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スマレジとAirレジ(エアレジ)を徹底比較!タブレットPOSレジで使いやすいのはどっち?

スマレジとAirレジってどっちのほうが使いやすくて、操作がスムーズなのかな?

POSレジ導入を検討しているけど、月々の費用や最初にかかるお金って高くない?予算内で導入できるかな?

タブレットPOSレジの導入を検討しているけれど、『スマレジ』と『Airレジ(エアレジ)』のどちらを選べばいいのか迷っていませんか?

POSレジは会計業務だけでなく、売上情報を蓄積し、マーケティングや商品開発に役立てる上で重要なシステムです。また、お店の業種や販売形態、規模感によっても求められる機能が変わってくるため、比較検討するのは簡単なことではありません。

この記事では、スマレジとAirレジ(エアレジ)を徹底比較し、各サービスの特徴や違いをわかりやすく解説していきます。導入する上で気になる費用や必要機器はもちろん、基本的な販売機能や売上分析機能、顧客管理機能など機能別に違いが分かるよう解説していきます。

この記事では徹底的に比較解説を行っているため、情報量が多くなっています。時間がない方は、比較項目の最後に設けた「まとめ」部分を参考にしてみてください。

POSレジ選びのポイント

  1. 月額料金や初期費用が高くないか、予算内で導入できるかどうか。
  2. アルバイトスタッフでも使いやすく、操作性が良いのか。
  3. 複数店舗を運営している場合、店舗間で商品やスタッフ情報を一元管理できるか。
  4. 売上分析機能顧客管理機能が充実していて、ビジネスに役立てられるか。
  5. 対応している周辺機器キャッシュレス決済が自分のお店に適しているか。
  6. サポート体制が整っており、トラブル時に迅速に対応してもらえるか。
目次

【結論】おすすめのPOSレジはスマレジ

スマレジがおすすめのお店Airレジ(エアレジ)がおすすめのお店
初期費用を抑えたいお店
契約期間に縛られたくないお店
多角的な視点での売上分析を行いたいお店
会員機能や独自のポイントサービスを利用したいお店
複数店舗で導入したいお店
店舗展開を考えているお店
オーダーエントリーシステムを使いたい飲食店
店舗間・ECサイトとの商品・在庫情報を一元管理したい小売店・アパレル
セルフレジ、券売機を導入したいお店
サポート体制を重視するお店
店舗規模が小さいお店
無料でPOSレジを使いたいお店
最小限のPOSレジ機能しか使わないお店
イベントや催事出店などのスポット利用
ビアガーデンやポップアップストアなど期間限定のお店

最初に結論を言ってしまうと、『スマレジ』と『Airレジ(エアレジ)』の二社であればスマレジの利用をおすすめします。

Airレジ(エアレジ)はシンプルな操作性を持っており、基本的なPOSレジ機能を無料で利用できます。飲食店を中心に多くの店舗事業に携わってきた私も過去にビアガーデンや催事出店など期間限定店舗ではAirレジ(エアレジ)を利用した経験がありますが、常設店舗では絶対に使いません。

大きな理由は売上分析機能が非常に乏しいこと、外部システムとの連動・カスタマイズ性が限定的であることの2点です。

最初はAirレジ(エアレジ)で充分かもしれませんが、店舗拡大など将来的な目線で考えるとPOSレジは無料にこだわらず、機能性・カスタマイズ性に優れているものを選ぶべきでしょう。

それではスマレジとAirレジ(エアレジ)、機能性にどのような違いがあるのか、詳しく解説していきます。

スマレジとAirレジ(エアレジ)の比較一覧表

まずは、『スマレジ』と『Airレジ(エアレジ)』の基本的な情報を比較したものを表にまとめました。

サービス名スマレジAirレジ(エアレジ)
提供元株式会社スマレジ
株式会社リクルート
初期費用導入費用無料
※周辺機器は別途購入
無料
※有料プランは環境に応じて0~110,000円
※周辺機器は別途購入
必要機器
※最小構成
iOS端末

