Airペイ(エアペイ)とTakeMe Pay(テイクミーペイ)比較!~店舗向け決済サービス2社はどちらを選ぶべき?~

Airペイ(エアペイ)とTakeMe Pay(テイクミーペイ)は、キャッシュレス決済を簡単に導入できるモバイル決済サービスです。
「訪日外国人のキャッシュレス需要に特化したTakeMe Pay(テイクミーペイ)」
それぞれ得意としたターゲットが異なるサービスであり、TakeMe Pay(テイクミーペイ)に関しては全決済をQRコードで行う変わったサービスです。
この記事では、Airペイ(エアペイ)とTakeMe Pay(テイクミーペイ)にスポットを当て、両社の違いを9つの項目に分けて比較・解説していきます。
「もっと多くのモバイル決済サービスの比較を一気見したい!」という方は、以下の比較記事をご覧ください。
目次
Airペイ(エアペイ)とTakeMe Pay(テイクミーペイ)の基本情報
Airペイ 基本情報 早見表
- 導入費用
- 無料
- 決済手数料
- 1.08~3.74%
- 月額固定費
- 無料
- 入金手数料
- 無料
- 入金サイクル
- 三井住友、みずほ、三菱UFJ銀行は月6回 ※他行は月3回
- その他手数料
- なし
- 審査期間
- 申込日の翌日~3営業日
- キャッシュレス導入0円キャンペーン
- 今なら「iPad」と「カードリーダー」の2点が無料!導入費用0円でキャッシュレス決済に対応可能!
- 実施期間:終了未定※予告なく終了する場合あり
- 0円スタートキャンペーン
- 「カードリーダー」が無料提供されるため、手持ちのiPadまたはiPhoneを利用使えば、導入費用は実質無料!
- 実施期間:終了未定※予告なく終了する場合あり







- 1回払い
- 対応
- 2回払い
- 非対応
- リボ回払い
- 非対応
- 分割払い
- 非対応
- ボーナス一括払い
- 非対応
- タッチ決済
- 対応































(中国)

(香港)

(中国)

(韓国)

(中国)

(マレーシア)

(シンガポール)

(フィリピン)

(タイ)

- 価格
- 無料キャンペーン中※通常価格:20,167円(税込)
- タイプ
- モバイル決済端末
- 必要周辺機器
- iPadまたはiPhone
- レシートプリンター
- 必要な場合は別途用意
- 対応決済方法
- カード決済(ICカード/磁気カード/タッチ決済)
- 電子マネー決済

- 価格
- 無料
- タイプ
- スマホアプリ
- 必要周辺機器
- iPadまたはiPhone
- レシートプリンター
- 必要な場合は別途用意
- 対応決済方法
- QRコード決済(iPadまたはiPhoneで読み取り決済)
TakeMe Pay TakeMe Pay(テイクミーペイ)基本情報 早見表

- 導入費用
- 無料
- 決済手数料
- 3.3%~4.4%
- 月額固定費
- 無料
- 入金手数料
- 286円(税込)
- 入金サイクル
- 月末締め 翌月末払い
- その他手数料
- 審査期間
- 14営業日前後







- 1回払い
- 対応
- 2回払い
- 非対応
- リボ回払い
- 非対応
- 分割払い
- 非対応
- ボーナス一括払い
- 非対応
- タッチ決済
- 非対応








(中国)

(中国)

