Square(スクエア)の店舗決済・対面決済について徹底解説

Square(スクエア)
の基本情報早見表
導入費用 | 7980円~ ※カードリーダーを使用しない場合は無料 |
---|---|
決済手数料 | 3.25~3.95% |
月額固定費 | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
入金サイクル | 三井住友、みずほ銀行は翌営業日 ※他行は週1回 |
その他手数料 | |
審査期間 | 最短15分 |






- 1回払い
- 対応
- 2回払い
- 非対応
- リボ回払い
- 非対応
- 分割払い
- 非対応
- ボーナス一括払い
- 非対応
- タッチ決済
- 対応













- 価格
- 7980円(税込)
- タイプ
- モバイル決済端末
- 必要周辺機器
- スマホまたはタブレット※iOS・andloid対応
- レシートプリンター
- 必要な場合は別途用意
- 対応決済方法
- カード決済(ICカード/タッチ決済)
※磁気カードは同梱の磁気専用リーダーを利用 - 電子マネー決済
- カード決済(ICカード/タッチ決済)

- 価格
- 46,980円(税込)
- タイプ
- オールインワン決済端末
- 必要周辺機器
- なし
- レシートプリンター
- 端末に内蔵
- 対応決済方法
- カード決済(ICカード/磁気カード/タッチ決済)
- 電子マネー決済

- 価格
- 29,980円(税込)
- タイプ
- iPad連動型決済端末
- 必要周辺機器
- iPad
- レシートプリンター
- 必要な場合は別途用意
- 対応決済方法
- カード決済(ICカード/タッチ決済)
- 電子マネー決済

- 価格
- 無料
- タイプ
- スマホアプリ
- 必要周辺機器
- スマホまたはタブレット※iOS・andloid対応
- レシートプリンター
- 必要な場合は別途用意
- 対応決済方法
- カード決済(カード情報を手入力して決済)
目次
Square(スクエア)とはどんなサービス?

『Square(スクエア)』は、カード決済・電子マネー決済といったキャッシュレス決済を中心に、会計業務や店舗運営、オンライン販売など、様々な機能を提供する事業者向けサービスです。