キャッシュドロア
プリンター

iOS端末
キャッシュドロア
プリンター
セットアップオンライン22,000円

訪問:44,000円
(希望店舗のみ)
0円~110,000円
(Airレジオーダーのみ)
月額費用無料プランありあり
有料プランプレミアム:5,500円/月

プレミアムプラス:8,800円/月
フードビジネス:12,100円/月
リテールビジネス:15,400円/月
Airレジオーダー:6600円~17,600円/月
(飲食業向けプラン)
無料トライアルありなし
レジ端末の上限1店舗につき3台まで
※無料プランは1台まで
実質なし
※1つのAirIDにつき10000台まで
対応OS
iOS

iOS
対応業種総合タイプ総合タイプ
対応店舗規模規模感を問わず対応飲食業以外は小規模事業者向け
契約期間月額契約年間契約
システム連携キャッシュレス決済対応
※他社端末はプレミアムプラン以上
対応
会計ソフト対応
※プレミアムプラン以上
対応
ECサイト対応
※リテールビジネスプランのみ
非対応
予約管理システム対応
※プレミアムプラン以上
対応
オフライン対応対応対応
サポート窓口無料プラン:メール/電話(アカウント作成から30日間)
プレミアムプラスプラン以上:メール/電話
無料プラン:メール/チャット
有料プラン:電話のみ
ショールーム・サービスカウンター全国7か所に展開
一部のヤマダ電機
一部のビックカメラ
公式サイト
スマレジ
公式サイト
Airレジ(エアレジ)

どちらのPOSレジシステムもiOS端末を使用し、必要機器に大きな違いはありませんが、それぞれの特徴によって適した店舗や業種が異なります。

スマレジは、個人店からチェーン店まで幅広く対応できるよう、様々なプランを提供しており、カスタマイズ性にも優れています。また、基本機能的な機能においてもAirレジ(エアレジ)より、詳細な販売方法や売上分析に対応しております。

これに対して、Airレジ(エアレジ)は、シンプルな操作性が魅力ですが、機能性やカスタマイズ性はスマレジに比べてやや劣ります。

このため、店舗の規模やニーズに応じて、スマレジとAirレジ(エアレジ)のどちらを選ぶか慎重に検討することが重要です。

スマレジとAirレジ(エアレジ)を料金プランで比較

スマレジ』と『Airレジ(エアレジ)』はどちらも無料プランを提供しています。

ただし、スマレジは4種類の有料プランを提供しているのに対し、Airレジ(エアレジ)は基本的に無料プランのみを提供しており、飲食業を対象としたオーダーエントリーシステムを利用する有料プラン(Airレジオーダー)を提供しています。

以下では、各社の各プランについて簡単に解説していきます。

スマレジのプランについて

スマレジでは、無料プランと4つの有料プランを提供しています。必要な機能や業種、店舗規模に合わせて選ぶことができます。また、スマレジはカスタマイズ性が高く、自分のビジネスに合わせた環境を構築することが可能です。

スマレジ提供のプラン
  1. スタンダード(無料プラン)…月額無料
  2. プレミアム…月額5,500円/1店舗
  3. プレミアムプラス…月額8,800円/1店舗
  4. フードビジネス…月額12,100円/1店舗
  5. リテールビジネス…月額15,400円/1店舗

以下では、各プランの特徴と違いについて簡単に解説していきます。

スタンダードプラン(無料プラン)…月額無料

スタンダードプランでできることスタンダードプランでできないこと
基本的なレジ機能

1000件までの商品登録
売上分析

メールサポート
外部システム連携
複数店舗管理

PL管理
顧客管理
ユーザー権限の設定

操作ログの管理

クーポン機能
引換券印刷
スマレジAPI利用
セルフレジ

自動釣銭機連携
電話サポート(アカウント作成から30日以内は電話サポートあり)
オーダーエントリーシステム
高度な在庫管理

受注管理

パスポートカメラ読取

免税手続き電子化

月額無料で使えるスタンダードプランでは、販売機能や売上分析など基本的なレジ機能のみ利用することができます。

利用できる機能は限定的ですが、セール販売やセット販売、取り置き販売など様々な販売シーンに対応した販売機能と、期間別や商品別など様々な視点から売上データを確認できる分析機能など、基本的な機能に絞ればAirレジ(エアレジ)に比べて機能性が高いです。

ただし、外部システムとの連動や顧客管理、権限の設定などPOSレジを運用する上で重要な機能が制限されています。

登録から30日以内であれば、有料プランの機能も試すことができたり、電話による導入サポートを受けられる等、お試しプラン的な位置付けになります。

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解説記事はこちら

プレミアムプラン…月額5,500円/1店舗

プレミアムプランでできることプレミアムプランでできないこと
基本的なレジ機能

10万件までの商品登録
売上分析
メールサポート

外部システム連携

複数店舗管理

PL管理

ユーザー権限の設定

操作ログの管理

クーポン機能
引換券印刷
スマレジAPI利用

顧客管理
セルフレジ

自動釣銭機連携
電話サポート(アカウント作成から30日以内は電話サポートあり)
オーダーエントリーシステム
高度な在庫管理

受注管理

パスポートカメラ読取

免税手続き電子化

プレミアムプランは基本的なレジ機能に加えて、店舗経営に欠かせないPL管理や複数店舗管理に対応できるプランです。

ユーザー権限の設定では操作や閲覧できる情報をスタッフごとに管理できたり、操作ログでは誰がいつどの操作を行ったのか確認できるため、スタッフによる不正操作を防止することができます。

