様々な企業が提供するQRコード決済(スマホ決済)。
2018年11月に「PayPay」が実施した「100億円キャンペーン」や「キャッシュレス消費者還元事業」を皮切りに、年々利用者数・加盟店数ともに伸びている話題のキャッシュレス決済です。
しかし、通信キャリアや銀行、アプリサービスなど、様々な企業の参入により、乱立状態にあるため、
「どのQRコード決済を導入すれば良いかわからない」
といった店舗オーナーの方も少なくないと思います。
この記事では、
- 「QRコード決済(スマホ決済)をお店に導入するメリット・デメリット」
- 「乱立するQRコード決済(スマホ決済)の中で利用者数の多いサービス」
- 「利用率の高い6社のQRコード決済(スマホ決済)導入に関する比較」
上記、QRコード決済(スマホ決済)導入を検討しているお店の方に向けて、解説していきます。
QRコード決済(スマホ決済)をお店が導入するメリットとは?
決済手数料・導入費用など費用面での店舗負担が少ない
クレジットカードや電子マネーなど、他のキャッシュレス決済は、カードリーダー等の読み取り専用機器が必要です。
最近では、カードリーダーを無料提供するサービスも少なくありませんが、QRコードの設置のみで導入可能なQRコード決済(スマホ決済)は、導入費用が一切掛かりません。
また、決済手数料に関しても、クレジットカードや電子マネーは3.24%~4.0%ほど掛かりますが、QRコード決済(スマホ決済)は、「無料」で利用できるものも少なくありません。
サービス | 導入費用 | 決済手数料 |
---|---|---|
![]() ![]() | 無料 | 1.60~1.98% |
![]() ![]() | 無料 | 無料 ※2022年10月以降は2.6% ※auPAY以外は3.25% |
![]() ![]() | 無料 | 無料 ※d払いは2021年9月末まで無料/以降は2.6%(税別) ※メルペイは2.6%(税別) |
![]() ![]() | 19,800円~ | 3.24% |
![]() ![]() | 無料 | 無料 ※2021年9月末まで |
![]() ![]() | 無料 | 2.6% |
無料期間終了後も、他のキャッシュレス決済と比較しても低料率で提供するものが多く、店舗側の費用負担が少ない点は、大きなメリットと言えるでしょう。
間接的にカード決済に対応できる
キャッシュレス決済の中で最も利用者数の多い決済方法は「カード決済」です。
株式会社インフキュリオン・グループが行った「決済動向調査」によると、直近1年間でカード決済を利用していると回答した人は「約78%」にも上ります。
多くのQRコード決済(スマホ決済)は、クレジットカードを登録することで、「残高チャージ」や「クレジットカードでの支払い」が可能です。
つまり、カード決済に対応していないお店の場合、QRコード決済(スマホ決済)を導入することで、間接的にカード決済に対応できるわけです。


