この記事では決済サービス『Square(スクエア)』のキャンペーンをテーマに、現在実施中のキャンペーンとその使い方、注意点まで解説します。
また、決済端末が無料提供されるキャンペーンの実施や、「Square Terminal(スクエアターミナル)」のキャンペーン、他社サービスと比較して『Square(スクエア)』はどのくらいお得なのか、併せて解説していきます。
お得に『Square(スクエア)』を導入したい方はぜひ最後までご覧ください。
現在、Square(スクエア)ではキャンペーンの実施はなし!次回の開催は?
直近開催のキャンペーンは、9月20日(水)~10月3日(火)の2週間限定で、対象の決済端末が20%OFFで購入できるというものでした。
20%OFF対象の決済端末
Square Reader スクエア リーダー ![]() | 購入時にクーポンコード「SUMMERSALE23」を入力で 通常価格4,980円⇛3,980円 | 販売ページはこちら |
Square Stand スクエア スタンド ![]() | 購入時にクーポンコード「SUMMERSALE23」を入力で 通常価格¥29,980円⇛23,900円 | 販売ページはこちら |
「Square Reader」の定価は4,980円でお手軽ですが、キャンペーン期間中は1,000円OFFとなり、驚きの3,980円で購入できました。
なお、次回のキャンペーン実施は現在未定です。
キャンペーンのタイミングを狙って端末を購入したい方で、Androidスマホをお持ちの場合は、専用端末不要で決済できる「Tap to Pay」の利用がおすすめです。

Square(スクエア)製品はAmazonでもお得に購入できる!
『Square(スクエア)』では、製品や時期によっては、Square公式オンラインストアよりもAmazonのほうが安く販売されていることがあります。以下に、2023年9月21日から過去3ヶ月間のSquare製品の価格変動グラフをまとめました。

「Square Stand(スクエアスタンド)」は、Square公式オンラインストアよりAmazonの方が安く販売されている時期が多いです。

「Square Terminal(スクエアターミナル)」は、定価値下げ前はSquare公式オンラインストアの方が安く、値下げ以降はAmazonの方が若干安い時期があります。なお、定価値下げはAmazonでは8月20日から先行して行われていました。

「Square Reader(スクエアリーダー)」は、基本的にSquare公式オンラインストアの方がお得です。4,018円まで値下げされている時期は、現在実施している20%OFFキャンペーンによるもので、Square公式オンラインストアでは3,980円で購入できます。
Amazonプライムデーやブラックフライデーなど、大型セール時には、Square公式オンラインストアでの割引がないタイミングでも、定価より安く販売されていることがあります。
さらに、AmazonでSquare製品を購入するメリットは価格だけではありません。Square公式オンラインストアでは、注文から2~3営業日以内に発送されますが、Amazonプライム会員なら最短翌日に商品を受け取ることができます。
Square製品の購入を検討している方は、AmazonのSquare販売ページも併せてチェックしてみてください。
Square Terminal(スクエアターミナル)のキャンペーンはある?
「Square Terminal(スクエアターミナル)」に関するキャンペーンの実施はありません。前回の20%OFFキャンペーンにおいても、割引の対象外でした。
これは、2023年8月30日に「Square Terminal(スクエアターミナル)」の定価が46,800円から39,800円に値下げされたばかりなのが理由でしょう。
一見、他のSquare製品と比べて高く感じられる「Square Terminal(スクエアターミナル)」ですが、モバイル端末(スマホまたはタブレット)やプリンターがない場合には、非常にコスパが高いです。
「Square Reader(スクエアリーダー)」と「iPad」「プリンター」を新規購入する場合との比較を見てみましょう。
製品 | Square Terminal 39,800円 | Square Reader 4,980円 |
---|---|---|
![]() | ![]() | |
周辺機器 | なし | iPad(第9世代)…49,800円 プリンター…49,800円 ※プリンターは無くても利用可 |
合計 | 39,800円 | 104,580円 |
上述の通り、iPadやプリンターを新品で新規購入すると、結構な費用が掛かります。
モバイル端末は、手持ちのスマホを使用するか、中古を購入すればコストを抑えられますが、レシートプリンターは、据え置き型で約5万円、モバイル型で約2万円と、意外にも値が張ります。
「Square Terminal(スクエアターミナル)」は1台でキャッシュレス決済機能を持つPOSレジとして使用できるため、周辺機器を新規で買い揃える場合、レジカウンターの導入費用を大幅に削減できます。

