Airペイ(エアペイ)とは?実際に利用している事業者が特徴からデメリット、他社との比較まで徹底解説

Airペイ(エアペイ)
の基本情報
導入費用 | 無料 |
---|---|
決済手数料 | 1.08~3.74% |
月額固定費 | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
入金サイクル | 三井住友、みずほ、三菱UFJ銀行は月6回 ※他行は月3回 |
その他手数料 | なし |
審査期間 | 申込日の翌日~3営業日 |







- 1回払い
- 対応
- 2回払い
- 非対応
- リボ回払い
- 非対応
- 分割払い
- 非対応
- ボーナス一括払い
- 非対応
- タッチ決済
- 対応


















(中国)

(香港)

(中国)

(韓国)

(中国)

(マレーシア)

(シンガポール)

(フィリピン)

- 価格
- 無料キャンペーン中※通常価格:20,167円(税込)
- タイプ
- モバイル決済端末
- 必要周辺機器
- iPadまたはiPhone
- レシートプリンター
- 必要な場合は別途用意
- 対応決済方法
- カード決済(ICカード/磁気カード/タッチ決済)
- 電子マネー決済

- 価格
- 無料
- タイプ
- スマホアプリ
- 必要周辺機器
- iPadまたはiPhone
- レシートプリンター
- 必要な場合は別途用意
- 対応決済方法
- QRコード決済(iPadまたはiPhoneで読み取り決済)
目次
Airペイ(エアペイ)とはどんなサービス?わかりやすく解説

『Airペイ(エアペイ)』は、「クレジットカード決済」「電子マネー決済」「QRコード決済」など全32種のキャッシュレス決済に対応できるサービスです。
「PayPay」や「LINEPay」のような決済ブランドではなく、店舗向け「決済端末」及び「決済サービス」です。
決済処理は、「モバイル端末(スマホorタブレット)」と「カードリーダー」をBluetooth接続して行います。
そのため、導入費用が安く、事業者規模を問わず、簡単にキャッシュレス対応することができます。
『Airペイ(エアペイ)』では、現在実施中の「キャッシュレス導入0円キャンペーン
」にて、「iPad」と「カードリーダー」の2点を無料提供しているため、導入無料で利用することができます。
『Airペイ(エアペイ)』の利用に掛かる費用は、1.08%~3.74%の決済手数料のみで月額固定費や入金手数料などは一切掛かりません。
Airペイ(エアペイ)の提供事業者は「リクルートライフスタイル」
『Airペイ(エアペイ)』は株式会社リクルートライフスタイルが提供するサービスです。