以下は、利用者数の多い「主要QRコード決済(スマホ決済)6社」の登録可能なクレジットカードです。
サービス | 支払い可能なカード | チャージ可能なカード |
---|---|---|
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|
|
![]() ![]() | 対応なし |
|
![]() ![]() |
| 対応なし |
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![]() ![]() | 対応なし |
|
![]() ![]() | 対応なし | 対応なし |
QRコード決済(スマホ決済)を経由して、カードで支払いを行った場合でも、「
間接的ではあるものの、キャッシュレス導入においてお店側のネックとなる決済手数料負担なく、カード決済に対応できる点も大きなメリットと言えます。
スピーディなお会計・現金保管リスクの軽減
例えば、飲食店では会計伝票を出した後に、「割り勘⇒集金」といったお客様も少なくありません。
QRコード決済(スマホ決済)には「個人間送金」や「割り勘機能」が備わっているものも多く、現金でやり取りするよりスピーディです。
また、店舗側としても、キャッシュレス決済の割合が増えることで管理する現金が少なくなります。
「盗難」や「釣り銭ミス」など、現金が持つリスク軽減に繋がります。
売上アップ・集客促進に期待が持てる
QRコード決済(スマホ決済)を導入することで、決済方法の選択肢が増えるため、利用者の利便性向上に繋がります。
もう少し掘り下げると、以下の2点により、売上アップ・集客促進に大きく期待が持てます。
- キャッシュレス決済への対応を意識する消費者が増えている
- 多くのQRコード決済(スマホ決済)は「ポイントサービス」と連携している
キャッシュレス決済への対応を意識する消費者が増えている
QRコード決済(スマホ決済)の普及から現金や財布を持たない消費者も増えております。
JCBが2020年7月に行った「キャッシュレス決済に関する調査~コロナ禍におけるキャッシュレス決済事情~」では、「キャッシュレス決済が使えないお店を利用しない」と回答した人は約48%と半分近くを占める結果となりました。
昨年と比べても10%近く上昇しており、「頻繁ある」「時々ある」と回答した人の割合の増加が見受けられます。
こうした消費者がお店を選ぶ場合、キャッシュレス決済に対応していることが前提であるため、キャッシュレス対応していないお店はそもそもの選択肢から外れてしまいます。
また、感染症の影響で、現金払い時の接触にリスクを感じる消費者も増えております。
こうした背景から「キャッシュレス対応=集客力アップ」が期待できることは間違いありません。
多くのQRコード決済(スマホ決済)は「ポイントサービス」と連携している
QRコード決済(スマホ決済)の多くは、ポイントサービスと提携しており、ポイントが貯まるだけでなく、貯まったポイントを会計時に利用可能です。
※一部は独自のポイントサービスを提供
各QRコード決済(スマホ決済)で「貯まるポイント」「使えるポイント」は以下の通り。
サービス | 使えるポイント | 貯まるポイント |
---|---|---|
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| × |
QRコード決済(スマホ決済)が登場する以前は、ポイントを利用する場合、会計時にポイント利用の旨を伝える必要がありました。
QRコード決済(スマホ決済)の場合は、消費者側がアプリ上で「ポイント払い」を選択することで、簡単にポイントを利用することができるようになりました。
「
QRコード決済(スマホ決済)をお店が導入するデメリットとは?
QRコード決済(スマホ決済)は、その種類が非常に多く、サービスが乱立しております。
そのため、むやみやたらにQRコード決済(スマホ決済)を導入してしまうと、以下のようなデメリットがあります。
- レジ周りがQRコードだらけになる
- 決済情報や売上金の入金などサービス毎に異なるため、管理が大変
- POSレジ・会計ソフトなど外部サービスとの連携ができない
業務効率や管理に関する問題が多く、こうしたデメリットの対策方法は、
「利用者の多いQRコード決済(スマホ決済)のみ導入する」
「決済代行サービスを利用する」
といったものが挙げられます。
こうしたデメリットを踏まえて、「利用者数の多いQRコード決済(スマホ決済)」「具体的な導入方法」について解説していきます。
利用者の多いQRコード決済(スマホ決済)は?
当然ですが、「利用者の少ないQRコード決済(スマホ決済)」を導入したところで使われることがないため、QRコード決済(スマホ決済)導入の恩恵を受けることができません。
そこで、MMD研究所が2020年1月に実施した「QRコード決済利用動向調査」において、「利用経験のあるQRコード決済」に関する調査結果を見てみましょう。
この調査では「PAYPAY」の利用者数が群を抜いていることがわかります。
また、実店舗の場合、とくに利用者が多いのは「PAYPAY」「auPAY」「d払い」です。
以下は、都内のとある飲食店における1か月間のQRコード決済(スマホ決済)の売上データです。
サービス | 件数 | 決済額 |