(中国)
Airペイ(エアペイ)とTakeMe Pay(テイクミーペイ)を9項目で比較
【比較①】キャンペーンで比較
現在、キャンペーンを実施しているのは「Airペイ(エアペイ)」のみです。
- Airペイ
- キャッシュレス導入0円キャンペーン
- 終了未定※予告なく終了する場合あり
- 今なら「iPad」と「カードリーダー」の2点が無料!導入費用0円でキャッシュレス決済に対応可能!
- TakeMe Pay
- なし
モバイル決済サービス各社のキャンペーン情報は以下の記事をご覧ください。
【比較②】決済ブランドの種類&決済手数料で比較
対応可能な決済ブランドの種類で比較すると以下の通りです。
- Airペイ
- 全50種
- 全7種
- 全12種
- 全31種
- 1.08~3.74%
- TakeMe Pay
- 全99種
- 全7種
- 全3種
- 全7種
- 3.3%~4.4%
決済ブランドの種類ではTakeMe Pay(テイクミーペイ)が圧倒的に多いです。
しかし、TakeMe Pay(テイクミーペイ)対応の決済ブランドの多くは、東南アジアを中心とした外国人向けの決済方法です。
対して、Airペイ(エアペイ)は、国内向けの決済ブランドを中心に対応しており、外国人向けQRコード決済にも対応しております。
また、決済手数料にも大きな違いがあり、
- Airペイ(エアペイ)…決済手数料3.24~3.74%
- TakeMe Pay(テイクミーペイ)…決済手数料3.3~4.4%
決済ブランドによっては、1%以上の差があります。
それでは決済方法別に、Airペイ(エアペイ)とTakeMe Pay(テイクミーペイ)それぞれが対応している決済ブランドと決済手数料を見ていきましょう。
クレジットカード決済可能ブランドで比較
- Airペイ
- 全7種
VISA
決済手数料3.24%Mastercard®
決済手数料3.24%AMEX
決済手数料3.24%JCB
決済手数料3.74%DinersClub
決済手数料3.74%Discover
決済手数料3.74%銀聯
決済手数料3.74%
- TakeMe Pay
- 全7種
VISA
決済手数料3.3%Mastercard®
決済手数料3.3%AMEX
決済手数料4.4%JCB
決済手数料4.4%DinersClub
決済手数料4.4%Discover
決済手数料4.4%銀聯
決済手数料4.4%
対応決済ブランドには、違いはありません。
しかし、決済手数料には大きな差があり、国内で利用率の高い『JCB』では0.66%、『AMEX』においては1.16%もの違いがあります。
また、Airペイ(エアペイ)では『カードリーダーでクレジットカードを読み取り、決済を行う』のに対して、TakeMe Pay(テイクミーペイ)では『お客様のスマホでQRコードを読み取り、スマホ上からカード情報を手入力してもらう』必要があり、会計時のオペレーション的にもAirペイ(エアペイ)がスムーズです。
カード決済を目的とする場合は、Airペイ(エアペイ)の導入がおすすめです。
電子マネー決済可能ブランドで比較
- Airペイ
- 全12種
iD
決済手数料3.74%QUICPay
決済手数料3.74%suica
決済手数料3.24%PASMO
決済手数料3.24%Kitaca
決済手数料3.24%tolCa
決済手数料3.24%manaca
決済手数料3.24%ICOCA
決済手数料3.24%SUGOCA
決済手数料3.24%nimoca
決済手数料3.24%はやかけん
決済手数料3.24%ApplePay
決済手数料3.24~3.74%
- TakeMe Pay
- 全3種
PayPal
決済手数料4.4%ApplePay
決済手数料3.3%Google Pay
決済手数料3.3%
電子マネー決済においては、Airペイ(エアペイ)の方が対応している種類が多いです。
そもそもTakeMe Pay(テイクミーペイ)は、お客様のスマホでQRコードを読み取り、決済をため、カードリーダーにスマホやカードをかざす非接触型の電子マネーには対応しておりません。
店頭でGoogle Pay、Apple Pay決済を行う場合、通常、お客様のスマホをカードリーダーにかざして決済を行いますが、TakeMe Pay(テイクミーペイ)は、お客様のスマホからQRコードを読み取り、オンライン決済と同じ要領で決済を行います。