「Square, Inc.」CEO ジャック・ドーシー氏
日本では「三井住友カード」との合弁会社「Square株式会社」がサービス展開しております。
この記事では、『Square(スクエア)』のカード決済、電子マネー決済といった対面でのキャッシュレス決済機能を中心に解説していきます。
Square(スクエア)の対象事業者・業種
『Square(スクエア)』は、店舗向けの決済端末だけでなく、対個人向け取引から企業間取引、ネットショップ作成まで、幅広いシーンに対応した決済機能を提供しております。
そのため、対象事業者の範囲が非常に広いことが特徴の一つです。
ここでは、『Square(スクエア)』で、対面でのカード決済・電子マネー決済を利用する場合の対象事業者・業種について解説していきます。
Square(スクエア)の対象事業者~「法人」「個人事業主」どちらもOK~
『Square(スクエア)』は、「法人」「個人事業主」どちらの事業形態でも利用可能です。
また、一般的にお店でカード決済等のキャッシュレス決済を導入する場合、新規開業など事業年数が浅いと加盟店審査に通らない場合があります。
『Square(スクエア)』は、サービスの利用状況を重視する「途上審査重視」のため、事業の実態さえあれば利用可能です。
詳しくは後述しますが、申し込み時の審査は自動的に行われるため、Squareアカウント開設から15分程度でカード決済を行うことができます
Square(スクエア)の対象業種~ほぼ全ての業種に対応~
『Square(スクエア)』は、対象業種の範囲が広く、店舗事業者はもちろん、訪問販売、出張サービスを行う業種も利用可能です。
- 飲食店
- 小売店
- 美容室・サロン
- 病院・クリニック
- スポーツジム・ヨガ教室などの月謝制サービス
- リフォーム・修理等の訪問サービス
- 屋外店舗・イベント
上述に該当しない場合でも、事業性があればほぼ利用可能です。
また、『Square(スクエア)』はオンライン決済にも対応していることから、オンラインとオフラインを跨いだ決済機能も備わっております。
具体的には、「支払いはオンライン上、商品の受け渡しは店頭や宅配」で行う「デリバリー・テイクアウトの注文サイト作成」などが挙げられます。
通常であれば、これら全ての機能を導入する場合、複数のサービスを併用する必要がありますが、『Square(スクエア)』一つで対応可能です。
このように対面決済時しか利用できない「Airペイ(エアペイ)」などの他社サービスに比べて、『Square(スクエア)
』は決済機能を充実させることで様々な業種を対象としたサービスを提供しております。
「継続的役務提供」に該当する決済は一部対応~月謝払い・サブスクサービスの提供も可能~
「継続的役務提供」とは、長期間に及んで提供するサービスのことを指します。
ジム、塾、学習塾など月謝制のサービスをイメージしてもらうとわかりやすいでしょう。
『Square(スクエア)』には、「自動継続課金」という決済機能があり、毎月指定した日に自動的に決済処理を行うことができます。
この機能を使えば、お店独自のサブスクサービス等、販売促進にも活用できます。
ただし、「継続的役務提供」の中でも、特定商取引の「特定継続的役務提供」に定められているサービスの決済は利用規約で禁止されております。
簡単に言うと、受けてみないと効果がわからないサービスを指します。
- 「エステティック」で期間が1か月を超えて、料金が5万円を超えるもの
- 「語学教育」で期間が2か月を超えて、金額が5万円を超えるもの
- 「学習塾等」で期間が2か月を超えて、金額が5万円を超えるもの
- 「家庭教師等」で期間が2か月を超えて、金額が5万円を超えるもの
- 「パソコン教室等」で期間が2か月を超えて、金額が5万円を超えるもの
- 「結婚情報提供」で期間が2か月を超えて、金額が5万円を超えるもの
上述の通り、サービス毎に定められた「期間」と「金額」を満たすサービスが対象です。
具体例を挙げると、
- 英会話スクールで月謝5000円、1年間の契約
⇒ 期間が2か月を超え、総額6万円のため、「特定継続的役務提供」に該当する - 英会話スクールで月謝5000円、半年間の契約
⇒ 期間は2か月を超えるが、総額3万円のため、「特定継続的役務提供」に該当しない
といった感じです。
他の決済サービスでは、「特定継続的役務提供」に該当しなくても「継続的役務提供」に関する決済そのものを禁止しているものも少なくありません。
これは、成果が出るまでに一定期間、継続的にサービスを受ける必要があるため、解約や支払いに関するトラブルが起きやすいです。
『Square(スクエア)』では、期間・金額の制限があるものの「継続的役務提供」に関する決済が可能な数少ないサービスの一つです。
【全18種】Square(スクエア)の対面決済で使える決済方法
『Square(スクエア)』は「全18種」の決済ブランドに対応しております。
対応可能な決済方法は、
- クレジットカード決済(全6種)
- 電子マネー決済(全12種)
上記の通り。
PayPay等のQRコード決済には未対応です。
決済手数料は、決済ブランドによって「3.25%」「3.75%」「3.95%」のいずれかです。
つづいて、各決済方法別に対応している決済ブランド、決済手数料について詳しく解説していきます。
クレジットカード決済(全6種)の対応ブランドと決済手数料
対応カード決済一覧 |
---|
![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.95% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% |
「全6種」の国際ブランドに対応しており、「デビットカード」や「プリペイドカード」の決済も可能です。
決済手数料は「JCBのみ3.95%」「それ以外は3.25%」です。
ただし、カードリーダーを利用せず、「Squareの決済用アプリ」からカード情報を手入力して決済する場合は、対応決済ブランドと決済手数料が異なります。
「Squareの決済用アプリ」からカード情報を手入力して決済する場合 |
---|
![]() 決済手数料3.75%
![]() 決済手数料3.75%
![]() 決済手数料3.75%
|
カード情報を手入力して決済できるのは『Square(スクエア)』独自の機能です。
また、以下の4ブランドはカードリーダーにかざすだけで決済できる「タッチ決済」にも対応しております。

