【グルメサイトのネット予約手数料まとめ】掲載料とは別途請求されるネット予約従量課金について

スマホ・PCがあればどこでもお店を予約できるネット予約。各グルメサイトで即予約システムがリリースされてから年々利用者は増えております。

グルメサイトでは、即予約受付をすることで掲載順位が優先されたり、特集ページに表示されます。そのため、グルメサイトでの集客を上げる上で欠かせないツールとなっております。

そんなネット予約ですが、システムを利用する上で手数料が掛かるサイトが多いです。1名辺り10円~200円と利益率の低い業種である飲食店にとっては負担が大きいのも事実です。

今回の記事では、各グルメサイトのネット予約手数料について、またその手数料はどういった形で利用されているのかについてご紹介していきます。

グルメサイト5サイトのネット予約手数料一覧

ぐるなび・ホットペッパーグルメ・食べログ・ヒトサラ・レッティ、各サイトのネット予約手数料は以下の通りです。

ランチ ディナー
ぐるなび 1名/50円 1名/200円
ホットペッパー 1名/10円 1名/50円
食べログ 1名/100円 1名/200円
レッティ 無料 無料
ヒトサラ 無料
※成果型プランの場合は1名/200円
無料
※旧有料プランの場合は1名/200円
※成果型プランの場合は1名/700円
通常、ネット予約機能を有料プランのみ提供しているグルメサイトは、GoToイートキャンペーン期間は無料掲載プランにもネット予約機能を開放します。

一部のグルメサイトは、無料掲載プラン有料掲載プランによって、送客手数料が異なります。

GoToイートキャンペーン対象の全グルメサイトのネット予約手数料の詳細は、以下の記事にて一覧表にまとめております。

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基本的に手数料がかかるサイトは1名辺りで手数料を請求されます。
例えば、食べログでディナータイムに10名ネット予約をした場合、お店側に「10名×200円=2000円」が請求されます。

ランチタイムのネット予約手数料は、低く設定されている傾向にありますが、単価の低いランチを提供しているお店には厳しい金額ですね。

ちなみにランチタイム扱いとなる時間帯は以下の通りです。

  • ぐるなび:7:00~14:59
  • ホットペッパーグルメ:7:00~14:59
  • 食べログ:6:00~15:59
  • ヒトサラ:6:00~15:59

上記を除く時間からの予約は全てディナー扱いとなります。

2018年に即予約システムをリリースしたばかりのレッティでは、ネット予約手数料が掛かりません。しかし、食べログも元々はネット予約手数料が掛からなかったため、今後有料化される可能性も考えられます。

ネット予約手数料はなぜ掛かる?

手数料がかかるグルメサイトの多くは、ポイントサービスを導入しております。

ネット予約を利用してお店を予約したユーザーに対して、ポイントを還元することでネット予約の利用を促しているのです。

ではなぜ、グルメサイトは、ネット予約の利用率を上げたいのかというと、理由は以下の通り。

  • サイトの利便性の向上
  • ユーザーの囲い込み
  • 費用対効果の明確化

主に上述の通りです。

グルメサイトの利便性の向上

今となっては、グルメサイトに限らず、ホテルや美容室など様々な業界のサイトで即予約システムが導入されていますよね。そのため、即予約システムを利用することへの抵抗感はあまり感じなくなっているユーザーが増えてきております。

即予約リリース当初は、「来店したら席が取れていない」といったお店と客の間でのトラブルが多発しておりました。こういったトラブルを経験してしまうと、ユーザー側もお店側も「即予約を利用=リスク」という認識になってしまいます。

グルメサイト側からすると、サイトの利便性を上げるための新システムを利用されないのは困る、ということで利用促進の施策の一環としてポイントサービスの導入を開始しました(元々、導入していたグルメサイトもあります)。

グルメサイトを介して予約するだけで、1名辺り50円~200円分のポイントがもらえるわけですから、宴会の幹事からするとめちゃくちゃお得ですよね。

以下のデータからも読み取れるようにネット予約利用者は年々増加の傾向にあります。

出典:「食べログ」レストランのネット予約サービス、累計予約人数が5,000万人を突破

導入当初はトラブルが多かったわけですが、浸透した結果、客側にも飲食店側にもメリットが大きかったわけです。

「即予約」は、必要情報を入力してその場で予約が確定するため、ユーザーとお店のやり取りが簡略化されるため、非常に便利です。営業中に電話を取れないお店も多く、予約の取りこぼしといった機会損失をカバーしてくれます

グルメサイトの利便性が向上すれば、そのサイトからお店を予約する数も増えるため、サイト利用者も増え、グルメサイトの収益に繋がるわけです。

ユーザーの囲い込み

グルメサイトは数が多く、サイト同士の競争が激化しております。グルメサイトの多くは、飲食店側からの掲載費用が収益の割合の多くを占めております。そのため、掲載しても集客出来ないとお店側に判断されると掲載を辞めたり、プランを下げられてしまいます。

サイトへのアクセス数は重要ですが、お店側からするといくらアクセスがあっても集客に繋がらなければ意味がないわけです。

そのため、ポイントサービスを導入し、ユーザーに会員登録を促すことで予約するユーザーを増やしたいわけです

例えば、あるユーザーがお店を探すのはレッティを利用するけど、ポイントが貯まるので予約はホットペッパーで行うとします。この場合、お店の来店を促したのはレッティですが、予約実績としてはホットペッパーですよね。