---|---|---|
![]() ![]() | 60件 | 193260円 |
![]() ![]() | 32件 | 137124円 |
![]() ![]() | 26件 | 93106円 |
![]() ![]() | 2件 | 1800円 |
![]() ![]() | 0件 | 0円 |
総合 | 120件 | 425290円 |
※楽天ペイは決済手数料が掛かるため未導入
この店舗では、カード決済も導入しております。
カード決済の場合は、会計単価が高いディナータイムでの利用に集中しておりますが、QRコード決済(スマホ決済)はランチタイムなど会計単価が低い時間帯でも利用が多く、会計金額を問わず利用されているようです。
QRコード決済(スマホ決済)の導入方法は大きく分けて2種類
QRコード決済(スマホ決済)の導入方法は大きく分けて、以下の2つの方法が挙げられます。
- 各QRコード決済(スマホ決済)サービスとの直接契約
- 決済代行サービス経由での契約
大きな違いは「費用負担」と「業務効率」の2点です。
決済手数料が「無料」もしくは、カード決済に比べて「低料率(3%以下)」で利用できるサービスが多い
3.24%の決済手数料が掛かるが、売上情報の一括管理・売上金の入金の一本化など管理が効率化される
それぞれの導入方法について詳しく解説していきます。
【導入方法①】各QRコード決済(スマホ決済)サービスとの直接契約
直接契約とは、各QRコード決済(スマホ決済)サービスとお店が直接契約を行って導入する方法です。
カード決済・電子マネー決済の場合は、コストも手間も大きくなってしまうため、直接契約を行うハードルが高いため、一般的ではありませんでした。
しかし、QRコード決済(スマホ決済)は、各決済サービス(決済ブランド)が独自の管理画面や決済用のアプリを開発しているため、直接契約が可能です。
直接契約を利用するメリット
- QRコード決済(スマホ決済)は、決済代行事業者に比べて決済手数料が安い
QRコード決済(スマホ決済)は直接契約を行うことで「決済手数料が無料」になるなど、決済代行事業者を利用するより、費用が安価で済む場合がほとんどです。
直接契約を利用するデメリット
- 各サービス毎にQRコードを複数設置する必要がある
- 決済サービス毎に管理画面やアプリを使い分ける必要がある
直接契約の場合は、決済サービス毎に契約を行う必要があるため、QRコードを複数設置したり、管理画面が決済サービス毎に分かれてしまうといったデメリットもあります。
この記事で解説した通り、利用者の多い決済サービスや独自のキャンペーン、ポイントサービスなどによって集客アップが見込めるQRコード決済(スマホ決済)のみ導入することをおすすめします。
おすすめのQRコード決済(スマホ決済)サービス
直接契約を行うメリットが大きいQRコード決済(スマホ決済)サービスは、以下のようなものが挙げられます。
上記のサービスは、直接契約を行うことで安価な決済手数料で導入可能です。
とくにQRコード決済(スマホ決済)シェアトップの
【導入方法②】決済代行サービス経由での契約
決済代行サービスとは、お店に代わって決済ブランド側と契約を行い、さまざまな決済ブランドを簡単に導入できるようシステムや周辺機器を提供するサービスです。
カード決済・電子マネー決済を導入する場合、決済に必要な周辺機器やシステム構築をお店側で行う必要があるため、よほど規模が大きい企業以外は、決済代行事業者を利用しての導入が一般的です。
しかし、スマホの普及などにより、導入が容易になったこともあり、
現在では「Airペイ(エアペイ)
決済代行事業者を利用するメリット
- 豊富な種類の決済方法を一括して導入できる
- 申込み手続きから導入後のサポート、入金など窓口を一本化できる
決済代行事業者を利用するメリットは、各決済ブランド側との契約などを一括して請け負ってくれるため、豊富な決済方法を簡単に導入できる点です。
リクルートが提供する「Airペイ(エアペイ)
また、決済情報や売上金の入金、導入後のサポートなど全ての窓口を一本化できるため、決済方法の種類が多くても店舗側の負担が少なく、キャッシュレス対応することができます。
決済代行事業者を利用するデメリット
- QRコード決済(スマホ決済)は直接契約に比べて決済手数料が高い
決済代行サービスは、「QRコード決済(スマホ決済)サービス」と「店舗」間の中間業者として入るため、決済サービスによっては直接契約に比べて決済手数料が高いです。
決済代行サービス経由でQRコード決済(スマホ決済)を利用する際、決済手数料相場は「3.24%」です。
「決済手数料が掛かっても、業務効率を優先したい」
「できるだけ多くのQRコード決済(スマホ決済)に対応したい」
という場合、決済代行サービスを利用すると良いでしょう。
主要QRコード決済(スマホ決済)6社の導入比較
QRコード決済(スマホ決済)の中でも利用者の多い「6社」に絞り、キャッシュレス決済導入のネックとなる「費用負担」と「入金サイクル」に関する4つの項目で比較・解説していきます。
- 【比較①】導入費用
- 【比較②】決済手数料
- 【比較③】対応決済方法
- 【比較④】入金手数料と入金サイクル
ここでは、以下のQRコード決済(スマホ決済)を直接契約して導入する場合の比較となります。












