JCBの決済手数料が3.24％に引き下げ！エアペイや楽天ペイ、ストアーズ決済など各社で一斉対応！

2023年4月1日より順次、決済代行サービス各社でJCBの決済ブランドの決済手数料（＝加盟店手数料）が3.24％※に引き下げられます。
※Squareのみ3.25％

また、JCBの決済手数料（＝加盟店手数料）引き下げに伴い、QUICpayやDinersClubなどJCB系の決済ブランドも同時に引き下げが行われます。

この記事ではJCBの決済手数料（＝加盟店手数料）の引き下げが発表された決済代行サービスや、決済手数料（＝加盟店手数料）が引き下げられることでどの程度、加盟店側の手数料負担が減るのか等、徹底解説していきます。

JCBの決済手数料（＝加盟店手数料）引き下げが発表された決済代行サービス

現在、JCBの決済手数料（＝加盟店手数料）引き下げを発表している決済代行サービスは以下の5社。

各社ともにこれまでのJCBの決済手数料（＝加盟店手数料）は『3.74％』でしたが、2023年4月1日より順次『3.24％※』に引き下げられます。
※Squareのみ3.25％

これは各社が対応しているVISA、Mastercardと横並びの料率です。

また、引き下げられる決済ブランドはJCBだけではありません。

各社で手数料の値下げが発表されている決済ブランドは以下の通りです。

サービス	決済手数料 引き下げ対象ブランド	引き下げ 適用開始日
Airペイ(エアペイ)	3.74%⇒3.24％ JCB DinersClub Discover 銀聯 iD QUICPay	2023年4月1日
stera pack	3.74%⇒3.24％ AMEX JCB DinersClub Discover QUICPay 2.70～2.90%⇒2.70％ (お試しプランは3.25%⇒3.24％) VISA Mastercard 3.25%⇒3.24％ 銀聯 iD nanaco WAON 楽天Edy 交通系IC詳細 楽天PAY PayPay d払い auPAY メルペイ ゆうちょペイ ALIPAY WeChat Pay Union QR	2023年4月3日
STORES 決済 (旧:Coiney)	3.74%⇒3.24％ JCB DinersClub Discover	2023年4月1日
Square(スクエア)	3.95%⇒3.25％ JCB QUICPay	2023年4月28日
楽天ペイ	3.74%⇒3.24％ JCB DinersClub Discover iD QUICPay	2023年4月1日

基本的にはJCB系の決済ブランドが対象ですが、『stera pack(ステラパック)』では全体的に引き下げられました。

次に、各社がそれぞれ対応している全ての決済方法における決済手数料について詳しくみていきましょう。

Airペイ(エアペイ)の決済手数料（＝加盟店手数料）

『Airペイ(エアペイ)』ではクレジットカード決済（全7種）、電子マネー決済（全12種）、QRコード決済（全44種）、全63種の決済ブランドに対応しております。

決済手数料（＝加盟店手数料）は決済ブランド毎に『1.08％』『3.24％』『3.74％』のいずれかが適用されます。

今回のJCB系の決済手数料（＝加盟店手数料）引き下げによる変化は以下の通りです。

決済手数料（＝加盟店手数料）はCOIN+のみ『1.08％』、それ以外は『3.24％』が適用されます。

stera pack(ステラパック)の決済手数料（＝加盟店手数料）

『stera pack （ステラパック）』ではクレジットカード決済（全7種）、電子マネー決済（）、QRコード決済（）、の決済ブランドに対応しております。

決済手数料（＝加盟店手数料）は決済ブランド毎に『2.70～3.25％』『3.25％』『3.74％』のいずれかが適用されます。

今回のJCB系の決済手数料（＝加盟店手数料）引き下げによる変化は以下の通りです。

『3.74％』が適用される決済ブランドがなくなりました。

また、『3.25％』の料率が適用されていた決済ブランドが『3.24％』に引き下げになり、VISA、Mastercard以外は一律3.24％の決済手数料(加盟店手数料)が適用されます。