リクルートライフスタイルは、ホットペッパーやじゃらんなど多数のメディア事業、飲食店や美容院といった店舗向けの集客・販促支援を行っている会社です。
「リクルートライフスタイル」の提供サービス一例
『Airペイ(エアペイ)』の他にも、台帳サービス「レストランボード」「サロンボード」、POSレジサービス「Airレジ」など様々な店舗向けのツールを提供しております。
Airペイ(エアペイ)の対象業種
『Airペイ(エアペイ)』は、実店舗事業者を対象したサービスです。
実際に導入している事業者は以下のような業種が挙げられます。
- 飲食店
- 美容室
- 小売店
- ホテル・旅館などの宿泊施設
- 医療機関
- コワーキングスペース
基本的にはお店を持つ事業者であれば、利用することが出来ます。
ただし、学習塾やジムの月謝払いなど、継続的役務提供に関する決済には対応しておりません。
このような決済方法に対応したい場合は「Square(スクエア)」を利用すると良いでしょう。
また、対面決済が前提であるため、通信販売やECサイト上でのオンライン決済を行うことは出来ません。
事業形態は「法人」「個人事業主」どちらも対象
『Airペイ(エアペイ)』は、事業者規模を問わず導入できるため、個人事業主や中小企業でも利用可能です。
また、事業年数が浅い事業者でも導入することができます。僕が過去に申し込みを行った飲食店は、当時、開業1年目でしたが、審査に通りました。
Airペイ(エアペイ)の料金
キャンペーン適用時 | 通常時 | ||
---|---|---|---|
導入費用 | カードリーダー | 無料 | 20,167円(税込) |
モバイル端末 | iPadが無料 | 店舗側でiPadまたはiPhoneの用意が必要 | |
月額固定費 | 無料 | ||
決済手数料 | 1.08~3.74% | ||
入金手数料 | 無料 | ||
解約金 | なし |
『Airペイ(エアペイ)』では現在、導入に必要な「iPad」と「カードリーダー」の2点を無料提供しております。
そのため、導入費用は無料です。
また、導入後にかかる費用は、決済手数料(1.08~3.74%)のみ、月額固定費や入金手数料等は、一切掛かりません。
【決済方法は全32種】クレジットカード・電子マネー・QRコード決済に対応
『Airペイ(エアペイ)』の対応決済方法は「全32種」と業界最多水準です。
対応可能な決済方法は、
- クレジットカード決済(全7種)
- 電子マネー決済(全12種)
- QRコード決済(全13種)
上記に対応することが可能です。
日本国内の主要キャッシュレス決済の多くに対応できるだけでなく、外国人向けQRコード決済などインバウンド需要にも対応可能です。
決済手数料は、決済ブランド毎に「1.08%」「3.24%」「3.74%」いずれかの料率に分けられます。
決済ブランド | |
---|---|
決済手数料1.08% | ![]() |
決済手数料3.24% | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() (中国) ![]() (香港) ![]() (中国) ![]() (韓国) ![]() (中国) ![]() (マレーシア) ![]() (シンガポール) ![]() (フィリピン) |
決済手数料3.74% | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
各決済ブランドの決済手数料は、事業者規模や決済額を問わず一律です。
以下の記事での解説している通り、他社サービスと比べても決済手数料は低く、導入費用も無料なため、店舗の費用負担が少ないサービスといえます。
つづいて、決済方法別に対応している決済ブランド、決済手数料について詳しく解説していきます。
クレジットカード決済(全7種)の対応ブランドと決済手数料
対応カード決済一覧 |
---|
![]() 決済手数料3.24% ![]() 決済手数料3.24% ![]() 決済手数料3.24% ![]() 決済手数料3.74% ![]() 決済手数料3.74% ![]() 決済手数料3.74% ![]() 決済手数料3.74% |
「全7種」の国際ブランドに対応しているため、国内発行・海外発行を問わず、世界各国で発行される全てのクレジットカードに対応可能です。
クレジットカードはもちろん、国際カードブランド付きの「デビットカード」や「プリペイドカード」の決済も可能です。
『Airペイ(エアペイ)』のカード決済は、すべて一括払いとなり、ボーナス一括払いや分割払いには対応しておりません。
また、以下の4ブランドはカードリーダーにかざすだけで決済できる「タッチ決済」にも対応しております。

※「タッチ決済」対応マークがあるカードのみ利用できる機能です。
「タッチ決済」は、暗証番号の入力やサインといった本人認証が必要ない代わりに、1万円以下の決済時のみ利用することができます。

電子マネー決済(全12種)の対応ブランドと決済手数料
対応電子マネー決済一覧 |
---|
![]() 決済手数料3.74% ![]() 決済手数料3.74% ![]() 決済手数料3.24% ![]() 決済手数料3.24% ![]() 決済手数料3.24% ![]() 決済手数料3.24% ![]() 決済手数料3.24% ![]() 決済手数料3.24% ![]() 決済手数料3.24% ![]() 決済手数料3.24% ![]() 決済手数料3.24% ![]() 決済手数料3.24~3.74% |
「iD」「QUICPay」といった後払い式電子マネーと交通系電子マネー、「全12種」に対応しております。
「ApplePay」は、手持ちのiPhone上で様々なキャッシュレス決済をまとめ、iPhoneを決済端末にかざすことで決済できる電子ウォレットサービスです。
厳密には、決済ブランドではなく、予め利用者が「ApplePay」に設定した決済ブランドで決済を行います。
『Airペイ公式サイト
』上で対応決済方法の一つとしてカウントされているため、当サイト上では電子マネー決済の種類の一つとしてカウントしております。
また、『Airペイ公式サイト
』トップ上では、「ApplePay」の決済手数料3.74%と表記されておりますが、決済ブランド毎の決済手数料が適用されます。

