stera pack(ステラパック)とは?導入費用や決済手数料、特徴まで徹底解説!

stera pack 基本情報 早見表
- 導入費用
- 無料
- 決済手数料
- 2.70~3.74%
- 月額固定費
- 3,300円/月 ※お試しプランは1年間無料
- 入金手数料
- 三井住友銀行は無料
※他行は1回辺り220円(税込) - 入金サイクル
- 月2回or月6回 ※一部の業種・取り扱い商材は月2回
- その他手数料
- なし
- 審査期間
- 申し込みから1.5~2ヶ月
- 常時、決済端末を無料提供
- アプリ対応のマルチ決済端末「stera terminal」を1店舗につき、1台まで無料提供!決済手数料は「2.80%~」と業界最安のため、カード決済の利用額が大きいお店におすすめです。
- 実施期間:なし
- 月額費用3300円が1年無料で使える『お試しプラン』
- 月額費用3300円が1年間無料で導入可能。2023年3月末までの申し込みならいつ解約しても違約金なし。
- 実施期間:終了未定
- 2023年3月末までの新規契約ならいつでも解約OK!
- 通常、3年以内の解約時は利用期間に応じて、最大88,000円の違約金が発生しますが、2022年6月1日~2023年3月末までに新規契約した場合に限り、違約金が全額免除されます。期間内であれば実質的に契約の縛りがなくなり、いつでも解約可能です。
- 実施期間:2022年6月1日~2023年3月末まで







- 1回払い
- 対応
- 2回払い
- 対応
- リボ回払い
- 対応
- 分割払い
- 対応
- ボーナス一括払い
- 対応
- タッチ決済
- 対応























(中国)

(香港)

(中国)

(韓国)

(中国)

(マレーシア)

(シンガポール)

(フィリピン)

- 価格
- 無料※通常価格:無料
- タイプ
- オールインワン決済端末
- 必要周辺機器
- なし
- レシートプリンター
- 端末に内蔵
- 対応決済方法
- カード決済(ICカード/磁気カード/タッチ決済)
- 電子マネー決済
- QRコード決済(ストアスキャン方式)
目次
- 1 stera pack(ステラパック)とはどんなサービス?
- 2 提供事業者は「SMBC GMO PAYMENT 株式会社」
- 3 stera pack(ステラパック)の2つの料金プラン~プランの違いと選び方とは?~
- 4 契約期間は3年間※ただし、今なら違約金・解約金はなし!いつでも解約OK
- 5 【決済方法は全39種】クレジットカード・電子マネー・QRコード決済に対応
- 6 決済端末「stera terminal(ステラターミナル)」の仕様を徹底解剖!
- 7 連携可能なPOSレジシステム
- 8 stera pack(ステラパック)の入金サイクルは「月2回」または「月6回」
- 9 サポートは電話またはメールで対応!メールなら365日24時間受付
- 10 stera pack(ステラパック)の申し込み対象となる業種・サービス
- 11 stera pack(ステラパック)の導入手順~申し込みから審査・導入までの流れ~
- 12 stera pack(ステラパック)のデメリット~申込み前に知っておくべき注意点~
- 13 stera pack(ステラパック)は結局のところ、安いの?高いの?
- 14 【まとめ】stera packはこんなお店におすすめ
stera pack(ステラパック)とはどんなサービス?
『stera pack
(ステラパック)』は、全39種のキャッシュレス決済に対応できる店舗向け決済サービスです。

決済処理は、導入時に無料提供される決済端末「stera terminal(ステラターミナル)」で行い、「クレジットカード決済」「電子マネー決済」「QRコード決済」全てに対応しております。

「stera terminal(ステラターミナル)」は、キャッシュレス決済対応だけでなく、集客や店舗運営に必要なアプリを利用することができる高性能端末です。
大手企業にも採用されており、2021年4月には、長い間、キャッシュレス決済に対応してこなかったイタリアンレストランの「サイゼリヤ」の全店舗に導入されました。
提供事業者は「SMBC GMO PAYMENT 株式会社」