電子マネー決済を目的とする場合も、Airペイ(エアペイ)の導入がおすすめです。
QRコード決済可能ブランドで比較
- Airペイ
- 全31種
楽天PAY
決済手数料3.24%PayPay
決済手数料3.24%d払い
決済手数料3.24%auPAY
決済手数料3.24%メルペイ
決済手数料3.24%ファミペイ
決済手数料3.24%ANA PAY
決済手数料3.24%EPOS PAY
決済手数料3.24%J-Coin Pay
決済手数料3.24%ゆうちょペイ
決済手数料3.24%銀行ペイ
決済手数料3.24%Payどん
決済手数料3.24%atone
決済手数料3.24%pring
決済手数料3.24%ギフティプレモPlus
決済手数料3.24%COIN+
決済手数料1.08%ララPay
決済手数料3.24%Lu Vit Pay
決済手数料3.24%ALIPAY
(中国)決済手数料3.24%ALIPAY HK
(香港)決済手数料3.24%WeChat Pay
(中国)決済手数料3.24%kakaopay
(韓国)決済手数料3.24%Union QR
(中国)決済手数料3.24%touch'n go
(マレーシア)決済手数料3.24%ezlink
(シンガポール)決済手数料3.24%Gcash
(フィリピン)決済手数料3.24%K PLUS
(タイ)決済手数料3.24%
- TakeMe Pay
- 全7種
LINE PAY
決済手数料3.3%PayPay
決済手数料3.3%auPAY
決済手数料3.3%メルペイ
決済手数料3.3%ALIPAY
(中国)決済手数料3.3%WeChat Pay
(中国)決済手数料3.3%Union QR
(中国)決済手数料無料
QRコード決済は、全31種に対応しているAirペイ(エアペイ)の方が充実しております。
Airペイ(エアペイ)は、国内主要QRコード決済から中国や韓国、東南アジアに至る外国人向けQRコード決済まで幅広く対応しております。
上述からQRコード決済で選ぶのであれば、Airペイ(エアペイ)の利用がおすすめです。
その他の決済方法
TakeMe Pay(テイクミーペイ)は、他のモバイル決済サービスでは対応していない「銀行送金」決済が可能です。
東南アジア各国の金融機関から直接決済可能なサービスです。
東南アジア各国をターゲットとしたインバウンド集客を強化したい場合には導入すると良いでしょう。
ただし、TakeMe Pay(テイクミーペイ)は、国内向けの対応決済方法が少なく、決済手数料も高いため、特別な理由がない限りはAirペイ(エアペイ)の導入がおすすめです。
決済ブランドと決済手数料での比較まとめ
- 決済ブランドと決済手数料で選ぶならAirペイ(エアペイ)
- TakeMe Pay(テイクミーペイ)は東南アジアを中心とした外国人向け決済に多く対応
- キャンペーン
- 実店舗を持つ事業者を対象に「iPad」と「カードリーダー」の2点が無料
- 実店舗を持たない事業者は「カードリーダー」が無料
「Airペイ(エアペイ)」は、[add_fieldget id='2620' fd='mob_teble11']の決済ブランドに対応しております。対応数では全99種に対応している「TakeMe Pay(テイクミーペイ)」の方が多いですが、その多くが東南アジア向けの決済です。
国内向けの対応決済ブランド数で選ぶのであれば「Airペイ(エアペイ)」がおすすめです。
【比較③】導入費用(初期費用)&周辺機器で比較
- Airペイ
iOS
- 無料キャンペーン中
- 加盟店負担※無くても利用可能
- TakeMe Pay
- 不要
- 不要
- 非対応
各決済サービスに必要な周辺機器は上記の通り。
Airペイ(エアペイ)は、現在実施されている「スタート0円キャンペーン」を利用することで、「カードリーダー」が無料提供されます。
TakeMe Pay(テイクミーペイ)の導入はQRコードの設置のみなので導入費用は掛かりませんが、決済情報の確認用の端末(PC・スマホ・タブレット等、ブラウザ閲覧ができるもの)が必要です。
両サービスともに月額費用や維持費は掛かりません。
それでは、周辺機器ごとに詳しく解説していきます。
モバイル端末(スマホ・タブレット)
対応モバイル端末(スマホ・タブレット)は、
- Airペイ(エアペイ)=iOSのみ
- TakeMe Pay(テイクミーペイ)=OS不問(ブラウザが利用できる端末)