例えば、
- Apple Payで「Suica」決済…決済手数料3.24%
- Apple Payで「QUICPay」決済…決済手数料3.74%
といった形で決済手数料が適用されます。
ちなみに、『Airペイ公式サイト
』では、「GooglePay」の対応表記がありませんが、「GooglePay」で設定した決済ブランド(SuicaやiDなど)が『Airペイ(エアペイ)
』で対応しているものであれば決済可能です。
決済手数料の扱いは「ApplePay」と同様です。
QRコード決済(全13種)の対応ブランドと決済手数料
対応QRコード決済一覧 |
---|
![]() 決済手数料3.24% ![]() 決済手数料3.24% ![]() 決済手数料3.24% ![]() 決済手数料3.24% ![]() 決済手数料1.08% ![]() (中国) 決済手数料3.24% ![]() (香港) 決済手数料3.24% ![]() (中国) 決済手数料3.24% ![]() (韓国) 決済手数料3.24% ![]() (中国) 決済手数料3.24% ![]() (マレーシア) 決済手数料3.24% ![]() (シンガポール) 決済手数料3.24% ![]() (フィリピン) 決済手数料3.24% |
QRコード決済は「全13種」に対応しております。
『Airペイ(エアペイ)』でカード決済・電子マネー決済を行う際は「カードリーダー」と「モバイル端末(iPadまたはiPhone)」を使用しますが、QRコード決済は「モバイル端末(iPadまたはiPhone)」のみで利用できます。
QRコード決済は「モバイル端末(iPadまたはiPhone)」のカメラからお客様が提示したQRコードを読み取る形で決済を行います。
『Airペイ(エアペイ)』でQRコード決済を利用する場合は、姉妹サービスである「AirペイQR」への申し込みが必要です。
「AirペイQRのみ」申し込むことも可能ですが、iPad+カードリーダーが無料提供される『キャッシュレス導入0円キャンペーン
』の対象外となってしまうため、『Airペイ(エアペイ)
』と併せて申込むことをおすすめします。
Airペイ(エアペイ)の周辺機器
『Airペイ(エアペイ)』の利用に必要な周辺機器は「カードリーダー」と「モバイル端末(iPadまたはiPhone)」の2点。
各機器をBluetooth接続し、モバイル端末にインストールしたAirペイ専用アプリから操作、決済を行います
また、レシートプリンターを接続することで、紙での明細発行が可能です。ただし、明細をメール送信できる「デジタルレシート」に対応しているため、必須ではありません。
それでは、端末ごとに詳しい解説していきます。
カードリーダー(決済端末)
カードリーダーはクレジットカード、電子マネーの決済に必要です。
クレジットカードは、ICチップ付きカードはもちろん、ICチップのない磁気カードの両方に対応しており、タッチ決済にも対応しております。
また、既存のCAS端末とは異なり、持ち運び可能なほどコンパクトな充電式です。
場所を取らないだけでなく、飲食店ではテーブル会計や、催事やイベント出店など屋外での決済も可能です。
モバイル端末(iPad or iPhone)
『Airペイ(エアペイ)』が対応しているモバイル端末はiPadまたはiPhoneのいずれかです。
OSのバージョンは、iOS13以降を推奨しており、iOS12以前の端末はサポートの対象外です。iOS13は、2016年ごろに発売されたiPhone 6s/iPhone 6s Plus/iPhone SE等のiOS端末が対応しているため、よほど古いモデルでなければ利用可能です。
インターネット環境は「Wi-Fi」「キャリア通信」のどちらでも利用可能です。
これらの端末が手元にない場合でも、現在実施している『キャッシュレス導入0円キャンペーン
』にて最新モデルのiPadが無料提供されるため、導入を検討している方はこの機会に申し込むことをおすすめします。
andloid端末には未対応
『Airペイ(エアペイ)』はandloid端末向けの決済アプリが開発されていないため、iOS端末でなければ利用出来ません。
andloid端末に対応しているモバイル決済サービスは以下のようなサービスが挙げられます。
- Square(スクエア)
- STORES 決済 (旧:Coiney)
※andloid端末は電子マネー決済不可
- 楽天ペイ
また、決済代行会社JMSが提供する『VEGA3000』は、これ1台で決済可能なマルチ決済端末のため、店舗側で周辺機器を用意する必要がありません。
決済代行会社JMSでは、1店舗につき1台まで決済端末を無料提供しているため、iOS端末が手元にない方は『VEGA3000』もおすすめです。
レシートプリンター(無くてもOK)
『Airペイ(エアペイ)』では、明細をメール送信できる「デジタルレシート」機能があるため、レシートプリンターは不要です。
ただし、別途レシートプリンターを購入することで紙での明細発行が可能です。
既にPOSレジ用のレシートプリンターが店舗にある場合は、『Airペイ(エアペイ)』に対応していれば、そのまま利用可能です。
新規で購入する場合は、以下のモバイルプリンターのような小型のもので、20000円前後で購入可能です。
「確実にプリンターは必要だけど、できればお金をかけたくない」という場合は、「液晶タッチパネル+レシートプリンター+カードリーダー」が一体となった決済端末「VEGA3000」がおすすめです。