また、決済から会計、予約管理など全60種以上の外部システム連携が可能になります。

プレミアムプラス…月額8,800円/1店舗

プレミアムプラスプランでできることプレミアムプラスプランでできないこと
基本的なレジ機能

10万件までの商品登録
売上分析
メールサポート

外部システム連携

複数店舗管理

PL管理

ユーザー権限の設定

操作ログの管理

顧客管理
セルフレジ

自動釣銭機連携

電話サポート
オーダーエントリーシステム
高度な在庫管理

受注管理

パスポートカメラ読取

免税手続き電子化

プレミアムプラスプランはプレミアムプランに顧客管理機能が追加されたプランです。

スマレジの顧客管理機能では顧客=店舗会員として扱うため、独自のポイントサービスの提供や会員限定価格の適用などが行えます。また、会員コードを用いて会員カードの発行もできるため、顧客情報と会計情報の紐づけが効率的に行うことができます。

その他にもプレミアムプランまでは電話サポートはアカウント開設から30日以内の期間限定ですが、プレミアムプラスプランでは常時、電話サポートに対応しております。

自動釣銭機やセルフレジにも対応できます。

フードビジネス…月額12,100円/1店舗

フードビジネスプランでできることフードビジネスプランでできないこと
基本的なレジ機能

10万件までの商品登録
売上分析
メールサポート

外部システム連携

複数店舗管理

PL管理

ユーザー権限の設定

操作ログの管理

顧客管理
セルフレジ

自動釣銭機連携

電話サポート
オーダーエントリーシステム
高度な在庫管理

受注管理

パスポートカメラ読取

免税手続き電子化

フードビジネスプランはプレミアムプラスプランにオーダーエントリーシステムが追加された飲食業向けプランです。

オーダーエントリーシステムはハンディ端末やお客様のスマホ等から注文情報をキッチンに送り、テーブルごとに伝票管理ができる機能です。

ホールからキッチンへの注文の伝達を効率化できるため、席数の大きい飲食店では必須とも言える機能です。

また、プレミアムプラスプランまでの全ての機能が使えるため、細かな売上分析や顧客管理を行うことができます。

リテールビジネス…月額15,400円/1店舗

リテールビジネスプランでできることリテールビジネスプランでできないこと
基本的なレジ機能

売上分析
メールサポート

10万件までの商品登録
外部システム連携

複数店舗管理

PL管理

ユーザー権限の設定

操作ログの管理

顧客管理
セルフレジ

自動釣銭機連携

電話サポート
高度な在庫管理

受注管理
ECサイト連携

パスポートカメラ読取
免税手続き電子化
オーダーエントリーシステム

リテールビジネスプランはプレミアムプラスプランに高度な在庫管理機能が追加された小売業・アパレル業向けプランです。

このプランでは店舗間の在庫移動やECサイトからの受注データの取り込みと処理が行えます。複数のECサイトと店舗の在庫情報を一元管理できるようになる等、オンラインとオフラインを跨いだ商品管理が可能になります。

また、免税手続きの電子化にも対応しており、パスポートの読み取りから免税書類の送信まで行うことができます。

これらのプランにより、様々な業態のニーズに応えることができ、各店舗の運営効率を向上させることが期待できます。選択されるプランによって、必要な機能を利用することができ、ビジネスの拡大や効率化に役立てることができます。

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エアレジのプランについて

一方、Airレジ(エアレジ)は基本的には無料プランで利用でき、オーダーエントリーシステムを利用したい飲食業向けに有料プランを提供しております。

有料プランであるAirレジオーダーは、使用する機器によって月額費用が変わります。

Airレジ提供のプラン
  1. Airレジ(エアレジ)…月額無料
  2. Airレジオーダー…月額6,600~17,600円/1店舗
    • キッチンモニターのみ:月額6,600円/1店舗
    • ハンディプラン:月額13,200円/1店舗
    • セルフオーダープラン:月額17,600円/1店舗