「SMBC GMO PAYMENT 株式会社」は、2015年11月に、三井住友銀行とGMOペイメントゲートウェイにより設立された合弁会社です。
2021年4月以降は、SMBCグループにおけるキャッシュレス決済戦略の強化を目的に、三井住友カードの連結子会社として、新体制で運営されております。
3大メガバンクの一角を占める「三井住友銀行」と、オンライン決済を始めとした様々な決済サービスを提供する「GMOペイメントゲートウェイ」が提供する『stera pack
(ステラパック)』は、安心と信頼性の高い決済端末と言えます。
stera pack(ステラパック)の2つの料金プラン~プランの違いと選び方とは?~
『stera pack
(ステラパック)』は、料金形態の異なる2つのプランを提供しております。
- お試しプラン…月額費用(3300円/月)が1年間無料で使えるお試しプラン
- スタンダードプラン…月額費用(3300円/月)が掛かる代わりに決済手数料がお得に使える通常プラン
プラン別の料金詳細は以下の通り。
お試しプラン | スタンダードプラン |
---|---|
無料 | |
1年間無料 ※2年目以降はスタンダードプランに移行 |
3300円/月 |
3.25~3.74% |
|
|
|
|
|
故障時は何度でも無料交換 ※故意・過失がない場合のみ |
どちらのプランも初期費用は無料で導入できるため、個人事業者や中小企業でも導入しやすいです。
『スタンダードプラン』におけるVISA、Mastercardの決済手数料2.80%は、他社端末と比較するとその安さがわかります。
VISA、Mastercardの決済手数料 | |
---|---|
stera pack
![]() |
2.80% |
Square |
3.25% |
STORES 決済 (旧:Coiney)![]() |
3.24% |
スマレジ・PAYGATE
![]() |
3.24%~ |
Airペイ![]() |
3.24% |
楽天ペイ | 3.24% |
ただし、『スタンダードプラン』は月額費用3300円/月がかかってしまうため、毎月の決済額が少ない店舗の場合、割高になってしまいます。
『stera pack
(ステラパック)』の『スタンダードプラン』の方がお得に使えるお店の条件は、
- 毎月のVISA/Mastercardの決済額が平均75万円以上ある
- 年間のVISA/Mastercardの決済額が年間900万円以上ある
上記のいずれかに該当する場合です。
しかし、初めてキャッシュレス決済を導入するお店の場合、決済金額がいくらかわかりませんよね?
そういった場合には、月額費用が1年間無料の『お試しプラン』がおすすめです。
『お試しプラン』では、初年度のVISA、Mastercardの決済手数料は他社端末と横並びの3.25%ですが、2年目以降は初年度の決済額に応じて2.70~2.90%の決済手数料が適用されます。
また、『スタンダードプラン』ではサービス利用料として月額費用(3000円/月)が掛かりますが、
- 故障しても無料で修理・交換してもらえる
- レシート用のロール紙は何度でも無料で追加発注できる
- デジタル会員証やスタンプカードが作れるアプリが標準搭載
※『お試しプラン』期間中も対象
など導入後のサービスが充実しております。
月額費用が掛からない決済端末は保証期間が限られているものが多く、端末が故障した場合には加盟店側で費用を負担するケースも少なくありません。
このように導入後のアフターサポートも充実しているため、初めてのキャッシュレス決済導入する方でも安心して利用できるサービスです。
契約期間は3年間※ただし、今なら違約金・解約金はなし!いつでも解約OK
『stera pack
(ステラパック)』の契約期間は3年間です。
しかし、2022年6月1日~2023年3月31日の期間に新規契約した方に限り、3年以内に解約する場合でも解約申請から45日以内に決済端末を返却することで、違約金は一切かかりません。
通常であれば、利用期間に応じて最大88,000円の違約金がかかってしまうので、『stera pack
(ステラパック)』の導入を検討している方は2023年3月31日までの申込みをおすすめします。
お試しプランはもちろん、スタンダードプランで申し込みをした場合でも解約金は免除されます。
【決済方法は全39種】クレジットカード・電子マネー・QRコード決済に対応
『stera pack
(ステラパック)』は「全39種」の決済方法に対応可能です。
- クレジットカード決済(全7種)
- 電子マネー決済(全16種)
- QRコード決済(全16種)
決済手数料は、VISA、Mastercardのみ「2.70~3.25%」、その他は決済ブランド毎に「3.25%」「3.74%」のいずれかの料率が適用されます。
決済手数料 | 決済ブランド |
---|---|
2.70~3.25% | ![]() ![]() |
3.25% | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() (中国) ![]() (香港) ![]() (中国) ![]() (韓国) ![]() (中国) ![]() (中国) ![]() (マレーシア) ![]() (シンガポール) ![]() (フィリピン) |
3.74% | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
カード決済の中でも利用者が多いVISA、MasterCardが他社相場(3.24%)より安く、他は横並びといった印象です。
ここからは、VISA/MasterCardの決済手数料の適用条件や、対応可能な決済ブランドを決済方法別に解説していきます。
クレジットカード決済(全7種)の対応ブランドと決済手数料
対応カード決済一覧 |
---|
![]() 決済手数料2.70~3.25% ![]() 決済手数料2.70~3.25% ![]() 決済手数料3.74% ![]() 決済手数料3.74% ![]() 決済手数料3.74% ![]() 決済手数料3.74% ![]() 決済手数料3.25% |
対応しているクレジットカード決済は全7種。
以前は、VISA、MasterCard、銀聯(UNION PAY)を除く、決済ブランドはJCBと個別に申し込む必要がありましたが、現在は一括して申込可能です。
初年度のVISA/MasterCardの決済手数料は料金プランによって異なります。
お試しプラン | スタンダードプラン |
---|---|
3.25% | 2.80% |
前述した通り、『お試しプラン』は月額費用(3300円/月)が無料になる代わりに、初年度の決済手数料が3.25%と高くなります。
2年目以降は前年の決済額に応じて2.70~2.90%となります。
前年の決済額 | 決済手数料 |
---|---|
250万円未満 | 2.90% |
250万~499万9999円 | 2.80% |
500万円以上 | 2.70% |
決済手数料に変動があるのはVISA・MasterCardのみ、他の決済ブランドは一律です。
また、決済方式は、ICカード、磁気カードはもちろん、タッチ決済にも対応しております。