決済代行サービス経由での導入を検討中の方は以下の記事をご覧ください。


それでは、各社の導入費用や決済手数料など、詳しく比較解説していきます。
【比較①】QRコード決済(スマホ決済)の導入費用は無料
QRコード決済(スマホ決済)は、専用の決済端末が不要なため、導入費用はどのサービスも無料です。ただし、『楽天ペイ』のみカード決済に対応する場合はカードリーダー代19,800円が必要です。
サービス | 導入費用 |
---|---|
![]() ![]() | 無料 |
![]() ![]() | 無料 |
![]() ![]() | 無料 |
![]() ![]() | 19,800円~ |
![]() ![]() | 無料 |
![]() ![]() | 無料 |
また、QRコード決済(スマホ決済)の支払い方式によっては、周辺機器の用意が必要です。
QRコード決済(スマホ決済)での支払い方式は、
- お店がQRコードを読み取る「ストアスキャン方式」
- ユーザーがQRコードを読み取る「ユーザースキャン方式」
上記、2種類。
「ストアスキャン方式」は、お客が提示したQRコードを読み取るスマホかタブレットが必要です。
「ユーザースキャン方式」は、店舗に設置しているQRコードをお客が読み取る形で決済を行います。
「ユーザースキャン方式」の場合、QRコードの設置をするだけなので、決済用の端末の用意は不要です。
導入費用をかけたくない場合は、「ユーザースキャン方式」を選ぶと良いでしょう。
【比較②】決済手数料で比較~一部のQRコード決済(スマホ決済)は無料~
キャッシュレス決済を導入する上で、店舗側のネックとなるのが「決済手数料」。
多くのQRコード決済(スマホ決済)は、期間限定ながら決済手数料が無料で利用できます。
サービス | 決済手数料 |
---|---|
![]() ![]() | 1.60~1.98% |
![]() ![]() | 無料 ※2022年10月以降は2.6% ※auPAY以外は3.25% |
![]() ![]() | 無料 ※d払いは2021年9月末まで無料/以降は2.6%(税別) ※メルペイは2.6%(税別) |
![]() ![]() | 3.24% |
![]() ![]() | 無料 ※2021年9月末まで |
![]() ![]() | 2.6% |
決済手数料が無料になるのは、各決済サービスと直接契約を行った場合のみ対象です。
「Airペイ(エアペイ)
私の知人のお店では、カード決済・電子マネー・QRコード決済全てに対応している「Airペイ(エアペイ)
ただし、「QRコード決済(スマホ決済)導入のデメリット」でも解説した通り、直接契約の場合、管理画面やQRコードが分かれてしまうため、導入する決済サービスが多いほど、管理が大変になります。
まずは、QRコード決済(スマホ決済)シェアトップの「
契約先が違うだけで、経費を削減できるので、上手く使い分けてみてください。
【比較③】対応決済方法で比較~提携しているQRコード決済(スマホ決済)も併せて導入可能~
提携先を含めた各QR決済サービスの対応決済方法と決済手数料は、以下の通り。
サービス | 対応決済の種類 | 決済ブランド |
---|---|---|
![]() ![]() | 全9種 | ![]() ![]() 決済手数料1.98% ![]() ![]() 決済手数料1.98% ![]() ![]() 決済手数料1.98% |
![]() ![]() | 全3種 | ![]() ![]() 決済手数料2.60% ![]() ![]() 決済手数料3.24% ![]() ![]() 決済手数料3.24% |
![]() ![]() | 全2種 | ![]() ![]() 決済手数料無料 ![]() ![]() 決済手数料2.6% |
![]() ![]() | 全2種 | ![]() ![]() 決済手数料3.24% ![]() ![]() 決済手数料3.24% |