こういったユーザー毎の細かい導線を分析するには、ホットペッパーやレッティが飲食店側に開示しているデータでは読み取ることは非常に難しいです。

ユーザーを囲い込むことで、「お店の予約」はこのサイトといった形で独占できるわけです

費用対効果の明確化

グルメサイトの集客指標は、電話が鳴った数=コール数、ネット予約数から算出することが出来ます。

ただ、電話の場合、その全てが予約についてのものではありませんよね。道案内や業者から営業、予約人数の変更やキャンセルなど新規予約以外の電話も含まれます。

ネット予約の場合、件数と人数からより正確な売上見込みを算出することが出来ます。

グルメサイト側が掲載を促す際の情報として、非常に有効的なデータとして蓄積されます。

そのため、電話予約ではなく、ネット予約利用を促進することで、サイトの売上上昇に繋がります。

グルメサイト別のネット予約手数料の内訳

では、飲食店がグルメサイトのネット予約手数料全てがユーザーに還元されているのかというと、サイトによって異なります。

ネット予約手数料分のポイント全てをユーザーにポイントとして還元しているサイトもあれば、一部を収益やサイトの販促費用に回しているサイトもあります。

ぐるなびのネット予約手数料の内訳

ネット予約手数料 1名/200円
ユーザーへのポイント付与 1名/100P

ぐるなびの場合、ネット予約手数料の50%である100円分(ランチであれば25ポイント)のポイントがユーザーに還元されます。

ただし、ぐるなびの有料会員(月額300円)の場合は、1名辺り200円分(ランチであれば50ポイント)、つまりネット予約手数料の全てがユーザーに還元されます。

また、ぐるなびはネット予約促進のキャンペーンとしてポイント倍増キャンペーンといった販促を行うことがあり、ネット予約手数料の差額を販促費として利用しているようです。

ホットペッパーグルメのネット予約手数料の内訳

ネット予約手数料 1名/50円
ユーザーへのポイント付与 1名/50P

ホットペッパーグルメの場合、ネット予約手数料の全てをユーザーに還元しております(ランチであれば10p)

ネット予約手数料が掛かるグルメサイトの中でも、手数料は安く感じますが、基本掲載料金が高額であるため、当然と言えば当然かもしれませんね。

ぐるなびのようにポイント倍増キャンペーン特集がありますが、ぐるなびと違い、参画するには「ポイント倍増PR」というオプション商品を付けなくてはいけません。

価格はエリアによって異なりますが、ユーザーへの還元するポイントが5倍、つまり250円分のポイントに増やす場合「1か月8万円前後」です。

この商品を付けた場合でもネット予約手数料は1名辺り50円と変わりません。

食べログのネット予約手数料の内訳

ネット予約手数料 1名/200円
ユーザーへのポイント付与 1名/50P

食べログはグルメサイトの中でもネット予約手数料に対してのユーザーへの還元率が低いです(アプリ経由の場合は100円分のポイントが還元)

食べログは、ホットペッパーグルメやぐるなびのように自社内のポイントサービスを持っていません。Tポイントが直接貯まるため、Tポイント加盟店手数料が発生していることから還元率が低いと考えられます。

とはいえ、ディナー・ランチタイム共にネット予約手数料が高額であることから飲食店からは不満の声も多く上がっております。
食べログのネット予約に「課金制度」飲食店の呼びかけが物議

ヒトサラのネット予約手数料の内訳

ネット予約手数料 無料
※旧有料プランの場合、ディナータイムのみ1名/200円
※成果型プランの場合、ランチタイム1名/200円・ディナータイムのみ1名/700円
ユーザーへのポイント付与 1名/50P

ヒトサラは、掲載プランの変更に伴い、一部を除き送客手数料が無料となりました。

ネット予約手数料が無料にもかかわらず、ユーザーにポイントが付与されるため、還元率は非常に高いと言えるでしょう。
※プラン変更前の旧契約の場合は、ディナータイムのみ1名/200円の送客手数料が掛かります。

また、プラン変更に伴い、月額固定費が掛からない「成果型プラン」が新たに追加されました。
電話1架電ごと・ネット予約1名辺りといった形で、完全成果報酬型で課金されるため、効果がなければ料金が掛かりません。

ただし、「成果型プラン」の送客手数料は、ディナータイムの場合「1名辺り700円」と異常に高く、掲載順位など露出面も「月額固定プラン」と大差がないため、わざわざ「成果型プラン」で掲載するメリットはほとんどありません。

まとめ

各グルメサイトのネット予約手数料とその内訳についてご紹介しました。

即予約が浸透し、各グルメサイトのネット予約利用者が増えるにつれて、飲食店側の手数料負担も大きくなります。
スマートフォンが普及している現在、即予約はユーザーにとって非常に利便性が高く、飲食店にとっても機会損失を防げるため、メリットも数多くあると思います。

基本掲載料に加えて、従量課金型で手数料が掛かるのはおかしいと思う飲食店関係者の声も多く聞きますが、それだけグルメサイトの集客効果が高いということです。

しかし、グルメサイト無しでは成り立たない飲食店は、新しいサービスがリリースする度にお金が掛かり、利益が上がりにくい状態になってしまいます。

SNSなどお金をかけずに集客をするなど、グルメサイトに依存しすぎないように気を付けましょう。

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