「VEGA3000」を提供する株式会社JMSでは、導入から利用までに掛かる費用は『Airペイ(エアペイ)』同様、決済手数料(3.24%~3.74%)のみ、導入費用は無料です。
お客様によっては紙での発行を希望される方もいるため、お店の客層などからプリンターの有無は判断した方が良いでしょう。
例えば、高齢者が多く利用される場合、紙での明細を求められる機会が多いでしょうから、プリンターを導入しておくと良いでしょう。
Airペイ(エアペイ)の入金サイクル・入金手数料
『Airペイ(エアペイ)』で決済した売上金は、申込時に指定した金融機関の口座に振り込まれます。
入金サイクルと入金手数料は以下の通りです。
金融機関 | 入金サイクル | 入金手数料 | |
---|---|---|---|
Airペイ | AirペイQR | ||
3大メガバンク(みずほ、三菱UFJ、三井住友) | 月6回 | 月1回 | 無料 |
その他の金融機関 | 月3回 |
入金手数料は、決済金額や金融機関に関わらず無料です。そのため、「はじめてのキャッシュレス決済導入で、どれくらい使われるかわからない」場合でも無駄な手数料を気にせず導入することができます。
入金サイクルは、以下の3パターンによって異なります。
- 3大メガバンク(みずほ、三菱UFJ、三井住友)の口座を指定した場合
- その他の金融機関の口座を指定した場合
- AirペイQR決済分
それぞれの入金サイクルについて詳しく解説していきます。
3大メガバンク(みずほ、三菱UFJ、三井住友)の口座を指定した場合
入金先を「3大メガバンク(みずほ、三菱UFJ、三井住友)」のいずれかの口座に指定した場合、入金回数は月6回です。
対象期間日 | 締日 | 入金日 |
---|---|---|
前月末日~4日 | 5日 | 10日 |
5日~9日 | 10日 | 15日 |
10日~14日 | 15日 | 20日 |
15日~19日 | 20日 | 25日 |
20日~24日 | 25日 | 末日 |
25日~末日前日 | 末日 | 翌5日 |
入金日が土日祝など、金融機関が休業日の場合、翌営業日に入金されます。
※月末振込のみ前営業日
その他の金融機関の口座を指定した場合
その他の金融機関を指定した場合、入金回数は月3回になります。
対象期間日 | 締日 | 入金日 |
---|---|---|
前月末日~9日 | 10日 | 15日 |
10日~19日 | 20日 | 25日 |
20日~末日前日 | 末日 | 翌5日 |
入金先に指定可能な口座は、ゆうちょ銀行を除いた国内の金融機関であれば可能です。
入金日が土日祝など、金融機関が休業日の場合、翌営業日に入金されます。
※月末振込のみ前営業日
AirペイQR決済分の入金サイクル
『Airペイ(エアペイ)』では、QRコード決済分のみ、金融機関を問わず月1回(月末締め翌月末払い)となります。
対象期間日 | 締日 | 入金日 |
---|---|---|
1日~末日 | 末日 | 翌月末日 |
QRコード決済は、年々利用者が増えており、業種や商品によっては月間の決済額が大きくなることが考えられます。
とくに仕入れ額が大きいお店では、キャッシュフローの管理が重要ですので、QRコード決済のみ入金サイクルが異なる点を忘れないようにしましょう。
Airペイ(エアペイ)の申し込み方法と審査~導入までの期間
『Airペイ(エアペイ)』申し込みから約10日前後で導入することができます。
- 申し込み
- 決済ブランドの審査(最短2営業日)
- 周辺機器の受取(審査後、約4営業日ほどで発送)
- 初期設定後、利用開始
それでは申込みから審査、導入までの期間について詳しく解説していきます。
Airペイ(エアペイ)の申し込み方法
『Airペイ(エアペイ)』の申し込みは、公式サイト
から行います。
※スマホ・タブレット・PCのどれからでも申し込み可能