![]() ![]() | 全3種 | ![]() ![]() 決済手数料無料 ![]() ![]() 決済手数料無料 ![]() ![]() 決済手数料無料 |
![]() ![]() | 全2種 | ![]() ![]() 決済手数料無料 ![]() ![]() 決済手数料2.6% |
提携先のQRコード決済(スマホ決済)は、
- 決済手数料が有料であることが多い
- 外国人向けのQRコード決済(スマホ決済)が多い
- 後から追加申し込みすることもできる
といった理由から導入しないという選択も可能です。
※ただし、「d払い」と「メルペイ」に関しては、どちらか一方のみ導入はできません。
こうした点を加味した上で提携しているQRコード決済(スマホ決済)も併せて申し込みをするか、判断すると良いでしょう。
【比較④】売上金の入金手数料と入金サイクル
各サービスで決済を行った売上金は、指定口座に振り込まれます。
入金手数料
どのQRコード決済(スマホ決済)サービスも入金手数料は「無料」です。
サービス | 入金手数料 |
---|---|
![]() ![]() | 無料 |
![]() ![]() | 無料 |
![]() ![]() | 無料 |
![]() ![]() | 楽天銀行は無料 ※他行は1回辺り330円 |
![]() ![]() | 無料 |
![]() ![]() | 無料 |
ただし、「PAYPAY」と「楽天ペイ」は、提携金融機関のみ「無料」です。
- PAYPAY⇒
PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行) - 楽天ペイ⇒楽天銀行
指定口座は導入後に管理画面上から変更可能なので、入金手数料が気になる場合は、決済サービスの申し込みと口座開設を併せて行うことをおすすめします。
入金サイクル
サービス | 入金手数料 |
---|---|
![]() ![]() | 月1回 |
![]() ![]() | 月1回or月2回 ※自由に選択可能 ※振込額が1万円未満の場合、次回の精算に繰り越し |
![]() ![]() | 月2回 |
![]() ![]() | 楽天銀行は翌日入金 ※他行は月1回 |
![]() ![]() | 月1回 |
![]() ![]() | 月2回 |
「PAYPAY」と「auPAY」は、申し込み時に入金サイクルを選択することができます。
入金回数は「PAYPAY」と「楽天ペイ」がもっとも多く、売上金の入金先を提携先の銀行に指定した場合、売上金額を問わず翌日入金されます。
他行の場合でも、翌日~翌々営業日と短いサイクルを選択することができますが、1回の入金毎に入金手数料が掛かってしまう点がデメリットです。
「auPay」「d払い」「メルペイ」「LINEPAY」は入金回数自体に差はないものの、締め日が異なるため、決済から入金までのスピードに違いがあります。
締め日から15日で入金される「d払い」に対して、「auPAY」は30日ほど掛かってしまいます。
キャッシュフローに不安があるお店は、まずは「PayPay(ペイペイ)」を導入してみてはいかがでしょうか。
PayPayとauPayは早期振込サービスあり
「売上金をすぐに振り込んでほしい」
といった場合には、入金サイクルを待たずに売上金の振込依頼ができる早期振込サービスを利用することができます。
このサービスに対応しているのは、「
ただし、「
QRコード決済(スマホ決済)各社の導入情報 早見表
PayPay 基本情報 早見表
- 導入費用
- 無料
- 決済手数料
- 1.60~1.98%
- 月額固定費
- 無料 ※月額プラン加入時は1980円(税別)/月
- 入金手数料
- 無料
- 入金サイクル
- 月1回
- その他手数料
- なし
- 審査期間
- 最短1週間







