2020年1月30日より、Airペイ(エアペイ)QRに追加された「auPAY」。
これでAirペイ(エアペイ)QRの決済方法は全6種。
Airペイ(エアペイ)で対応しているクレカ・電子マネー決済を併せると全25種の決済方法が利用可能となりました。
2020年8月より、外国人向けQRコード決済5種とJ-Coin Payが追加され、対応QRコード決済は12種、全31種の決済方法が利用可能です。
KDDIが提供する「auPAY」は、auユーザーはもちろん、他キャリアのユーザーでも利用可能なQRコード決済。
「誰でも!毎週10億円!もらえるキャンペーン」など利用者拡大のため、大規模な還元キャンペーンを実施するなど、PayPay(ペイペイ)に続いて話題のサービスです。
そんな「auPAY」ですが、既にAirペイ(エアペイ)QRを利用している場合は別途申込が必要です。
この記事では、Airペイ(エアペイ)QRに「auPAY」を追加する方法と決済手数料について解説していきます。
Airペイ(エアペイ)QRでauPAYを利用するには追加申し込みが必要!
auPAYが追加された1月30日以前からAirペイ(エアペイ)QRを利用している場合、管理画面上から追加申し込みを行う必要があります。




「auPAY」が利用できるようになるのは、追加申請をしてから1か月程度。
審査完了の連絡がAirペイ(エアペイ)QRに登録してあるメールアドレス届きます。
審査完了後、決済アプリ上に「auPAY」が表示されます。

Airペイ(エアペイ)QRの管理画面へのアクセス手順
ちなみに、Airペイ(エアペイ)QRの管理画面は、Airペイ(エアペイ)の管理画面とは別です。
Airペイ(エアペイ)QRの管理画面へのアクセス手順は、以下の通り。





Airペイ(エアペイ)QRでauPAYを利用するメリット
「auPAY」をAirペイ(エアペイ)QRで利用するメリットは「複数のQRコード決済」を一元管理できる点です。
Airペイ(エアペイ)QRでは現在、12種類のQRコード決済に対応しております。
- Airペイ
- 全12種
LINE PAY
決済手数料3.24%PayPay
決済手数料3.24%d払い
決済手数料3.24%auPAY
決済手数料3.24%J-Coin Pay
決済手数料3.24%ALIPAY
(中国向け)決済手数料3.24%ALIPAY HK
(香港向け)決済手数料3.24%WeChat Pay
(中国向け)決済手数料3.24%kakaopay
(韓国向け)決済手数料3.24%Union QR
(中国向け)決済手数料3.24%touch'n go
(マレーシア向け)決済手数料3.24%ezlink
(シンガポール向け)決済手数料3.24%
これらの決済サービスを一つのアプリ、一つの管理画面で利用することができます。
また、管理画面/アプリは別ですが、Airペイ(エアペイ)と併せて利用することで全31種ものキャッシュレス決済を一つのID/PASSで管理することができます。
複数の決済サービスを利用する場合、スタッフへの操作手順の落とし込みが手間になってしまったり、経理業務が面倒になってしまいます。
Airペイ(エアペイ)/Airペイ(エアペイ)QRを利用することで管理業務が非常にラクになる点が最大のメリットと言えるでしょう
また、現在実施中の「キャッシュレス導入0円キャンペーン」では、「iPadとカードリーダーの2点」が無料提供されます。
Airペイ(エアペイ)QRでauPAYを利用するデメリット
Airペイ(エアペイ)QRで「auPAY」を利用するデメリットはお金に関わるものが多いです。
具体的には以下の3点。
- 決済手数料が掛かる
- モバイル端末が必要
- 入金サイクルが月1回と少ない
これらの点が気になる場合は、後述する「直接契約」をおすすめします。
それでは、デメリットについて詳しく解説していきます。
決済手数料が掛かる
Airペイ(エアペイ)QRは、全ての決済方法で「3.24%の決済手数料」が掛かります。
「auPAY」は直接契約することで、「決済手数料が無料」で使うことができます。
「auPAY」の決済手数料が無料の期間は2021年7月末までと期間限定ですが、導入費用も掛かりません。
ちなみに、複数の決済サービスを使い分ける場合、スタッフが間違えてAirペイ(エアペイ)QRで決済をしてしまわないように、あえてAirペイ(エアペイ)QRに決済サービスを追加しない方が良いでしょう。
iOS端末が必要
QRコード決済の支払い方法は、
- お客が提示したQRコードを店舗側が読み取る「ストアスキャン方式」
- お店が掲示しているQRコードをお客が読み取る「ユーザースキャン方式」
上記、2点のいずれかが挙げられます。
Airペイ(エアペイ)QRの場合、「ストアスキャン方式」にしか対応していないため、QRコードの読み取りを行う「iOS端末(iPadかiPhone)」が必要です。
各公式サービスからの申し込みを行った場合、「ユーザースキャン方式」「ストアスキャン方式」から好きな方を選んで利用することができます。
加盟店にとって、「QRコードの掲示だけで導入できる簡易さ」がQRコード決済の魅力の一つであるため、支払い方法が限定的な点は、Airペイ(エアペイ)QRのデメリットの一つと言えるでしょう。
入金サイクルが月1回と少ない
Airペイ(エアペイ)QRで決済を行った売上金の入金は、「月末締めの翌月末」に指定口座に振り込まれます。
各決済サービスと直接契約した場合、「月2回以上」とAirペイ(エアペイ)QRより入金サイクルが多く、キャッシュフローに不安のあるお店でも使いやすい点があります。
各決済サービスと直接契約した場合の入金サイクルは以下の通りです。
金融機関 | 入金サイクル | |
---|---|---|
PayPay(ペイペイ) | ジャパンネット銀行 | 月1回or毎日 |
その他の金融機関 | 月1回or累計売上1万円以上ごと | |
auPAY | 金融機関は問わない | 月1回or月2回 |
d払い | 金融機関は問わない | 月2回 |
【まとめ】少しでもお得に使うなら併用がおすすめ!
Airペイ(エアペイ)QRで「auPAY」を利用する方法とメリット・デメリットについて解説してみました。
「auPAY」を「AirペイQRを使うか」「直接契約して使うか」は、
少しでも経費を削減したい場合は「直接契約」
といった形でお店にとって、優先すべきポイントで選ぶと良いでしょう。
個人的には、契約先が違うだけで3%以上もの決済手数料が節約できるため、決済手数料が無料のサービスは「直接契約」での利用がおすすめです。