決済端末無料キャンペーンは2020年を最後に実施なし
『Square(スクエア)』では、過去に「Square Reader(スクエアリーダー)」と「Square Reader専用ドック」の2点を無料提供するキャンペーンを実施していました。
このキャンペーンは、2019年10月から2020年6月の間、政府主導の「キャッシュレス・消費者還元事業」と、新型コロナウイルスの影響を受けて実施されたものです。
キャッシュレス・消費者還元事業とは?
2019年10月1日の消費税率引上げに伴い、需要平準化対策として、キャッシュレス対応による生産性向上や消費者の利便性向上の観点も含め、消費税率引上げ後の9か月間に限り、中小・小規模事業者によるキャッシュレス手段を使ったポイント還元を支援する事業です。
経産省:キャッシュレス・ポイント還元事業
しかし、2020年7月4日を最後に「決済端末を無料提供するキャンペーン」の実施はなく、それ以降再開されたことは一度もありません。
3年以上経過した今でもキャンペーンの再開は見られず、今後も「決済端末を無料提供するキャンペーン」が実施される可能性は低いでしょう。
つまり、現在実施している20%割引キャンペーンを利用することが、最もお得に『Square(スクエア)』を導入できるタイミングとなります。
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また、2023年9月6日には、Androidスマホそのものを決済端末とする「Tap to Pay」という新サービスも開始したため、決済端末は必ずしも購入する必要はなくなりました。

【他社のキャンペーン比較】Square(スクエア)はお得?
現在でも、他社サービスでは決済端末を無料提供しているものも少なくありません。
これらのサービスは、初期費用を抑えられる反面、長期的に見れば、『Square(スクエア)』よりトータルコストが高くなる可能性があります。
その理由は、無料提供される決済端末の保証期間が6ヶ月~1年で、以降は故障時の修理・交換が加盟店の負担になるからです。
以下に、決済端末を無料で提供しているサービスの保証期間と交換費用の一覧にまとめました。
決済端末が無料の決済サービス
決済サービス | 端末保証期間 | 端末代 |
---|---|---|
Airペイ![]() ![]() | 6ヶ月間 | 20,167円(税込) |
STORES 決済 (旧:Coiney)![]() ![]() | 1年間 | 19,800円(税込) |
stera pack ![]() ![]() | 期限なく無償修理・交換対応 ※月額3300円のサービス利用料あり | – |
楽天ペイ ![]() | 1年間 | 19,800円(税込) |
『stera pack 』は、サービス利用中は何度でも無料で修理・交換が可能ですが、月額3300円のサービス利用料が発生します。しかし、1年間の月額無料のお試しプランや、VISA・Mastercardを決済手数料2.80%で利用できるため、カード決済の多いお店にはおすすめの決済サービスです。

『stera pack 』を除く決済サービスでは、保証期間終了後の修理・交換には約2万円の費用が発生します。
一方、『Square(スクエア)』は決済端末が4980円と安価なため、長期的な運用を考慮すれば、他社よりもコストを抑えられる可能性が高いです。
さらに、Square製品は、注文から30日以内であれば使用後でも返品が可能で、1年間の保証も付いています。一度、使い勝手を試すこともできる点も魅力的と言えるでしょう。
また、『Airペイ(エアペイ)』など他社サービスは、モバイル端末(スマホとタブレット)と決済端末を一度接続すると、クライアント証明書が登録されます。登録された端末は、加盟店側で変更や解除できません。
Squareでは、このような制限がなく、返品期間終了後も端末を中古市場で販売したり、他の店舗で利用することができます。柔軟性の観点でもSquareが優れていると言えるでしょう。
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【新サービス】Androidスマホだけでカード決済ができる「Tap to Pay」も登場
『Square(スクエア)』では、2023年9月6日から「Tap to Pay on Android」というサービスの提供が始まりました。

これまでも「Squareの決済アプリ」上でカード情報を手入力することで、決済端末不要でカード決済ができました。しかし、会計に時間がかかったり、お客様によっては抵抗感を感じるなど、デメリットも多く実用的とは言えませんでした。

「Tap to Pay on Android」なら、お店のAndroidスマホにカードをかざすだけで、スムーズかつ、会計スタッフがカード情報に触れることなく決済ができるようになります。
『Square(スクエア)』に興味があるけど、決済端末のコストが気になる方は、「Tap to Pay on Android」で試してみてはいかがでしょうか?
詳しい使い方は以下の記事で、デメリットや注意点を含めて解説しています。興味がある方はこちらをご覧ください。

まとめ
- 現在、Square(スクエア)ではキャンペーンの開催はなし
- Square製品や時期によっては、Amazonでもお得に購入できることがある
- Square Terminalに関するキャンペーンはないが、2023年8月30日に定価が39800円に値下げ
- 決済端末無料キャンペーンは3年以上実施がなく、今後も期待できない
- 長期的な目線では導入無料の他社サービスよりコストを抑えられる
以上、『Square(スクエア)』のキャンペーンをテーマに解説しました。
『Square(スクエア)』では、決済端末を無料提供するキャンペーンの実施はないものの、端末自体が安く、導入費用の負担は少ないです。
むしろ、電子機器である決済端末は、いずれ故障する可能性があり、長期的な運用を考慮するとコストを抑えることができるでしょう。
また、決済端末不要で使える「Tap to Pay」の登場により、必ずしも決済端末を購入する必要もなくなり、導入のハードルがまた一つ下がりました。
『Square(スクエア)』の審査は最短15分ほどで完了し、書類提出不要で進められるため、興味がある方は以下からアカウント開設をして、実際に使ってみてください。
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