105円(税込)
- レシートプリンター
未対応
- サポート対応
年中無休
24時間受付
- 決済機能
- 対面決済
対応
- オンライン決済
別途、契約・システム開発が必要
- 継続課金・月額課金
非対応
- 請求書決済
非対応
- 3つの手数料が全て無料!
「初期費用」「決済手数料」「入金手数料」の3点全てが無料!決済手数料は「PayPay=2021年9月末まで」の期間、無料です。PayPay以外の外国人向けQRコード決済の手数料は1.98% と業界最安水準。
- POINT!
- 国内QRコード決済シェアNo.1!
- 決済手数料無料!
- 周辺機器不要!QRコードの設置のみで導入可能
一目でわかる!「auPAY」早見表
- 対応決済ブランド全3種
- 全3種
auPAY
決済手数料無料ALIPAY
(中国向け)決済手数料3.25%WeChat Pay
(中国向け)決済手数料3.25%
- 決済サービス詳細
- 決済手数料
無料
- 導入費用
無料
- 審査期間
申し込みから最短2営業日
- カードリーダー
不要
- モバイル端末
利用者が用意
- 対応OS
OS不問
- 入金サイクル
「月1回」or「月2回」
※自由に選択可能
- 入金手数料
無料
- レシートプリンター
未対応
- サポート対応
全日/10:00~18:00
- 決済機能
- 対面決済
対応
- オンライン決済
別途、契約・システム開発が必要
- 継続課金・月額課金
非対応
- 請求書決済
非対応
- 3つの手数料が全て無料!
「初期費用」「決済手数料」「入金手数料」の3点全てが無料!決済手数料は「auPAY=2021年7月末まで」の期間、無料です。以降の決済手数料は3.25%です。
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※期間限定 - 周辺機器不要!QRコードの設置のみで導入可能
一目でわかる!「d払い・メルペイ」早見表
- 対応決済ブランド全2種
- 全2種
d払い
決済手数料無料メルペイ
決済手数料無料
- 決済サービス詳細
- 決済手数料
無料
- 導入費用
無料
- 審査期間
申し込みから約1か月
- カードリーダー
不要
- モバイル端末
利用者が用意
- 対応OS
OS不問
- 入金サイクル
月2回
- 入金手数料
無料
- レシートプリンター
未対応
- サポート対応
-
- 決済機能
- 対面決済
対応
- オンライン決済
別途、契約・システム開発が必要
- 継続課金・月額課金
非対応
- 請求書決済
非対応

- d払い&メルペイの決済手数料が無料!
「初期費用」「決済手数料」「入金手数料」の3点全てが無料!決済手数料は「d払い=2021年3月末まで」「メルペイ=2021年6月末まで」の期間、無料です。無料期間終了後の決済手数料は2.6%!
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- 月間1,500万人が利用している ドコモのキャリア決済と連携!
一目でわかる!「楽天ペイ」早見表
- 対応決済ブランド全25種
- 全6種
VISA
決済手数料3.24%Mastercard®
決済手数料3.24%AMEX
決済手数料3.24%JCB
決済手数料3.74%DinersClub
決済手数料3.74%Discover
決済手数料3.74%
- 全15種
楽天Edy
決済手数料3.24%iD
決済手数料3.74%QUICPay
決済手数料3.74%nanaco
決済手数料3.24%WAON
決済手数料3.24%ApplePay
決済手数料3.74%suica
決済手数料3.24%PASMO
決済手数料3.24%Kitaca
決済手数料3.24%tolCa
決済手数料3.24%manaca
決済手数料3.24%ICOCA
決済手数料3.24%SUGOCA
決済手数料3.24%nimoca
決済手数料3.24%はやかけん
決済手数料3.24%
- 全4種
楽天PAY
決済手数料3.24%auPAY
決済手数料3.24%ALIPAY
(中国向け)決済手数料3.24%WeChat Pay
(中国向け)決済手数料3.24%
- 決済サービス詳細
- 決済手数料
3.24 ~3.74%
- 導入費用
無料
キャンペーン中
- 審査期間
申込日
翌日から3営業日
- カードリーダー
無料
キャンペーン中
- モバイル端末
利用者が用意
- 対応OS
iOS/andloid
- 入金サイクル
楽天銀行は翌日
※楽天銀行以外は翌営業日
- 入金手数料
楽天銀行は無料
他行は1回330円(税込)
- レシートプリンター
必要な場合は
別途購入
- サポート対応
9:30~23:00
- 決済機能
- 対面決済
対応
- オンライン決済
非対応
- 継続課金・月額課金
非対応
- 請求書決済
非対応
- クレジットカード・電子マネー決済導入0円キャンペーン
今なら「カードリーダー」が無料!2021年4月30日までに新規契約を行った店舗が対象。「iOS」「andloid」の両方に対応している楽天ペイなら手持ちのスマホを使えば導入費用は掛かりません。
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- 業界最多水準の全25種の決済方法に対応!
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一目でわかる!「LINEPAY」早見表
- 対応決済ブランド全3種
- 全3種
LINE PAY
決済手数料無料WeChat Pay
(中国向け)決済手数料無料NAVER Pay
(韓国向け)決済手数料無料
- 決済サービス詳細
- 決済手数料
無料
- 導入費用
無料
- 審査期間
10営業日
- カードリーダー
無料
- モバイル端末
利用者が 用意
- 対応OS
OS不問
- 入金サイクル
月1回
- 入金手数料
無料
- レシートプリンター
未対応
- サポート対応
メール
or
チャット
- 決済機能
- 対面決済
対応
- オンライン決済
別途、契約・システム開発が必要
- 継続課金・月額課金
非対応
- 請求書決済
非対応

- 3つの手数料が全て無料!
「初期費用」「決済手数料」「入金手数料」の3点全てが無料!決済手数料が無料対象は「LINEPay」「WeChatPay」「NAVER PAY」の3種類、期間は2021年7月末まで!
- POINT!
- 韓国・中国人向けのQR決済サービスである「WeChatPay」「NAVER Pay」に対応可能!
- 2021年7月末まで全ての決済手数料が無料
【まとめ】QRコード決済(スマホ決済)は併用可能!無料期間を活用してお店の売上・利便性向上を図ろう!
QRコード決済(スマホ)導入のメリット
- 決済手数料・導入費用など費用面での店舗負担が少ない
- 間接的にカード決済に対応できる
- 会計業務の効率化・現金保管リスクの軽減
- 売上アップ・集客促進に期待が持てる
以上、店舗向けにQRコード決済(スマホ決済)導入に関して、比較・解説してみました。
キャッシュレス決済の需要は年々拡大しており、店舗ビジネスにおいて対応が当たり前に求められるでしょう。
QRコード決済(スマホ決済)は、導入の上でお店側のネックとなる「決済手数料などの費用負担」が少ないため、これからキャッシュレス決済を導入を検討しているお店にも取り入れやすい決済方法です。
ますは、QRコード決済シェアトップの「PayPay」から導入してみてはいかがでしょうか?