申込者によって、必要な書類・情報が異なるので、「個人or法人」「開店済みor開店前」、それぞれ該当する項目を選択しましょう。

項目を選択すると、申込者ごとの流れが表示されるので、確認したら次へ進みましょう。

AirIDでのログインを求められるので、ログインしましょう。AirIDを持っていない場合は、新規作成しましょう。
このAirIDに登録してあるメールアドレス宛に審査結果や申込不備などの連絡が入ります。
申込不備の場合、書類の再提出などが求められるため、返信が遅れると、その分審査まで時間が掛かります。
また、「Airレジ」「Airメイト」などと連携して使用する場合は、同じIDでの申し込みが必要です。

申し込みに必要な情報を順を追って入力、必要書類のアップロードを行うと申込完了です。
QRコード決済希望の場合は、同時申込&利用したい決済方法のチェックを忘れないようにしましょう。

審査は最短2営業日、利用開始の目安は申し込みから10日前後
審査は申込内容に不備がなければ、2日~3日で完了します。
申し込み不備などの連絡はAirIDに登録してあるメールアドレス宛に送られてきます。
具体例として、僕が申し込みをした際に書類不備として送られてきたメールは以下の通り。

複数店舗での申し込みを経験してますが、店舗住所の表記や法人住所の建物名など、わりと細かい点まで確認されることがあります。
不備内容の確認が取れないと審査が進まないので、『Airペイ(エアペイ)』からのメール確認と返信は忘れないようにしましょう。
※30日間返信がないと申込がキャンセル扱いとなります。
審査後、カードリーダーが配送されるため、受け取り後、初期設定を行うことで利用することが出来ます。
お店にカードリーダーが届くのは審査後4日程度ですが、土日祝日を除く日数のため、利用開始まで実質10日ほど掛かります。
また、決済ブランドごとに審査から利用開始までの期間に差があります。
まず「VISA」「MasterCard」の審査が終わり次第、カードリーダーが発送され、他のキャッシュレス決済は順次、審査が行われます。
そのため、カードリーダー受け取り時点では、「VISA」「MasterCard」しか決済できず、審査が完了した決済ブランドから順次、決済可能になります。
僕の経験上、全てのブランドが利用可能になるまで1か月程度見ておいた方が良いでしょう。
※他社サービスの場合も同様です。
以下の記事では、僕が申し込みを行った飲食店の審査から利用開始までの流れをまとめてますので、気になる方は参考にしてみてください。
Airペイ(エアペイ)の関連サービス
『Airペイ(エアペイ)』には、姉妹サービスとして『AirペイQR』『Airペイポイント』『Airレジ』といったサービスがあります。
それぞれのサービスについて簡単に解説していきます。
『AirペイQR』
この記事でも触れた通り、QRコード決済に対応するには『AirペイQR』の申し込みが必要です。
『AirペイQR』では、お客様のスマホ上に表示されたQRコードを「iPhone」もしくは「iPad」のカメラから読み取り決済を行います。
対応QRコード決済一覧 |
---|
![]() 決済手数料3.24% ![]() 決済手数料3.24% ![]() 決済手数料3.24% ![]() 決済手数料3.24% ![]() 決済手数料1.08% ![]() (中国) 決済手数料3.24% ![]() (香港) 決済手数料3.24% ![]() (中国) 決済手数料3.24% ![]() (韓国) 決済手数料3.24% ![]() (中国) 決済手数料3.24% ![]() (マレーシア) 決済手数料3.24% ![]() (シンガポール) 決済手数料3.24% ![]() (フィリピン) 決済手数料3.24% |
『AirペイQR』は、『Airペイ(エアペイ)』と同じID(AirID)で利用することができるため、他社サービスと併用するより管理が簡単です。
しかし、管理画面・アプリは『Airペイ(エアペイ)』とは別なので、決済情報の確認などは別々に行う必要があります。
『Airペイ(エアペイ)』と同時申込みを行うと、審査がスムーズなだけでなく、「iPad」が無料提供されるため、お店でiOS端末を用意する必要がありません。
『Airペイポイント』
『Airペイポイント』は、全国で利用されている共通ポイントサービスをまとめて導入できるサービスです。
『Airペイポイント』で導入できるポイントサービスは以下の4種類。
- Tポイント
- dポイント
- Pontaポイント