電子マネー決済(全16種)の対応ブランドと決済手数料
対応電子マネー決済一覧 |
---|
![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.74% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料2.70~3.74% ![]() 決済手数料2.70~3.74% |
対応している電子マネー決済は全16種。
国内主要電子マネー決済に全てに対応しております。
決済手数料は一律3.25%、二年目以降も変動はありません。
QRコード決済(全16種)の対応ブランドと決済手数料
対応QRコード決済一覧 |
---|
![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() (中国) 決済手数料3.25% ![]() (香港) 決済手数料3.25% ![]() (中国) 決済手数料3.25% ![]() (韓国) 決済手数料3.25% ![]() (中国) 決済手数料3.25% ![]() (マレーシア) 決済手数料3.25% ![]() (シンガポール) 決済手数料3.25% ![]() (フィリピン) 決済手数料3.25% |
対応しているQRコード決済は全16種。
QRコード決済シェアトップのPayPay、楽天ペイの両方に対応しており、通信キャリア系のd払い、auPAYなど利用者の多い決済方法に対応しております。
また、アジアのQR決済アプリをまとめるサービスである「ALIPAY+(アリペイプラス)」への対応により、アジア各国のQR決済にも対応しております。

決済処理は、お客様が提示したQRコードを読み取る「ストアスキャン方式」で、「stera terminal(ステラターミナル)」に搭載されているカメラで読み取ります。
決済手数料は一律3.25%、二年目以降も変動はありません。
決済端末「stera terminal(ステラターミナル)」の仕様を徹底解剖!
『stera pack
(ステラパック)』の決済処理は、「stera terminal(ステラターミナル)」と呼ばれる決済端末で行います。
ここでは「stera terminal(ステラターミナル)」に搭載されている機能など端末本体の仕様について解説していきます。
2つのタッチパネル搭載のデュアルスクリーン端末
4インチと7インチ、2つのタッチパネルを搭載しているため、端末の向きを変える必要なく、スムーズな決済が可能です。
お客様側は4インチのタッチパネルを搭載しており、暗証番号やサインの入力を行います。また、カードリーダーやQRコードを読み取るカメラが内蔵されているため、スタッフとの接触なく、決済を完了させることができます。