※「タッチ決済」対応マークがあるカードのみ利用できる機能です。
「タッチ決済」は、暗証番号の入力やサインといった本人認証が必要ないため、1万円以下の決済時のみ利用することができます。

また、『Square(スクエア)』のカード決済は、すべて一括払いとなり、ボーナス一括払いや分割払いには対応しておりません。
ボーナス一括払いや分割払いに対応したい場合は、株式会社JMS提供の「VEGA3000」がおすすめです。
電子マネー決済(全12種)の対応ブランドと決済手数料
対応電子マネー決済一覧 |
---|
![]() 決済手数料3.75% ![]() 決済手数料3.75% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25~3.95% |
「全12種」の電子マネー決済に対応しております。
電子マネー決済を行う場合は、カード決済とは異なり、カードリーダーが必須です。
また、様々なキャッシュレス決済をまとめることができる「ApplePay」の決済手数料は、お客様が利用した決済ブランドに応じた決済手数料が適用されます。
例えば、
- 「ApplePay」に設定したSuicaで決済⇛3.25%
- 「ApplePay」に設定したJCBコンタクトレスで決済⇛3.95%
といった決済手数料が適用されます。
また、「Google Pay」の決済にも対応しておりますが、「waon」「nanaco」「楽天edy」に対応していないため、「Google Pay」対応の表記がありません。
「Google Pay」に設定したSuicaやiD等、『Square(スクエア)』が対応している決済方法であれば決済可能です。
「Google Pay」の決済手数料も「ApplePay」同様、お客様が利用した決済ブランドに応じた決済手数料が適用されます。
Square(スクエア)の料金~決済手数料以外に掛かる費用とは?~
『Square(スクエア)』の導入から利用までに掛かる費用は、「カードリーダー代(7980円~)」と「決済手数料(3.25%~3.95%)」です。
月額費用や入金手数料などは無料です。
初期費用 | カードリーダーなし | 0円 |
---|---|---|
カードリーダーあり | 7980円~ | |
月額固定費 | 0円 | |
決済手数料 | 3.25%~3.95% | |
振込手数料 | 0円 | |
解約金 | 0円 |
『Square(スクエア)』のカードリーダーは、
- モバイル端末と接続して利用する「Square Reader(スクエアリーダー)」…7,980円
- 周辺機器不要の「Square Terminal(スクエアターミナル)」…46,980円
上記、2種類が販売されております。
「Square Reader(スクエアリーダー)」は、モバイル端末(スマホまたはタブレット)が必要ですが、「iOS端末」「andloid端末」のどちらにも対応しているため、手持ちのスマホで利用可能です。
続いて、『Square(スクエア)』のカードリーダー等の周辺機器について、詳しく解説していきます。
Square(スクエア)の決済端末と周辺機器
『Square(スクエア)』で、対面決済を利用する際に必要な周辺機器はカードリーダー(決済端末)の種類によって異なります。
ここでは、
- 【パターン①】「Square Reader(スクエアリーダー)」を使用する場合
- 【パターン②】「Square Terminal(スクエアターミナル)」を使用する場合
- 【パターン③】「カードリーダー」を使用しない場合
上記、3パターンに応じて、必要な周辺機器を解説していきたいと思います。
【パターン①】決済端末「Square Reader(スクエアリーダー)」を使用する場合に必要な周辺機器
「Square Reader(スクエアリーダー)」は、モバイル端末(スマホまたはタブレット)とBluetooth接続して使用するカードリーダーです。