- 価格
- 無料
- タイプ
- QRコード
- 必要周辺機器
- なし
- 対応決済方法
- QRコード決済(ユーザースキャン方式)

- 価格
- 無料
- タイプ
- アプリ
- 必要周辺機器
- スマホまたはタブレット (iOS/android)
- 対応決済方法
- QRコード決済(ストアスキャン方式)
auPAY 基本情報 早見表
- 導入費用
- 無料
- 決済手数料
- 無料
※2022年10月以降は2.6%
※auPAY以外は3.25% - 月額固定費
- 無料
- 入金手数料
- 無料
- 入金サイクル
- 月1回or月2回
※自由に選択可能
※振込額が1万円未満の場合、次回の精算に繰り越し - その他手数料
- 審査期間
- 最短2営業日







- 価格
- 無料
- タイプ
- 必要周辺機器
- なし
- 対応決済方法
- QRコード決済(ユーザースキャン方式)
d払い・メルペイ 基本情報 早見表
- 導入費用
- 無料
- 決済手数料
- 0~2.6%
※最大6ヶ月間、無料 - 月額固定費
- 無料
- 入金手数料
- 無料
※入金額が1万円未満の場合は200円
※1万円未満の場合は繰越可能 - 入金サイクル
- 月2回
- その他手数料
- なし
- 審査期間
- 最短2営業日




楽天ペイ 基本情報 早見表
- 導入費用
- 19,800円~
- 決済手数料
- 3.24%
- 月額固定費
- 無料
- 入金手数料
- 楽天銀行は無料 ※他行は1回辺り330円
- 入金サイクル
- 楽天銀行は翌日入金 ※他行は月1回
- その他手数料
- なし
- 審査期間
- 申込日から2~3週間












- 1回払い
- 対応
- 2回払い
- 非対応
- リボ回払い
- 非対応
- 分割払い
- 非対応
- ボーナス一括払い
- 非対応
- タッチ決済
- 対応





















- 価格
- 19,800円
- タイプ
- モバイル決済端末
- 必要周辺機器
- スマホまたはタブレット (iOS/Android)
- 対応決済方法
- カード決済(ICカード/磁気カード)
- 電子マネー決済

- 価格
- 無料
- タイプ
- QRコード
- 必要周辺機器
- なし
- 対応決済方法
- QRコード決済(ユーザースキャン方式)

- 価格
- 無料
- タイプ
- アプリ
- 必要周辺機器
- スマホまたはタブレット (iOS/Android)
- 対応決済方法
- QRコード決済(ユーザースキャン方式)
LINEPay LINE PAY 基本情報 早見表






【まとめ】QRコード決済(スマホ決済)は併用可能!無料期間を活用してお店の売上・利便性向上を図ろう!
- 決済手数料・導入費用など費用面での店舗負担が少ない
- 間接的にカード決済に対応できる
- 会計業務の効率化・現金保管リスクの軽減
- 売上アップ・集客促進に期待が持てる
以上、店舗向けにQRコード決済(スマホ決済)導入に関して、比較・解説してみました。
キャッシュレス決済の需要は年々拡大しており、店舗ビジネスにおいて対応が当たり前に求められるでしょう。
QRコード決済(スマホ決済)は、導入の上でお店側のネックとなる「決済手数料などの費用負担」が少ないため、これからキャッシュレス決済を導入を検討しているお店にも取り入れやすい決済方法です。
ますは、QRコード決済シェアトップの「
決済代行サービス経由でのQRコード決済(スマホ決済)導入は「stera pack
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