ただし、Airペイ(エアペイ)は現在実施している『キャッシュレス導入0円キャンペーン』にて、iPadとカードリーダーを無料提供しているので、iOS端末を持っていなくても無料で導入可能です。
対して、TakeMe Pay(テイクミーペイ)はお客様のスマホからQRコードを読み取り、決済を行うため、お店側は決済情報の確認用の端末として、ブラウザが利用できるものであればPCでも利用可能です。
決済端末(カードリーダー)
TakeMe Pay(テイクミーペイ)は、全ての決済を行う際に、お客様がスマホでQRコードを読み取り、決済を行うため、決済端末(カードリーダー)は不要です。
Airペイ(エアペイ)は、決済端末(カードリーダー)が必要ですが、現在実施中の『キャッシュレス導入0円キャンペーン』にて無料提供しております。

ちなみに、TakeMe Pay(テイクミーペイ)の決済を行う際には、お客様のスマホがネットに繋がっている必要があります。
そのため、外国人観光客などスマホは持っているけど、ネットに繋がっていない場合は、カード決済ができないという致命的なデメリットがあります。
お店にFree Wi-Fiがないなど、ネット環境の提供ができない場合は、TakeMe Pay(テイクミーペイ)の導入はおすすめできません。
レシートプリンター
モバイル決済サービスは、明細をメール送信できるため、レシートプリンターは必須ではありません。
しかし、お店によっては紙での明細を求められることが多いこともあるでしょう。
Airペイ(エアペイ)はレシートプリンターの利用を別途購入することで、紙での明細発行が可能です。
レシートプリンターの価格は安いものでも2万円前後と高額です。。
TakeMe Pay(テイクミーペイ)は、レシートプリンターに対応していないため、紙での明細発行はできません。
各周辺機器の保証期間
各サービスの周辺機器についての保証範囲は以下の通り。
- Airペイ(エアペイ)…決済端末(カードリーダー)のみ/1年間
- TakeMe Pay(テイクミーペイ)…なし
Airペイ(エアペイ)の保証範囲は、水没など利用者の不注意や意図的な破損の場合は対象外です。
保証外時は「20,167円(税込)」で新規購入する必要があります。
TakeMe Pay(テイクミーペイ)は、専用の周辺機器が必要ないため、保証はありません。
QRコード決済の設置のみなので、周辺機器の故障といったトラブルに見舞われることがないのはTakeMe Pay(テイクミーペイ)の良い点ですね。
導入費用(初期費用)&周辺機器での比較まとめ
- Airペイ(エアペイ)はキャンペーン利用で「iPad&カードリーダー」が無料
- TakeMe Pay(テイクミーペイ)は導入費用無料だが、お客様のスマホにネット環境が必須
- キャンペーン
- 実店舗を持つ事業者を対象に「iPad」と「カードリーダー」の2点が無料
- 実店舗を持たない事業者は「カードリーダー」が無料
「TakeMe Pay(テイクミーペイ)」は導入費用は無料ですが、カード決済時にお客側がスマホ上でカード情報を手入力する必要があり、決済処理が面倒であったり、お客様のスマホにネット環境が必須など周辺機器がないことでのデメリットも少なくありません。
【比較④】入金手数料&入金サイクルで比較
各サービスで決済を行った売上金の入金サイクル・入金手数料は以下の通り。
- Airペイ
- 無料
- 三井住友、みずほ、三菱UFJ銀行は月6回 ※他行は月3回
- TakeMe Pay
- 286円(税込)
- 月末締め 翌月末払い
入金手数料無料のAirペイ(エアペイ)に対し、TakeMe Pay(テイクミーペイ)は1回辺り286円(税込)の入金手数料が掛かります。
また、入金サイクルにおいても、Airペイ(エアペイ)の方が優れています。
各サービスの対応金融機関と入金サイクルの詳細は以下の以下の通り。
Airペイ(エアペイ)の対応金融機関と入金サイクル
Airペイ(エアペイ)の入金サイクルは、金融機関によって決まります。
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
上記以外の金融機関の場合は、月3回の入金です。
※ゆうちょ銀行は利用できません
入金日が土日祝など、金融機関休業日の場合、前営業日に入金されます。
※月末振込のみ前営業日
また、QRコード決済分のみ金融機関を問わず「月末締めの翌月末1回払い」となります。