「Square Reader(スクエアリーダー)」でカード決済・電子マネーを行う場合に必要な周辺機器は以下の3点。
- Square Reader(スクエアリーダー)
- モバイル端末(スマホまたは、タブレット)
- レシートプリンター(無くてもOK)
各周辺機器について詳しくみていきましょう。
Square Reader(スクエアリーダー)
価格 | 7980円(税込) |
---|---|
保証期間 | 1年間 ※返品は30日以内 |
「Square Reader(スクエアリーダー)」の価格は7980円と他社のカードリーダーと比べても安価です。
「Square Reader(スクエアリーダー)」は、『Square(スクエア)』が対応している全ての決済方法に対応しております。




ただし、磁気カード決済を行う場合は、同梱されている「磁気専用リーダー」をモバイル端末のヘッドフォン端子に接続して、決済を行います。

国内発行のクレジットカードは、ICチップ付きのものが主流ですが、海外発行のクレジットカードは、磁気カードも少なくありません。
イヤホンジャックがないスマホだと磁気カード決済ができないため、注意が必要です。
モバイル端末(スマホまたは、タブレット)
モバイル端末(スマホまたは、タブレット)は、iOS端末/andloid端末のどちらにも対応しているため、手持ちのタブレットやスマホを使えば、新規購入する必要はありません。
対応OSのバージョンは、
- iOS端末:iOS 12.0 以降
- Android端末:Android 5.0 以降
となっております。
どちらのOSも、2013年発売の機種が対応しているバージョンなので、よほど古い端末でなければ、『Square(スクエア)』で利用できます。
レシートプリンター(無くてもOK)
価格 | 40800円(税込)~ |
---|---|
保証期間 | メーカーによる ※返品は30日以内 |
『Square(スクエア)』は、「メール」や「SMS」でデジタルレシートの送信が可能です。
そのため、レシートプリンターは必須ではありませんが、別途レシートプリンターを用意すれば、紙での明細発行が可能です。
POSレジを導入しており、既にレシートプリンターが店舗にある場合などは、『Square(スクエア)』に対応していれば、追加購入する必要はありません。
ちなみに『Square(スクエア)』の公式オンラインショップで販売されているレシートプリンターは「40800円~」と高額です。
AMAZONや楽天市場などで探せば、以下のような安価のものも販売されております。
『Square(スクエア)』の公式オンラインショップ以外で購入する際は、販売先に『Square(スクエア)
』に対応しているかどうか確認してから購入することをおすすめします。
【パターン②】決済端末「Square Terminal(スクエアターミナル)」を使用する場合に必要な周辺機器
「Square Terminal(スクエアターミナル)」は、「液晶タッチパネル」「カードリーダー」「レシートプリンター」一体型のマルチ決済端末です。
「Square Terminal(スクエアターミナル)」でカード決済・電子マネーを行う場合は、他の周辺機器を必要としません。
Square Terminal(スクエアターミナル)
価格 | 46,980円(税込) |
---|---|
保証期間 | 1年間 ※返品は30日以内 |
「Square Terminal(スクエアターミナル)」は、周辺機器を必要とせず、これ1台でキャッシュレス決済に対応することができます。
「Square Reader(スクエアリーダー)」同様に、『Square(スクエア)』が対応している全ての決済方法に対応しております。




価格は46,980円と高く感じられますが、決済端末とPOSレジ、レシートプリンターをそれぞれ用意する場合に比べると、非常にコスパの高い製品です。
『Square(スクエア)』のPOSレジ機能は、飲食店向けのオーダーエントリーシステムや、小売店向けのバーコードリーダーなど、様々な業種で求められる機能が充実しておりますが、月額固定費や維持費など無料で利用可能です。
「Square Terminal(スクエアターミナル)」に関しては、以下の記事でも詳しく解説しております。
【パターン③】「カードリーダー(決済端末)」を使用しない場合
『Square(スクエア)』は、「Square POSレジアプリ(Squareの決済用アプリ)」からカード情報を手入力することで、カードリーダー無しでも対面決済可能です。