店舗側には7インチの大画面タッチパネルを搭載しております。サイズ感は、6.1インチのiPhone 12より一回り大きく、コンパクトだけど操作がしやすいよう設計されております。

豊富な決済方法に対応できるカードリーダー、読み取りカメラを搭載
種類豊富なキャッシュレス決済は、種類によって決済処理の方法が異なります。
国内主要キャッシュレス決済の全てに対応できるカードリーダー、読み取り専用カメラを搭載しております。




レシートプリンター搭載~ロール紙は無料提供~
「stera terminal(ステラターミナル)」は、紙での明細発行に必要なレシートプリンターを搭載しているため、店舗側でレシートプリンターを別途用意する必要がありません。
据え置き型のレシートプリンターは価格が高いだけでなく、場所を取ってしまいますが、「stera terminal(ステラターミナル)」ならこれ1台でOK。
また、交換用のレシートロール紙の追加発注は何度でも無料です。
最近では、メールやSMSを用いたデジタルレシートに対応した決済端末も少なくありません。しかし、日本では紙でレシートを求められることが一般的なため、レシートプリンターは必須の機能と言っても過言ではありません。
andloid OS採用!アプリで自由にカスタマイズも可
「stera terminal(ステラターミナル)」は、スマホやタブレット向けOS「andloid」を採用しているため、操作性はスマホに近く、誰でもかんたんに使用することができます。
また、アプリをインストールすることで、お店に必要な機能を自由にカスタマイズすることも可能です。

標準搭載アプリ「おみせポケット」は、デジタル会員証やスタンプカード、クーポンの発行など、顧客の囲い込みや再来店促進を行うことができます。
その他にも、POSレジや、飲食店などでお客様のスマホから注文できるセルフオーダーシステムなど様々な業務用アプリが提供されております。
通信方法は「有線LAN」「Wi-Fi」のどちらにも対応
「stera terminal(ステラターミナル)」は、インターネットを通じて、決済処理を行います。
通信環境は、安定性の問題から固定回線である必要があります。
ネットへの接続は「有線LAN」「Wi-Fi」のどちらにも対応しております。
常時電源接続必須のため、持ち運びは不可
「stera terminal(ステラターミナル)」は、レジに設置して使う据え置き型の決済端末です。
そのため、バッテリーを搭載していないため、持ち運びや屋外での使用はできません。
連携可能なPOSレジシステム
『stera pack
(ステラパック)』とPOSレジを連携することで、よりスムーズな決済処理が行なえます。
また、POSレジ上の会計情報がそのまま決済端末に連携されるため、決済額の間違いといった細かいミスを防ぐことが可能です。
以下のPOSレジシステムでは、「stera terminal(ステラターミナル)」用の連携アプリを提供しており、端末本体にインストールすることで連携を進めることができます。






また、上記以外のPOSレジシステムでも個別に連携対応できる場合があるようです。
具体的には、以下のPOSレジシステムが「stera terminal(ステラターミナル)」との連携実績があります。

また、POSレジアプリを直接インストールして「stera terminal(ステラターミナル)」そのものをPOSレジとして利用することができます。この場合、同じ端末上でPOSレジと決済端末、双方の機能が使うことができます。
POSレジ連携機能が気になる方は導入前に確認してみると良いでしょう。
stera pack(ステラパック)の入金サイクルは「月2回」または「月6回」
『stera pack
(ステラパック)』で決済した売上金は後日指定口座に振り込み入金されます。
指定口座が三井住友銀行の場合は入金手数料が無料、それ以外の金融機関の口座は入金1回辺り220円が掛かります。
入金サイクルは月2回または月6回から選択可能です。
具体的には、以下の3つの入金サイクルから選ぶことができます。
- 月6回締め 2営業日後払い
- 月2回締め 2営業日後払い
- 月2回締め 15日後払い
特別な理由がない限りは入金サイクルが最も早い「月6回締め 2営業日後払い」を選ぶべきですが、一部の業種・取り扱い商材は「月2回締め 15日後払い」しか選ぶことができません。
- エステティックサロン
- ネイルサロン
- 不動産
- 旅行業・代理店
- 防犯・防火
- 趣味講座
- 書道・そろばん
- ペット その他
- リラクゼーション
- リフォーム
- スポーツ
- 自動車・バイク その他
- カイロプラクティック・整体
- 住まい その他
- 生花・茶道
- 接骨院
- 美容・ファッション その他
- 塾・予備校
- 武道
- 美容・形成
- 占い・姓名判断
- 保育施設
- マリンスポーツ
- その他医療機関
- 浴場・銭湯
- 資格
- 料理
- あん摩・はり・灸・接骨・柔道整復
- 修理
- 専修学校
- 美容・メイク
- 医療・健康・介護 その他
- 託児施設
- 幼児教育
- カルチャーセンター
- 交通 その他運輸
- 代行・支援サービス
- 音楽
- ヨガ
- くらし その他
- 各種学校
- 文化教育
- 語学
- 教育・習い事 その他
「月6回締め 2営業日後払い」の入金サイクル詳細

