Apple PayとGoogle Payにお店が対応するには?~導入方法と決済手数料について解説~

2021年4月26日キャッシュレス導入(店頭決済)

Viersen, Germany - May 9. 2020: Close up of two isolated mobile phones with payment provider Google and Apple pay logo lettering in jeans pocket

実店舗向けに決済端末を提供する決済代行会社の公式サイト上では、対応決済ブランドの中に「Apple Pay(アップルペイ)」「Google Pay(グーグルペイ)の表記があるものがあります。

Airペイ公式サイト

では、こうしたロゴ表記がない決済端末では、「Apple Pay(アップルペイ)」「Google Pay(グーグルペイ)」決済に対応できないのでしょうか?

結論から言うと「Apple Pay(アップルペイ)」「Google Pay(グーグルペイ)」の表記がなくても決済可能な場合が多いです。

この記事では、「Apple Pay(アップルペイ)」「Google Pay(グーグルペイ)」の決済に対応する方法について、実店舗向けに詳しく解説していきます。

そもそも『Apple Pay』『Google Pay』とは?

「Apple Pay(アップルペイ)」「Google Pay(グーグルペイ)」は、様々なキャッシュレス決済をアプリ上で管理し、「街のお店の決済端末にスマホをかざすことで決済」できたり、「オンライン決済時に利用」できる電子ウォレットサービスです。

クレジットカードを「Apple Pay(アップルペイ)」「Google Pay(グーグルペイ)」に登録することで、「Suica」など各サービスが対応している電子マネーの残高チャージ・決済を行うことができます。

これまでも各電子マネーがスマホ向けの決済アプリを提供しておりましたが、電子マネー毎にアプリをインストールして利用する必要がありました。

「Apple Pay(アップルペイ)」「Google Pay(グーグルペイ)」では、各電子マネーの「チャージ」や「残高・利用履歴の確認」を一まとめにできるため、非常に便利です。

Google Payアプリトップ画面
決済方法毎の利用履歴の確認も可能

つまり、「Apple Pay(アップルペイ)」「Google Pay(グーグルペイ)」は、スマホを財布のように使うことができるサービスです。

『Apple Pay』『Google Pay』決済にお店が対応する方法は?

通常、お店がキャッシュレス決済に対応する場合、各決済ブランドと加盟店契約を交わす必要があります。

しかし、「Apple Pay(アップルペイ)」「Google Pay(グーグルペイ)」は、様々なキャッシュレス決済をまとめる電子ウォレットサービスなので、「Apple」「Google」と加盟店契約を行う必要はありません

「Apple Pay(アップルペイ)」「Google Pay(グーグルペイ)」、各サービスで利用可能な決済ブランドと加盟店契約を行うことで決済が可能になります。

「Apple Pay(アップルペイ)」「Google Pay(グーグルペイ)」それぞれで利用可能な決済ブランドは以下の通りです。

  • Applepay
  • Suica
    PASMO
    QUICPay
    iD
    Mastercardコンタクトレス
    JCBContactless
    AmericanExpressContactless
  • GooglePay
  • Suica
    楽天Edy
    nanaco
    WAON
    QUICPay
    iD
    VISAタッチ決済

上述の決済ブランドと個別に加盟店契約を行うのは、手間と時間、コストが非常に掛かるため、決済代行会社を利用することが一般的です。

決済代行会社は、各決済ブランドとお店の加盟店契約を仲介し、決済端末や決済システムを提供する会社です。

お店は決済代行会社を利用することで、各決済ブランドの一括窓口として機能してくれるため、簡単にキャッシュレス決済を導入することが可能です。

『Apple Pay』『Google Pay』に対応できるおすすめの決済端末は?

それでは、「Apple Pay」「Google Pay」で利用可能な決済方法にお店が対応する上で、おすすめの決済サービスを2つご紹介します。

株式会社JMSの『VEGA3000』

VEGA3000』は、「液晶タッチパネル」と「カードリーダー」、「レシートプリンター一体型のマルチ決済端末

クレジットカード決済・電子マネー決済、全44種に対応しております。

公式サイト上では、「Apple Pay(アップルペイ)」「Google Pay(グーグルペイ)」両方のロゴ表記されており、各サービスが対応している全ての決済ブランドの決済を行うことができます

また、株式会社JMSが提供する『VEGA3000』は、導入費用が無料です。

VEGA3000』は、これ1台でキャッシュレス対応できるよう設計されていることから価格が高く、他社相場では約60000円と高額です。

株式会社JMSでは、『VEGA3000』を無料提供するだけでなく、売上の入金手数料や月額維持費など全て無料、導入から運用まで店舗が負担するのは「決済手数料(3.24~3.74%)」のみです。