それぞれの入金サイクルの詳細は以下の通り。
月6回の入金サイクル詳細
決済日 | 入金日 |
---|---|
前月末日~4日 | 10日 |
5日~9日 | 15日 |
10日~14日 | 20日 |
15日~19日 | 25日 |
20日~24日 | 末日 |
25日~末日前日 | 翌月5日 |
入金日が銀行休業日の場合、翌営業日に入金されます。
ただし、入金日が月末かつ、銀行休業日の場合は、前営業日に入金されます。
- 【通常】
2021年1月31日~2月4日決済分
⇛2月10日に入金 - 【入金日が金融機関休業日の場合】
2021年3月31日~4月4日決済分
⇛4月10日が土曜日のため、翌営業日である12日に入金 - 【入金日が月末かつ、金融機関休業日の場合】
2021年2月20日~2月24日決済分
⇛2月28日が日曜日のため、前営業日である26日に入金
月3回の入金サイクル詳細
決済日 | 入金日 |
---|---|
前月末日~9日 | 15日 |
10日~19日 | 25日 |
20日~末日前日 | 翌5日 |
入金日が銀行休業日の場合、翌営業日に入金されます。
- 【通常】
2021年1月31日~2月9日決済分
⇛2月15日に入金 - 【入金日が金融機関休業日の場合】
2021年4月30日~5月9日決済分
⇛5月15日が土曜日のため、翌営業日である17日に入金
QRコード決済分の入金サイクル
決済日 | 入金日 |
---|---|
1日~末日 | 翌月末日 |
入金日が銀行休業日の場合、翌営業日に入金されます。
- 【通常】
2021年2月1日~2月28日決済分
⇛3月31日に入金 - 【入金日が金融機関休業日の場合】
2021年1月1日~1月31日決済分
⇛2月28日が日曜日のため、前営業日である26日に入金
TakeMe Pay(テイクミーペイ)の対応金融機関と入金サイクル
TakeMe Pay(テイクミーペイ)は金融機関を問わず、「月末締め翌月末払い」です。
決済日 | 入金日 |
---|---|
1日~末日 | 翌月末日 |
入金日が銀行休業日の場合、翌営業日に入金されます。
- 【通常】
2021年2月1日~2月28日決済分
⇛3月31日に入金 - 【入金日が金融機関休業日の場合】
2021年1月1日~1月31日決済分
⇛2月28日が日曜日のため、翌営業日である3月1日に入金
TakeMe Pay(テイクミーペイ)は、決済から入金までの期間が長く、入金1回辺り286円(税込)の手数料がかかります。
キャッシュレス決済導入により、現金化までに時間がかかる点は大きなデメリットです。
資金繰りに不安があるお店は、TakeMe Pay(テイクミーペイ)の導入はおすすめできません。
入金手数料&入金サイクルでの比較まとめ
- 入金手数料・入金サイクルで選ぶならAirペイ(エアペイ)
- TakeMe Pay(テイクミーペイ)は月1回と入金回数が少なく、入金手数料がかかる
- Airペイ(エアペイ)は、ゆうちょ銀行を入金口座に指定できない
- キャンペーン
- 実店舗を持つ事業者を対象に「iPad」と「カードリーダー」の2点が無料
- 実店舗を持たない事業者は「カードリーダー」が無料
キャッシュレス決済導入において、売上金の入金サイクルは経営に大きく影響が出るため、特別な理由がなければ「Airペイ(エアペイ)」の利用がおすすめです。
【比較⑤】審査・導入スピードで比較
- Airペイ
- 申込日の翌日~3営業日
- 申込日から10日前後
- TakeMe Pay
- 14営業日前後
審査から導入までスピードについては、Airペイ(エアペイ)の方が早いです。
しかし、導入当初は「VISA/Mastercard®」しか利用できず、他の決済ブランドは審査が終わり次第、順次利用することができます。
全ての決済ブランドの審査通過には、約1か月~2ヵ月程度掛かります。
どちらのサービスも申込み内容に不備があると審査に遅れが出てしまうので、申し込み内容に誤りがないかしっかり確認してから申し込みをしましょう。
ちなみに、導入スピードを重視する方は、最短当日から利用できる「Square(スクエア)」もおすすめです。
審査・導入スピードでの比較まとめ
- 導入スピードは、申し込みから約10日の「Airペイ(エアペイ)」が早い
- キャンペーン
- 実店舗を持つ事業者を対象に「iPad」と「カードリーダー」の2点が無料
- 実店舗を持たない事業者は「カードリーダー」が無料