※入金日が銀行休行日の場合は翌営業日に入金
「月2回締め 2営業日後払い」の入金サイクル詳細

※入金日が銀行休行日の場合は翌営業日に入金
「月2回締め 15日後払い」の入金サイクル詳細

※入金日が銀行休行日の場合は翌営業日に入金
サポートは電話またはメールで対応!メールなら365日24時間受付
導入後の操作やトラブルなどのサポート窓口は電話とメールの両方で対応しております。
受付方法によって、サポート受付時間が異なります。
- 電話サポート:平日9時~17時30分
- メールサポート:365日24時間受付
メールサポートのみですが、年中無休24時間対応のサポート窓口があるのは嬉しいですね。
stera pack(ステラパック)の申し込み対象となる業種・サービス
事業形態は個人事業主・法人のどちらも対象
導入店舗の事業形態は問わず、法人はもちろん、個人事業主でも導入可能です。
stera pack(ステラパック)は店舗事業者を対象とした決済サービス
『stera pack
(ステラパック)』は、飲食店や美容室など店舗を持つ事業者向けの決済サービスです。
提供される決済端末「stera terminal(ステラターミナル)」は常時電源接続必須のため、タクシー等の移動体では導入できません。
stera pack(ステラパック)の申し込み対象外となる業種・サービスは?
店舗を持つ事業者であっても特定の業種とサービスの提供方法によっては、申込み対象外となります。
申し込み対象外の業種
- 通信販売
- 金券ショップ
- 新聞
- 金融・貸金
- 保険代理店
- 公共料金のお取扱い(水道・ガス・電力等)
- 住まいのクリーニング
- 設計・工事・施工
- 公営ギャンブル
- パチンコ
- 風俗店
- 宗教
申し込み対象外のサービス提供方法
- 商品役務後提供
- 継続的役務提供
- 特定継続的役務提供
回数券やコース、月謝の支払いなど、全ての業種において数ヶ月にわたって対価を受け取ってサービス提供するもの。特定継続的役務提供は、特商法に規定されている7つの業種における継続的役務提供を指します。
つまり、先払いや月謝払いを中心としたサービス提供を行っている場合は、業種を問わず申し込み対象外となってしまいます。
ちなみに、自身の事業が申し込み対象かどうかわからない場合は、一度申込みをしてみてください。
3営業日程度で申し込みの可否の連絡がメールで通知されます。
stera pack(ステラパック)の導入手順~申し込みから審査・導入までの流れ~
申込みから導入までの流れは以下の通りです。
- 【STEP1】仮申込
- 【STEP2】本申込
- 【STEP3】審査
- 【STEP4】端末配送
- 【STEP5】端末受け取り・初期設定
申込みから導入まで1.5~2ヶ月ほど、時間が掛かります。
本申込の際に、以下の書類の提出が求められるので、事前に用意しておくとスムーズです。
- 履歴事項全部証明書(法人のみ)
- 本人確認書類(個人事業主のみ)
- 各種許可証(指定業種のみ)
業種 | ご提出書類 |
---|---|
処方箋・ドラッグストア | 薬局開設許可証 または 店舗販売業許可証 |
メガネ・コンタクトレンズ・補聴器 | 高度管理医療機器等販売業・貸与業許可証 |
化粧品・メイク用品 | 化粧品製造販売業許可証 |
リサイクルショップ・買取専門店・古本屋・中古CD、DVD、レコード販売・骨董・古美術品 | 古物商許可証 |
ホテル・旅館・ペンション | 旅館業の営業許可 |
旅行代理店 | 旅行業法に基づく登録証 または 旅行業者代理業登録票 |
施術所(鍼灸/接骨/整骨院/治療院) | 施術所の開設届 |
医院・診療所・歯科・美容クリニック・美容外科・総合病院 | 病院開設許可証 または 診療所開設許可証 または 診療所の開設届 |
動物病院 | 診療施設の開設に関する届け出 |
幼稚園 | 学校設置認可 |
保育園 | 保育所設置認可 または 認可外保育施設設置届 |
学童保育所 | 放課後児童健全育成事業開始届 |
導入までに時間は掛かるため、すぐにカード決済に対応したい場合は、以下の他社サービスを併用すると良いでしょう。
- Square(スクエア)
…最短即日からカード決済の導入が可能