カードリーダーを購入する必要がないため、導入費用は掛かりません。
しかし、「【全18種】Square(スクエア)の対面決済で使える決済方法」で解説した通り、この方法で対面決済を行う場合、決済可能なカードブランドの種類が少なくなり、決済手数料も高くなってしまいます。
また、お店のスマホやタブレットからお客様にカード情報を手入力してもらう必要があるため、手間が掛かるだけなく、対面でのカード決済の方法としては一般的ではありません。
『Square(スクエア)』でカードリーダーを利用しないデメリットをまとめると以下の通りです。
- カード情報をスマホから手入力する必要がある
- VISA・MasterCard・AMEXしか決済できない
- 決済手数料が3.75%(カードリーダー使用時は3.25%~)
- 電子マネー決済・タッチ決済ができない
上述の理由から基本的には、カードリーダーの購入をおすすめします。
ただし、
- Squareアカウント開設後のテスト決済
- カードリーダーを注文してから手元に届くまでの期間(注文から2~5日以内に届く)のカード決済
- カードリーダーが故障したとき
- カード決済の利用頻度があまり高くない
上述のような場合でも、カード決済ができるのは、『Square(スクエア)』の特徴の一つといえます。
Square(スクエア)決済分の売上金の入金について
『Square(スクエア)』で決済した売上の入金は、アカウント開設時に登録した銀行口座に振り込まれます。
入金手数料は、金額や金融機関に関わらず無料です。
入金サイクルは、
- 「三井住友銀行」または「みずほ銀行」登録の場合は「翌営業日」入金
- その他の銀行を登録の場合は「週1回」入金
といった形で金融機関によって異なります。
詳しい入金サイクルは以下の通りです。
「翌営業日」入金の振込スケジュール(「三井住友銀行」または「みずほ銀行」のみ)
「三井住友銀行」または「みずほ銀行」の口座を登録している場合は、「当日0:00~23:59までの決済分」が翌営業日に振り込まれます。

また、入金予定日が土曜日・日曜日・祝日など銀行休業日と重なった場合は、翌営業日に振り込まれます。
「週1回」入金の振込スケジュール
「三井住友銀行」または「みずほ銀行」以外の口座を登録している場合は、「毎週木曜日0:00~翌週水曜日23:59まで」の決済分が翌週金曜日に振り込まれます。