- WAON POINT
主な機能は、以下の4つ。
- 「会計時にポイントをためる/つかう機能」
- 「来店ポイント機能」
- 「ポイント倍数付与機能」
- 「レシートクーポン機能」
共通ポイントを導入することで、販売促進の幅が増えることで「集客・リピート促進」に活用できます。
ただし、『Airペイポイント』の利用には、「月額利用料」「お客さんに付与したポイント分のシステム利用料」といった費用負担が発生します。
ちなみに、以下のポイントは提携しているQRコード決済の支払い時にポイントを使うことが可能です。
- dポイント=「d払い」での支払い時に利用可能
- Pontaポイント=「auPAY」での支払い時に利用可能
「d払い」「auPAY」は『AirペイQR』で対応しております。
『Airペイポイント』の利用には、『Airペイ(エアペイ)』共通のカードリーダーが必要なため、カードリーダーを無料提供している『Airペイ(エアペイ)
』と同時申し込みすることをおすすめします。
『Airレジ(エアレジ)』
『Airレジ』は、無料で使えるiOS向けレジアプリです。
「シンプルな操作性」と「月額費用無料」で利用できる点から人気のPOSレジサービスです。
『Airレジ』は、『Airペイ(エアペイ)』と連携することで、決済情報の共有や会計ソフトとの自動連携といった機能を利用することができます。
基本的なレジ機能が無料で利用できるのは嬉しいですが、ハンディやオーダーエントリーシステムに対応しておらず、これらの機能を使う場合は、有料サービスである『Airレジ ハンディ』の契約が必要です。
無料のPOSレジアプリをお探しであれば、ハンディやオーダーエントリーシステムも無料で使える「Square(スクエア)」がおすすめです。
Airペイ(エアペイ)のデメリットはある?
『Airペイ(エアペイ)』、決済サービスの中でも、対応決済方法が充実しており、決済手数料も3%台と低料率なため、非常に使い勝手の良いサービスです。
そんな『Airペイ(エアペイ)』を実際に利用していた僕が感じたデメリットは以下の2点。
- 電話サポートが繋がりにくい
- QRコード決済の決済手数料が掛かってしまう
一つずつ解説していきます。
電話サポートが繋がりにくい
『Airペイ(エアペイ)』リリース当初から利用してきた僕が感じたデメリットは「電話サポートが繋がりにくい」ことです。
年中無休9:30~23:00まで受付の電話窓口が設置されているのですが、これが全く繋がりません。。。
30分~1時間程度、呼び出し続けてようやく繋がるといった感じです。
ツイッター上の評判を見ても、サポートセンターへの不満が圧倒的に多いです。
エアペイだけは絶対辞めとけ
カスタマー永遠に繋がらない
新規だけ直ぐ繋がる
メールでの問合せ1カ月以上音沙汰無し
既存客蔑ろ
サービス最低
他業者に変えるわ
#Airペイ— 糸ようじ (@itoyohji_savawo) November 9, 2019
いくら混んでるからつってもAirペイの問い合わせ対応遅すぎてほんと最悪。これリアルに開業間に合わないとあ普通にありえそう。
— すぎもは奏艶がたのしみ (@mokkle) June 8, 2018
会社のキャッシュレス決済の担当になったんだけど、Airペイからの質問メールが意味不明で困った…
電話問い合わせしても全く繋がらん…💦— アスパラ@社畜パパ (@Kapiaspara) September 16, 2019
チャットサポートはすぐに繋がることが多いですが、営業中の急なトラブルなど緊急時の対応にはあまり期待が持てません。
この点が気になる方は、サポート体制に力をいれている決済会社JMSが提供する「VEGA3000」を利用すると良いでしょう。
QRコード決済の決済手数料が掛かってしまう
一部のQRコード決済サービスは、直接契約をすることで決済手数料が無料または低料率で導入できるものもあります。
具体例を挙げると、楽天が提供する「 楽天ペイ 」は、2022年9月末までにかかる決済手数料を全額キャッシュバックするキャンペーンが実施されております。
少しでも決済手数料の負担を避けたい場合は、「Airペイ(エアペイ)と併用して使う」もしくは、「AirペイQRは利用せず、QRコード決済は各社と直接契約する」いずれかの使い方がおすすめです。
Airペイ(エアペイ)では出来ないこととそれぞれ対応しているサービス
『Airペイ(エアペイ)』はモバイル決済サービスの中でも、対応している決済ブランドの種類が多いことが大きな特徴です。