「Apple Pay(アップルペイ)」「Google Pay(グーグルペイ)」のみならず、国内主要のキャッシュレス決済に費用負担なく、対応できるので非常におすすめの決済端末です。

リクルートの『Airペイ(エアペイ)』

Airペイ(エアペイ)』は、「iPadまたはiPhone」「専用のカードリーダー」をBluetooth接続して使うモバイル決済端末

クレジットカード決済・電子マネー決済・QRコード決済、全32種に対応しております。

「Apple Pay(アップルペイ)」で使える決済ブランドには全て対応しているものの、「Google Pay(グーグルペイ)」で使える「waon」「nanaco」「楽天EDY」には対応しておりません

電子マネー決済に関する対応ブランド数では「VEGA3000」に劣りますが、近年急激にシェアを拡大しているQRコード決済にも対応しております。

また、現在実施中の「0円スタートキャンペーン では、「カードリーダー」を無料提供しているため、iPadまたはiPhoneを店舗側で用意すれば利用可能です。

全ての決済方法の対応ブランド数では、国内の決済代行会社が提供する決済端末の中でも最多であることから多くのお店で導入されております。

決済代行会社の公式サイト上で『Apple Pay』『Google Pay』対応の表記の有無の違いは?

冒頭でも書いた通り、決済代行会社の公式サイトを見ると、「Apple Pay(アップルペイ)」「Google Pay(グーグルペイ)」対応の表記が「あるもの」と「ないもの」があります。

この違いは、「Apple Pay(アップルペイ)」「Google Pay(グーグルペイ)それぞれのサービスで使える全ての決済ブランド(決済方法)に対応しているか、という点です。

例えば、『Airペイ(エアペイ)』の公式サイトでは、「Apple Pay(アップルペイ)」の表記はあるものの、「Google Pay(グーグルペイ)」の表記がありません。

「Google Pay(グーグルペイ)」のロゴ表記がないのかというと、「Google Pay(グーグルペイ)」で使える全ての決済ブランドに対応していないからです。

Airペイ(エアペイ)』は、「waon」「nanaco」「楽天EDY」には対応しておりません。

「Google Pay(グーグルペイ)」対応と表記してしまうと、「Google Pay(グーグルペイ)」で使える「waon」「nanaco」「楽天EDY」の決済もできると誤解を招いてしまうため、公式サイト上で対応の表記がないわけです。

「Google Pay(グーグルペイ)」に対応していないわけではなく、決済端末が対応している決済ブランドであれば、「Google Pay(グーグルペイ)」であっても問題なく決済可能です。
(例.Google Payに設定したiDやQUICPay、SuicaなどAirペイが対応している決済ブランドの決済は可能))

『Apple Pay』『Google Pay』利用時のお店負担の決済手数料はいくら?

「Apple Pay(アップルペイ)」「Google Pay(グーグルペイ)」のみならず、キャッシュレス決済は基本的に、決済額に応じた決済手数料を店舗が負担する必要があります。

「Apple Pay(アップルペイ)」「Google Pay(グーグルペイ)」の決済手数料は、店舗が契約する決済会社によりますが、「3.24~3.74%」が相場です。

また、当記事でご紹介した『VEGA3000』『Airペイ(エアペイ)』の公式サイトでは、

  • 「Suicaの決済手数料が3.24%」
  • 「Apple Pay(アップルペイ)の決済手数料が3.74%」

といった形で表記されております。

株式会社JMS提供の「VEGA3000」公式サイト
「Airペイ(エアペイ)」公式サイト

上述の表記だと「Apple Pay(アップルペイ)に設定したSuica」で決済した場合の決済手数料は「3.74%」と思いますが、決済手数料は「3.24%」が適用されます。

つまり、「Apple Pay(アップルペイ)」「Google Pay(グーグルペイ)」の決済手数料は一律「3.74%」ではなく、決済ブランド毎の決済手数料が適用されます。

まとめ

以上、「Apple Pay(アップルペイ)」「Google Pay(グーグルペイ)」にお店が対応する方法について解説してみました。

「Apple Pay(アップルペイ)」「Google Pay(グーグルペイ)」は、スマホ1台で電子マネー決済を始めとした様々なキャッシュレス決済を管理・決済できるため、若者を中心に利用者が増えているサービスです。

「Apple Pay(アップルペイ)」「Google Pay(グーグルペイ)」で使える決済ブランドに対応しておくことで、お店の利便性向上に繋がり、集客・売上げアップに期待が持てるでしょう。