- STORES 決済 (旧:Coiney)
…カード決済の審査は最短2営業日
stera pack(ステラパック)のデメリット~申込み前に知っておくべき注意点~
『stera pack
(ステラパック)』は、業界最安水準の決済手数料で高機能な端末を無料で導入可能できるため、非常に魅力的です。
そんな『stera pack
(ステラパック)』ですが、導入前に知っておくべき注意点・デメリットがいくつかあります。
具体的には以下の3点。
- 月額費用が掛かる
- 契約期間に縛りがある
- 導入までに1.5~2ヶ月かかる
それでは一つずつ解説していきます。
月額費用が掛かる
『stera pack
(ステラパック)』は、サービス利用料として毎月3300円(税込)の月額費用が掛かります。
VISA、MasterCardの決済手数料は2.80%と他社相場(3.24%)と比べても低いですが、毎月の決済額が少ないお店では月額費用分、コストが高くなってしまうので注意が必要です。
ただし、現在『stera pack
(ステラパック)』では1年間月額費用が無料で使える『お試しプラン』を提供しております。
このプランは「初めてキャッシュレス決済を導入するお店」や「高機能なマルチ決済端末を試してみたい方」に向けて、VISA、Mastercardの決済手数料が3.25%と少し高くなってしまう代わりに、月額費用が無料で使えるというもの。
また、詳しくはこの後解説しますが、2023年3月末までに新規契約した場合は、解約金・違約金が免除されるので、気に入らなければいつでも解約可能です。
3年以内に辞める場合は解約金が発生する
『stera pack
(ステラパック)』は、本申込月の翌月から3年以内に解約する場合、最大88000円の解約金が発生します。
ただし、2022年6月1日~2023年3月31日の期間に新規契約した場合、3年以内に解約しても解約金が免除されます。
契約期間 | 2022年6月1日~2023年3月31日の新規契約時 | 通常時 |
---|---|---|
本申込~13ヶ月目以内 | 0円 | 88,000円 |
14ヶ月目~ 25 ヶ月目以内 | 66,000円 | |
26ヶ月目~ 37 ヶ月目以内 | 44,000円 | |
38ヶ月目以降 | 0円 |
解約金の免除期間以外だと、向こう3年間はしっかりと使い続ける覚悟が必要ですが、今ならいつでも解約できるので申込みのハードルが非常に低いです。
初めてのキャッシュレス導入の方は、前述した『お試しプラン』と併せて、契約の縛りが実質的にない今こそ導入のチャンスです。
導入までに1.5~2ヶ月かかる
『stera pack
(ステラパック)』は申込みから利用開始までに1.5~2ヶ月程度かかります。
これは対応可能な決済ブランドの種類が多いことが主な原因ですが、『Square(スクエア)』など他社サービスでは審査を段階分けすることで、最短当日から導入できるもの存在します。
『stera pack
(ステラパック)』の場合、全39種全ての決済ブランドの審査完了後に決済端末が配送されます。
一方、『Square(スクエア)』など導入スピードが早いものでは、VISA/MasterCardの審査に通過すれば利用可能となり、残りの決済ブランドは審査が完了したものから順次決済が可能になります。
導入スピードが早い決済サービスは、
- Square(スクエア)
…最短即日
- STORES 決済 (旧:Coiney)
…最短7日~
上述のようなものが挙げられます。
とくにSquare(スクエア)は、審査スピードが郡を抜いて早く、僕が過去に申込をした際には申込から15分ほどで審査が完了しました。
1日でも早く導入したい方は、他社サービスの利用がおすすめです。
stera pack(ステラパック)は結局のところ、安いの?高いの?
『stera pack
(ステラパック)』は、VISA、MasterCardの決済手数料が2.8%と他社相場より安価ですが、毎月3300円のサービス利用料が掛かります。
料金が高いか安いかは、毎月の決済額次第です。
ここでは、VISA/MasterCardの決済額がいくらあればお得なのか解説していきます。
【結論】VISA/MasterCardの決済額が毎月75万円以上ある場合はお得