- キャンペーン
- Square製品なら使用後でも30日間返品無料!
「Airペイ(エアペイ)」と異なり、カードリーダーは「ヨドバシカメラ」「ビッグカメラ」などで店頭販売しており、発送を待つ必要はありません。
Airペイ(エアペイ)の審査から導入までの具体的な流れは以下の記事にまとめております。
【比較⑥】お支払い方法(分割・ボーナス払い)で比較
両サービスともにカード決済時は「1回払い」のみに対応しております。
- Airペイ
- 可
- 不可
- 不可
- 不可
- 不可
- TakeMe Pay
- 可
- 不可
- 不可
- 不可
- 不可
こうした「お支払い方法」は、決済額が大きくなるほど需要が高い機能になるため、高単価商品を扱うお店は対応しておくことをおすすめします。
全ての「お支払い方法」に対応可能な決済サービスは三井住友グループの「stera pack」が挙げられます。
- キャンペーン
- マルチ決済端末「stera terminal」が無料
- 月額費用3300円が1年無料で使える『お試しプラン』
- 2023年3月末までの新規契約ならいつでも解約OK!最大88,000円の違約金が無料
【比較⑦】決済機能で比較
両サービスともに店舗での「対面決済」のみに対応しております。
- Airペイ
- 可
- 不可
- 不可
- 不可
- 不可
- TakeMe Pay
- 可
- 不可
- 不可
- 不可
- 不可
ただし、店舗事業者であっても、「ジム」や「学習塾」の月謝など継続的に課金を行う商品を提供している場合は、両サービスとも利用することができません。
こうしたお店は、継続課金機能を持つ「Square(スクエア)」を利用すると良いでしょう。
- キャンペーン
- Square製品なら使用後でも30日間返品無料!
「Airペイ(エアペイ)」「TakeMe Pay(テイクミーペイ)」は、両サービスともに月謝払いなど「継続課金」での利用ができないため、こうした事業者は「Square(スクエア)」の利用をおすすめします。
【比較⑧】POSレジ・会計ソフトとの連携で比較
- Airペイ
Airレジ
- 不可
- TakeMe Pay
- 不可
- 不可
Airペイ(エアペイ)、リクルートが提供するAirレジのみ連携可能です。
Airレジと連携することで以下の会計ソフトと連携可能です。
- freee(フリー)
- MFクラウド会計
- 弥生シリーズ
TakeMe Pay(テイクミーペイ)は、基本的には外部サービスとの連携機能はありません。
ただし、100店舗以上展開する法人に限っては、利用しているPOSレジシステム次第にはありますが、連携システムを構築してくれるそうです。
僕が働いていた飲食店では、POSレジは「Uレジ」、決済サービスは「Airペイ(エアペイ)」を利用していたことから連携機能は使用できませんでした。
互いに自動連携してくれるので、確かに便利な機能ではありますが、正直なところ連携しなくてもそこまで不便に感じたことはありません。
「お店で利用している各サービスとの連携機能があれば利用する」程度で、決済手数料や対応ブランドといった他の面で選ぶことをおすすめします。
ちなみに、連携機能に最も対応しているサービスは「Square(スクエア)」です。
- キャンペーン
- Square製品なら使用後でも30日間返品無料!
【比較⑨】サポート対応で比較
それぞれのサポート窓口の対応方法と対応時間は以下の通り。
- Airペイ
- 電話メールチャット
- 【年中無休】9:30~23:00
- TakeMe Pay
- 電話メール
- 9:00~17:00
問い合わせ方法や受付時間はAirペイ(エアペイ)が充実しております。
しかし、両サービスともにサポート体制を重視しているわけではありません。
特にAirペイ(エアペイ)のサポートは電話は混線していることが多く、メールへの返信も遅く、サポート体制が十分とはいえません。
エアペイだけは絶対辞めとけ
カスタマー永遠に繋がらない
新規だけ直ぐ繋がる
メールでの問合せ1カ月以上音沙汰無し
既存客蔑ろ
サービス最低
他業者に変えるわ
#Airペイ— 糸ようじ (@itoyohji_savawo) November 9, 2019
いくら混んでるからつってもAirペイの問い合わせ対応遅すぎてほんと最悪。これリアルに開業間に合わないとあ普通にありえそう。
— すぎもは奏艶がたのしみ (@mokkle) June 8, 2018