各プランの特徴と違いについて簡単に解説していきます。

Airレジ(エアレジ)…月額無料

Airレジ(エアレジ)でできることAirレジ(エアレジ)でできないこと
基本的なレジ機能

1万件までの商品登録
売上分析
メールサポート

チャットサポート

外部システム連携

PL管理

ユーザー権限の設定

操作ログの管理

顧客管理

自動釣銭機連携
オーダーエントリーシステム
セルフレジ
高度な在庫管理

受注管理

パスポートカメラ読取

免税手続き電子化
電話サポート

Airレジ(エアレジ)は月額無料で利用できます。基本的なレジ機能から売上分析、顧客管理まで一通り利用できます。

ただし、外部システム連携はリクルート系のサービスと一部の外部システムのみ対応し、PL管理はAirメイトとの連携が必要です。

また、スマレジに比べると基本的なレジ機能や売上分析の機能性は劣っています。これらの機能の比較は本記事内の「レジ機能比較」「売上分析機能比較」にて詳しく解説していきます。

Airレジオーダー…月額6,600~17,600円/1店舗

Airレジ(エアレジ)でできることAirレジ(エアレジ)でできないこと
基本的なレジ機能

1万件までの商品登録
売上分析
外部システム連携

PL管理

ユーザー権限の設定

操作ログの管理

顧客管理

自動釣銭機連携

オーダーエントリーシステム

電話サポート
セルフレジ
高度な在庫管理

受注管理

パスポートカメラ読取

免税手続き電子化
メールサポート
チャットサポート

AirレジオーダーはAirレジ(エアレジ)にオーダーエントリーシステムが追加された飲食業向けプランです。

使用する機器によって、月額費用が6,600~17,600円かかります。

Airレジオーダーの料金
  • キッチンモニターのみ:月額6,600円/1店舗
  • ハンディプラン:月額13,200円/1店舗
  • セルフオーダープラン:月額17,600円/1店舗

キッチンモニターのみの場合は月額6600円と安価ですが、レジカウンターで会計した後に注文情報がキッチンに送信されるため、テイクアウト業態向けです。なお、キッチンプリンターのみでの利用はできません。

レストランや居酒屋など、テーブルごとに伝票を管理し、後会計する一般的な飲食店では「ハンディプラン」または「セルフオーダープラン」のいずれかを利用します。

ハンディプランではスタッフがハンディ端末で注文を取り、セルフオーダープランではお客様が自分のスマホで注文します。

また、Airレジオーダーでは電話サポートに対応しています。ただし、メールサポートやチャットサポートの提供はなく、Airレジ(エアレジ)のサポート窓口ではAirレジオーダーに関するサポートは一切行っていません。

料金プランの比較まとめ

スマレジの各プランの機能Airレジ(エアレジ)の各プランの機能
スタンダードプラン…無料プラン
基本的なレジ機能

1000件までの商品登録
売上分析

メールサポート
Airレジ
…無料プラン
基本的なレジ機能

1万件までの商品登録
売上分析
メールサポート

チャットサポート

外部システム連携

PL管理

ユーザー権限の設定

操作ログの管理

顧客管理

自動釣銭機連携
プレミアムプラン…月額5,500円/1店舗

スタンダードプランの各機能

外部システム連携

複数店舗管理

PL管理

ユーザー権限の設定

操作ログの管理

クーポン機能
引換券印刷
スマレジAPI利用
Airレジオーダー…月額6,600~17,600円/1店舗

Airレジの各機能

オーダーエントリーシステム

電話サポート
プレミアムプラスプラン…月額8,800円/1店舗

プレミアムプランまでの各機能

顧客管理
セルフレジ

自動釣銭機連携

電話サポート
フードビジネスプラン…月額12,100円/1店舗

プレミアムプラスプランまでの各機能

オーダーエントリーシステム
リテールビジネスプラン…月額15,400円/1店舗

プレミアムプラスプランまでの各機能

高度な在庫管理

受注管理

パスポートカメラ読取

免税手続き電子化

スマレジ』では、無料プランと4つの有料プランを提供しており、必要な機能や業種、店舗規模に合わせて選ぶことができます。また、スマレジはカスタマイズ性が高く、自分のビジネスに合わせた環境を構築することが可能です。

一方、『Airレジ(エアレジ)』の料金プランは基本的には無料プランのみ、飲食業でオーダーエントリーシステムを使う場合のみ有料プランの契約を行います。

Airレジ(エアレジ)は無料のPOSレジとしては基本的な機能を広く抑えておりますが、個々の機能性やカスタマイズ性でスマレジに劣ります。

POSレジを選ぶ上で、導入費用や月額費用だけでなく、今後の事業拡大や新たなニーズに対応できる柔軟性も考慮すると、適切な選択ができるでしょう。

無料プランで使うならスマレジとAirレジ(エアレジ)のどちらが良いか?