まず、店舗向け決済サービスの多くでは、VISA、MasterCardの決済手数料は3.24%が相場です。
『stera pack
(ステラパック)』は、VISA、MasterCardの決済手数料2.80%、毎月3300円のサービス利用料が掛かります。
上述の条件から計算してみると以下の通り。
VISA、MasterCardの決済額が75万円を境に、決済手数料が安い『stera pack
(ステラパック)』の方が毎月の費用はお得になることがわかりました。
決済額 | stera pack(決済手数料2.80%) | 他社サービス(決済手数料3.24%) |
---|---|---|
25万円 | 7000円(決済手数料)+3300円(月額費用)=10300円 | 8100円(決済手数料) |
50万円 | 14000円(決済手数料)+3300円(月額費用)=17300円 | 16200円(決済手数料) |
75万円 | 21000円(決済手数料)+3300円(月額費用)=24300円 | 24300円(決済手数料) |
100万円 | 28000円(決済手数料)+3300円(月額費用)=31300円 | 32400円(決済手数料) |
125万円 | 35000円(決済手数料)+3300円(月額費用)=38300円 | 40500円(決済手数料) |
ここでは毎月で計算しておりますが、飲食店のような繁忙期と閑散期がはっきりしている業種など、月によって決済額に大きく違いが出る場合は、年間の決済額で計算してみると良いでしょう(75万円×12ヶ月=年間でVISA・MasterCardの決済額900万円以上の場合は、stera packがお得)。
VISA/MasterCardの決済額が毎月75万円未満のお店におすすめの決済サービスは?
「既にカード決済を導入しているけど、毎月の決済額が75万円を超えない」
上記のようなお店には『stera pack
(ステラパック)』をおすすめできません。
月額費用を加味した決済手数料が割高になってしまうだけでなく、3年間の契約の縛りがあるためです。
しかし、現在『stera pack
(ステラパック)』では1年の間、月額費用が無料で使える『お試しプラン』を提供しており、3年以内の解約時でも違約金が免除されます。
そのため、「毎月のVISA、Mastercardの決済額がいくらになるのかわからないけど、試してみたい」という場合は、3年以内の解約でも違約金が免除される2023年3月末までの申込みをおすすめします。
ただし、導入まで申込から約1ヶ月以上、時間が掛かってしまいます。導入を急いでいる方は『Square(スクエア)』『STORES 決済 (旧:Coiney)
』等の決済サービスがおすすめです。
【まとめ】stera packはこんなお店におすすめ
stera packはこんなお店におすすめ
- VisaとMasterCardの決済額が月間75万円以上または年間900万円以上あるお店
- 長く使えて保証付きの決済端末をお探しのお店
- POSレジから顧客管理まで1台で管理できる端末をお探しのお店
以上、「SMBC GMO PAYMENT 株式会社」が提供する店舗向け決済サービス『stera pack
(ステラパック)』について、解説してみました。
店舗規模を問わずに、Visa、MasterCardの決済手数料が2.70%~で使える点は非常に魅力的です。
また、対応している決済方法が国内での利用者が多いものばかりというのは評価が高いです。政府主導のキャッシュレス推進の影響もあり、需要が高まるキャッシュレス決済ですが、同時に「これ誰が使ってるの?」といった決済方法も少なくありません(とくにQRコード決済)。
『stera pack
(ステラパック)』なら、国内主要キャッシュレス決済のほぼ全てに対応できるわけです。
とくに「VisaとMasterCardの決済額が月間75万円以上または年間900万円以上あるお店」であれば、『stera pack
(ステラパック)』に乗り換えることで月々のコストが抑えられるため、おすすめです。
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