しかし、他社サービスの中には『Airペイ(エアペイ)』には無い機能を提供しているものもあります。
「『Airペイ(エアペイ)』には無い機能」と「その機能に対応している決済サービス」について解説していきます。
流通系電子マネー決済(楽天edy/nanaco/waon)
『Airペイ(エアペイ)』は、全12種の電子マネー決済に対応しておりますが、流通系電子マネーには対応しておりません。
- 楽天edy
- nanaco
- waon
これらの決済方法に対応しているサービスは、
上述のものが挙げられます。
どちらも国内主要の電子マネー決済16種に対応しているため、電子マネー決済に力を入れたい方におすすめです。
とくに『VEGA3000』を提供する決済代行会社JMSでは、1店舗につき1台までプリンター内蔵のマルチ決済端末を無料提供しているので導入費用をかけたくない方におすすめです。
分割払い・ボーナス一括払い
『Airペイ(エアペイ)』は、カード決済時の支払い方法は「一括払い」のみです。
「分割払い」や「ボーナス払い」に対応しているものは、以下のようなサービスが挙げられます。
- VEGA3000
- 1回払い
- 2回払い
- リボ払い
- 分割払い
- ボーナス一括払い
- STORES 決済 (旧:Coiney)
- 1回払い
- 2回払い
- リボ払い
こうしたお支払い方法への対応は、会計金額が大きいお店ほど求められる機会が増えるので、取り扱う商品や業態に合わせて決済端末を選ぶと良いでしょう。
オンライン決済
『Airペイ(エアペイ)』は、店頭での対面決済向けのサービスです。そのため、オンライン決済には対応しておりません。
以下のサービスでは、「クレジット決済可能な請求書」や「決済用のウェブページ作成」することができます。
とくに「Square(スクエア)」は、ネットショップ作成やデリバリー・テイクアウトの注文サイト作成などオンライン決済に関する機能を多く提供しております。
「Square(スクエア)」は決済・会計・店舗運営に関する機能を数多く提供しており、ほぼ全ての機能を月額費用・維持費無料、決済手数料(3.25~3.95%)のみで利用可能です。
月謝払いなど、継続的役務提供に関する決済
『Airペイ(エアペイ)』は、学習塾やスポーツジムの月謝払いなど、継続課金に対応しておりません。
これは『Airペイ(エアペイ)』の機能的な問題だけでなく、長期に渡ってサービス提供を行う継続的役務提供に関する決済は加盟店規約として禁止しております。
モバイル決済サービスで、こうした支払いに対応できるのは「Square(スクエア)」のみです。
「Square(スクエア)」では、業種により上限金額や期間が設けられておりますが、月払いや回数払いなど継続課金機能が備わっております。
外部サービスとの連携
『Airペイ(エアペイ)』は、他社のPOSレジや会計ソフトとの連携ができません。
そのため、お会計時にカード決済を行った際には、POSレジ側でもクレジットカードとして売上を入力する必要があります。
正直、そこまでの手間ではないのですが、どちらか一方の入力を間違えてしまうといった細かいミスが起きてしまうことがあります。
こうした連携機能を重視する場合は、外部サービスとの連携先が充実している「Square(スクエア)」「STORES 決済 (旧:Coiney)
」がおすすめです。
Airペイ(エアペイ)と他社サービスとの徹底比較!
『Airペイ(エアペイ)』と他社サービスとの違いを詳しく知りたい方は、サービスごとの比較記事を用意しておりますので、気になるサービスがあればご覧ください。
まとめ
Airペイ(エアペイ)の特徴
- 業界最多水準の全32種の決済ブランドに対応!
- 外国人向けQRコード決済&銀聯カードなどインバウンド対応!
- 料金面、審査スピード、入金サイクルなど小規模事業者でも導入しやすい!
今ならカードリーダーが無料提供されるため、iPadまたはiPhoneが手元にあれば導入費用0円で利用することが出来る『Airペイ(エアペイ)』。
キャッシュレス決済は拡大は政府が力を入れており、今後もさらなる需要拡大に向けての施策を実施することが予想されます。
『Airペイ(エアペイ)』なら事業者の規模を問わずに、導入することが出来るので、まだキャッシュレス対応出来ていない事業者は導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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