金曜日が祝日など銀行休業日と重なった場合は、翌営業日に振り込まれます。
Square(スクエア)の導入方法と審査期間
『Square(スクエア)』の導入手順は以下の通り。
- Squareアカウントの開設
- Square POSレジアプリのインストール
- カードリーダーの注文
他社サービスでは、申し込みから導入まで、早いものでも10日ほど掛かりますが、『Square(スクエア)』の場合は「Squareアカウントの開設」直後からVISA、MasterCard、AMEXのカード決済が可能です。
その他のカードブランドや電子マネー決済は、追加申し込みが必要です。
過去に僕がSquareアカウントの開設を行った際には、7営業日ほどですべての決済ブランドの審査が完了しました。
カード決済 | VISA | Squareアカウント開設後すぐ |
---|---|---|
MasterCard | ||
AMEX | ||
JCB | 5営業日 | |
Diners Club | ||
Discover | ||
電子マネー決済 | iD | 1~2営業日 |
QUICPay | 6~7営業日 | |
交通系電子マネー | 3~4営業日 |
Square(スクエア)の特徴・メリット~他社にはない独自の機能も~
ここでは、数ある決済サービスと比較して、『Square(スクエア)』を利用するメリットや他社には特徴について、解説していきます。
業界最速の審査・導入スピード~アカウント開設直後からカード決済利用が可能!~
『Square(スクエア)』は、アカウント開設を行うことで利用することができます。
アカウント開設には、必要情報の入力のみ、書類の提出は必要ありません。
審査は自動で行われ、『Square(スクエア)』は申込直後からカード決済を利用可能です。
他社サービスの場合、提出書類の確認などが行われるため、審査に時間がかかります。
例えば、リクルートが提供する「Airペイ(エアペイ)」では、審査に3日ほど掛かり、その後カードリーダーの配送されるため、申し込みから導入まで約10日ほど掛かります。
そのため、
「審査結果をすぐに知りたい」
そんな事業者は『Square(スクエア)』の利用がおすすめです。
アカウント開設の具体的な流れについては、以下の記事をご覧ください。
決済・会計・管理などビジネスに関わる多彩な機能
冒頭でも記載した通り、『Square(スクエア)』は、カード決済や電子マネー決済等、対面でのキャッシュレス決済だけでなく、決済・会計・管理などビジネスに関わる様々な機能を提供しております。
具体的には、
- POSレジ機能
- ネットショップ作成
- デリバリー・テイクアウトの注文サイト作成
- タイムカード機能
- カード決済可能な請求書の発行
- お店独自のギフトカードの発行
などなど。
驚くことにこれらの機能は、月額固定費や維持費は無料、キャッシュレス決済時の決済手数料(3.25~3.95%)のみで利用可能です。
※ネットショップやタイムカード機能は、機能が拡張された有料プランも提供しておりますが、基本的な機能は無料で使えます。
また、機能性も高く、例えばPOSレジであれば「飲食店に欠かせないオーダーエントリーシステム」や「お客様のスマホで注文可能なセルフオーダーシステム」「小売店の商品管理に便利なバーコードスキャナー」など、業種毎に必要な機能を備えております。
「Airペイ(エアペイ)」等の他社サービスは、「店舗での対面決済」のみを想定してサービス提供をしているため、店舗事業者のみを対象としたものがほとんどです。
『Square(スクエア)』には、店舗運営に必要な機能がほぼ全て備わっているため、これからお店を開業する方はもちろん、毎月のランニングコストを削減したいお店にもおすすめです。
売上金の入金は提携金融機関なら最短翌日!
『Square(スクエア)』の入金サイクルは最短翌日と非常に早く、キャッシュフロー面でも安心です。
また、入金手数料は金額、金融機関に関わらず無料なため、「キャッシュレス売上が少ないお店」や「どのくらい利用者いるかわからない場合」でも無駄な手数料が掛かりません。
Square(スクエア)のデメリット~導入前に確認しておきたい注意点~
ここでは、数ある決済サービスと比較して、『Square(スクエア)』を利用するデメリットや導入前に確認しておきたい注意点について、解説していきます。
JCBの決済手数料が他社サービスより高い
『Square(スクエア)』のJCB決済手数料は3.95%。
他社サービスの多くでは、JCBの決済手数料3.74%で導入できるため、0.2%ほど料率が高いです。
- Airペイ(エアペイ)
…3.74%
- VEGA3000(JMS)…3.74%
- STORES 決済 (旧:Coiney)
…3.74%
JCBの国内シェアは、約30%ほどで利用者が多いブランドです。
たかが0.2%ですが、1000万円分のJCB決済を行えば20万円もの差が出てしまいます。
少しでも決済手数料を安く使いたいという方は、以下の記事をご覧ください。
QRコード決済には未対応
『Square(スクエア)』は、PayPay等の「QRコード決済」には対応しておりません。
「QRコード決済」を利用したい場合には、別途決済サービスとの契約が必要です。