ちなみにVISA、Mastercardの決済手数料(加盟店手数料)は以下の条件で料率が決まります。

高性能なマルチ決済端末がリスクなしでお試しできるので非常にお得です。

STORES決済（ストアーズ決済）の決済手数料（＝加盟店手数料）

『STORES 決済 (旧:Coiney)』ではクレジットカード決済（全6種）、電子マネー決済（全10種）、QRコード決済（全1種）、全17種の決済ブランドに対応しております。

決済手数料（＝加盟店手数料）は決済ブランド毎に『1.98％』『3.24％』『3.74％』のいずれかが適用されます。

今回のJCB系の決済手数料（＝加盟店手数料）引き下げによる変化は以下の通りです。

決済手数料3.74％の決済ブランドはなくなり、『1.98％』または『3.24％』のいずれかが適用されます。

STORES決済は対応可能な決済手段は少ないですが、交通系電子マネーの決済手数料が他社より安価に利用できるのが魅力的ですね。

今回の決済手数料（＝加盟店手数料）引き下げは一律のため、手続きは不要

今回の決済手数料（＝加盟店手数料）引き下げは既存加盟店を含む、一律の引き下げです。

すでに各決済代行サービスを導入している加盟店側で特別な手続きは必要ありません。

各社の新手数料適用日以降、新しい手数料が適用されることになります。

サービス	新手数料適用日
Airペイ(エアペイ)	2023年4月1日
stera pack	2023年4月3日
STORES 決済 (旧:Coiney)	2023年4月1日
Square(スクエア)	2023年4月28日
楽天ペイ	2023年4月1日

今回の決済手数料（＝加盟店手数料）引き下げで手数料負担はどのくらい少なくなる？

今回の引き下げられる決済手数料（＝加盟店手数料）の幅は0.5～0.7％です。

たかが0.5～0.7％と思われるかもしれませんが、JCBは国内のクレジットカードシェアでVisaに次ぐカードブランドであるため、売上規模が大きいお店にとってはかなりの経費削減につながるでしょう。

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決済額に応じて発生する決済手数料を3.24％と3.74％、二つの料率で比較した表が以下の通り。

決済額	決済手数料 3.24％	決済手数料 3.74％	差額
100万円	32,400円	37,400円	5,000円
250万円	81,000円	93,500円	12,500円
500万円	162,000円	187,000円	25,000円
1千万円	324,000円	374,000円	50,000円
3千万円	972,000円	1,122,000円	150,000円
5千万円	1,620,000円	1,870,000円	250,000円
1億円	3,240,000円	3,740,000円	500,000円

年間を通してみればJCB単体の決済額が1千万円を超えるお店は決して珍しくないでしょう。

現在のJCBの決済手数料が3.24％を超える場合、乗り換えを検討すると良いでしょう。

今回、決済手数料が引き下げられる各社でおすすめは『stera pack 』です。

『stera pack(ステラパック)』はVISA、Mastercardの決済手数料が2.70％と他社より安価です。

また、初期費用無料で高性能なマルチ決済端末『stera terminal』が使えます。端末故障時には永久保証なので無料交換してもらえたり、プリンターのロール紙まで無料で発注できます。

ただし、月額費用3300円掛かるため、VISA、Mastercardの決済額が70万円以上ない場合には他社サービスの方がお得です。今なら1年間月額費用が無料の『お試しプラン』の提供や最低契約期間（3年間）内での解約でも違約金が免除される等、リスク無しで始めることできます。

また、開業したての個人事業主など売上実績がない場合など審査に不安がある方は『Square(スクエア)』がおすすめです。

まとめ

以上、2023年4月1日より、決済代行サービス各社でJCBの決済ブランドの決済手数料（＝加盟店手数料）が3.24％に引き下げられることについて解説してみました。

今回の決済手数料（＝加盟店手数料）の引き下げは0.5％と非常に大きなものです。

導入している決済サービスが違うだけで、決済手数料（＝加盟店手数料）が変わるのであれば安いに越したことはありません。

もちろん、POSレジとの連動の可否など導入している決済サービスに理由がある場合は別ですが、そうでない場合は乗り換えを検討してみても良いでしょう。

各社のお申込みは公式サイトからネット完結で行えるので、この機会に乗り換えや導入を検討してみてはいかがでしょうか？

JCB系の決済手数料が引き下げに！
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