会社のキャッシュレス決済の担当になったんだけど、Airペイからの質問メールが意味不明で困った…
電話問い合わせしても全く繋がらん…💦— アスパラ@社畜パパ (@Kapiaspara) September 16, 2019
Twitter上での評判の通り、実際にサポートに電話をかけると30分~1時間くらい繋がらないなんてことはザラですね。。。
サポートを重視するのであれば、アフターサポートに力を入れている三井住友グループの『stera pack』がおすすめです。
- キャンペーン
- マルチ決済端末「stera terminal」が無料
- 月額費用3300円が1年無料で使える『お試しプラン』
- 2023年3月末までの新規契約ならいつでも解約OK!最大88,000円の違約金が無料
導入費用 | 無料 |
---|---|
決済手数料 | 2.70~3.74% |
月額固定費 | 3,300円/月 ※お試しプランは1年間無料 |
入金手数料 | 三井住友銀行は無料 ※他行は1回辺り220円(税込) |
その他手数料 | なし |
審査期間 | 申し込みから1.5~2ヶ月 |
結局、導入費用や手数料など料金はどっちがお得?
どちらの決済サービスを選ぶか、もっとも重要なポイントとして「いくら掛かるのか?」と料金面が気になる方が多いと思います。
そこで、以下の条件で、それぞれの決済サービスの料金を比較してみます。
- 決済額100万円
- 決済方法の利用率は全て同一
- 決済手数料はカード決済の手数料平均で計算
- 入金手数料は12か月で計算
- Airペイ
- 35257円
- 35257円
- 0円
- 0円
- TakeMe Pay
- 44289円
- 40857円
- 3432円
- 0円
決済手数料の計算式は以下の通り。
決済手数料は、両サービスともに対応しているブランドが異なるため、各ブランド毎の手数料の平均で比較してみました。
決済手数料率が高く、入金手数料が掛かる『TakeMe Pay(テイクミーペイ)』の方が高いことがわかります。
TakeMe Pay(テイクミーペイ)は他サービスとの併用がおすすめ
QRコードの設置のみで導入可能な「TakeMe Pay(テイクミーペイ)」ですが、デメリットも多く、単体での利用はおすすめしません。
具体的なデメリットは、
- カード決済はスマホ上からカード番号の手入力が必要で面倒
- 売上金は月末締め翌月末払いと入金サイクルが遅い
- かざすタイプの電子マネーには非対応
上述のようなことが挙げられます。
また、決済はお客側のスマホを使うため、店舗に「フリーWi-Fi」の環境がなければ、ネット環境を持たない外国人観光客は決済が行えません。
外国人向けの決済を目的としたサービスであるため、インバウンド集客に力を入れているお店以外にはおすすめできません。
上述から「TakeMe Pay(テイクミーペイ)」は、「Airペイ(エアペイ)」などカードリーダータイプの決済サービスと併用して使うことをおすすめします。
【まとめ】Airペイ(エアペイ)とTakeMe Pay(テイクミーペイ)それぞれの強みとは?
「Airペイ(エアペイ)」と「TakeMe Pay(テイクミーペイ)」、2社の決済サービスを比較してみました。
「Airペイ(エアペイ)」と「TakeMe Pay(テイクミーペイ)」の比較一覧は以下の通り。
- Airペイ
Airレジ
- TakeMe Pay
- 不可
Airペイ(エアペイ)とTakeMe Pay(テイクミーペイ)導入を迷っている事業者の方が、この記事を読んで自分に合ったサービスを選ぶことが出来れば幸いです。
TakeMe Pay(テイクミーペイ)は、飲食店向けにインバウンド関連のインフラの提供や集客を行っている会社ということもあり、訪日外国人のキャッシュレス需要に特化したサービスといえます。
繰り返しになりますが、カードリーダーを利用する他社のモバイル決済サービスと併用して使うことをおすすめします。
ただし、TakeMe Pay(テイクミーペイ)で導入できる独自の決済方法は、東南アジア向けの決済方法です。
そのため、東南アジアの観光客をターゲットとしない場合は、導入するメリットはほぼありません。
上述のような目的がない場合は、『Airペイ(エアペイ)』の導入がおすすめです。
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