QRコード決済への対応数が多い決済サービスとして挙げられるのが『stera pack
』『VEGA3000』です。
- stera pack
…全16種のQRコード決済に対応
- VEGA3000…全20種のQRコード決済に対応
どちらのサービスもQRコード決済以外にも、カード決済、電子マネー決済に対応しており、業界最多水準の対応数です。
単純にキャッシュレス決済の対応数を充実させたい方におすすめです。
利用状況によってはアカウント停止になる場合がある
『Square(スクエア)』は、導入スピードが非常に早い反面、「加盟店規約を守っているか」など利用状況をチェックする「途上審査」を重視するサービスです。
そのため、加盟店規約で禁止されている決済を行ってしまうと、アカウントが停止され、サービス全般が使えなくなってしまうことがあります。
よくある加盟店規約違反として挙げられるものは、
- 禁止商材の決済
- 申込者名義のクレジットカードでの決済(※テスト決済を除く)
- 申込時の事業形態とは違う商材の決済
- クレジットカード現金化
- 法律で禁じられている商品の決済
などなど。
事前通告なしにアカウント停止されてしまうこともあるようなので、利用規約には一通り目を通しておくことをおすすめします。
「これって規約違反?」といった感じで自分で判断できない場合は、サポート窓口に確認しておくべきでしょう。
とはいえ、いちいち問合せるのが面倒だったり、アカウント停止されるリスクが心配な方には、申込時の審査を徹底している他社サービスを利用すると良いでしょう。
他社サービスでは、サポート体制が整っている決済会社JMS提供の「VEGA3000」がおすすめです。
『Square(スクエア)』の評判
実際に『Square(スクエア)』を使っている事業者の評判は以下の通り。
square 外資系は審査も1日2日で速いし、WIFIあれば5日もあればPOSレジ開始できんじゃない?
こんなに狭いスペースでカード決済可能なレジが置けるなんて素晴らしい!
AMEX Diners も可能ですよ。物販やろうぜ!#スクエア pic.twitter.com/SScEzEnlfr— サトシ@副業起業大学 (@1030satoshi) November 21, 2019
模擬店のレジにsquareを導入したんだけど優秀すぎる。
審査は即日だったし後はiPhone・iPadにアプリ落としてログインからのペアリングで準備ok🙆♂️
商品を名前・金額・品番で登録しておけて在庫数管理、値下げも対応できてるし
デザインもシンプルかつ洗練されてるからAppleデバイスとの相性も🙆♀️ pic.twitter.com/FuYTnN7gSM
— たくま(20)🦉何者 (@nidonesinai) October 31, 2019
Squareの審査めちゃくちゃ早いな…?
JCBはまだっぽいけど、VISAとMasterとアメックスは使えるっぽい。
BOTTAは難しそうだけどBBではカード使えるように出来そうです— itome@STRINGEPLANTS (@ito_akihiro_) November 3, 2019
導入スピードの早さについての評判は非常に良いです。
マイナスの評判としては以下のようなものが確認できました。
Squareは仕様上100円未満の決済ができないので100円本のキャッシュレス値引きができなくて不便
— かずㄘƕさƕ 2/1~2 東京 (@kxcx_sec) January 2, 2020
squareは5万以上の決済が厳しいので、5万以内はsquareで、5万以上はソフトバンクペイメントを使ってます!
— 杉 直樹@ピラティスインストラクター (@osugi198533) January 18, 2020
うちのカード決済方法は #square なんですけど
無線につながるのが若干遅い感じです。
(3-5分ぐらいかかる感じ?)最初からつなげておけば、サクッといくんかな?
しかし1日1回使うかどうか なのにそれも
非効率・・・
というわけでクレカを使われる方はお早めに
お伝えください— カルチャーアーツ@2月2日イベント (@fukuoka_game) January 16, 2020
- 100円未満の決済は不可
- 5万円以上の高額決済は利用状況によっては否決されることがある
- 決済処理のスピードが遅いことがある
『Square(スクエア)』は、「途上審査重視型」の決済サービスであることから、高額決済を行う場合は利用実績を積む必要があるようですね。
これについては、導入時の審査基準が低い点から仕方ない部分ですかね。。。
まとめ
以上、『Square(スクエア)』のカード決済、電子マネー決済といった対面でのキャッシュレス決済機能について解説してみました。
審査から利用開始まで非常にスピーディかつ、書類の準備など面倒な作業が不要です。
そんなイメージをお持ちの事業者や、時間があまり作れない方にもおすすめのサービスです。
導入費用や維持費が掛からないため、いつでもキャッシュレス対応できるようにアカウント開設だけしてみてはいかがでしょうか。
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