結論として、無料プランを利用する際には、『スマレジ』がおすすめです。

スマレジの無料プランは、機能が制限されているものの、セールやセット販売など店舗の販促に活用できる販売機能が豊富です。また、売上分析の項目も期間別から商品別、部門別など様々な視点から分析できるため、店舗運営の改善に役立てることができます。

一方、『Airレジ(エアレジ)』の無料プランは、無料のPOSレジにしては使える機能が豊富ですが、スマレジに比べて個々の機能性が劣ります。例えば、売上分析はスマレジほど細かな視点での分析に対応できず、表示できる項目も限定的です。また、顧客管理に関しては、会員機能などがないため、顧客情報と会計情報の紐づけが難しいです。

また、将来的な複数店舗展開を考慮する場合、スマレジは有料プランを利用する必要はありますが、店舗間での分析や情報共有が可能です。一方、Airレジ(エアレジ)では、店舗ごとに商品やスタッフ登録を行う必要があり、複数店舗での運用には向いておりません。

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飲食業向けプランならスマレジがおすすめ

飲食業でのPOSレジ導入においても、『スマレジ』がおすすめです。

主な理由は以下の通りです。

飲食業向けプランならスマレジがおすすめな理由
  • 月額費用が安い
  • 月間契約であるため
  • 契約によってオーダーエントリーシステムの機能制限がない
  • プレミアムプラスプランの機能が全て使える

スマレジのフードビジネスプランは月額12,100円で、キッチンモニターのみで利用する場合を除き、Airレジオーダーの料金プランと比較して、安価です。

また、スマレジの契約期間は最低1か月間なので、使い勝手が悪ければいつでも解約できます。さらに、スマレジのフードビジネスプランのではプレミアムプラスプランまでの全機能が利用できるため、複数店舗管理や顧客管理、会員機能なども利用できます。

一方、Airレジオーダーは最低1年間の契約が必要で、中途解約ができません。また、料金プランに応じて機器の制限があり、全体的な機能性もスマレジに劣ります。

例えば、「セルフオーダープランで導入したけど、やっぱりハンディプランに変更する」ということはできません。セルフオーダープランでもハンディは使えますが、1台までの制限があり、2台以降は1台につき月額1.650円が掛かります。

これらの理由から、飲食業向けプランでの導入を検討されている方には、スマレジがおすすめです。スマレジを選択することで、コスト面や機能面でのメリットを活用しながら、飲食店経営をより効果的かつ効率的に行うことができるでしょう。

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スマレジとAirレジ(エアレジ)を初期費用で比較

POSレジの初期費用は、基本的に周辺機器代、セットアップ費用、トレーニング費用の3つです。

スマレジ』と『Airレジ(エアレジ)』はともにiOS端末を使ったPOSレジなので、同じ構成で使用する場合、周辺機器の代金にはほとんど違いはありません。

ただし、スマレジでは周辺機器を月額制でレンタルできるため、初期費用を抑えたい方におすすめです。

各費用について詳しく解説していきます。

①導入費用

どちらもアカウント作成からアプリインストール、利用開始まで無料で始めることができます。

手元にiPadがある場合は、まずはアプリをインストールして、使用感を確かめることができます。

ただし、iPadやプリンターなどの周辺機器は別途購入が必要です。

②必要機器

タブレットPOSレジを使用する上での必要な周辺機器に大きな違いはありません。

どちらもiOS端末を使用し、対応可能な周辺機器のメーカーにも大きな違いはないので、周辺機器による初期費用に違いはほぼないと考えて良いでしょう。

ちなみに、最小構成で使用する場合の各機器の参考価格は以下の通りです。

iPad(第9世代/新品)49,800円
キャッシュドロア(スター精密/mJ-Drawer)16,500円
レシートプリンター(スター精密/mC-Print3)53,900円

約10万円前後が目安ですが、iPadを中古で購入したり、キャッシュドロアを手動開閉のものする等、コストを抑えることはできます。

ただ、キャッシュドロアとレシートプリンターはスター精密性のものがおすすめです。なぜなら、スマレジやAirレジ(エアレジ)のみならず、タブレットPOSレジを提供するほとんどのサービスに対応しており、導入時に推奨され、品質が高いからです。

また、iPadはリクルートが提供するキャッシュレス決済サービス『Airペイ(エアペイ)』の『『キャッシュレス導入0円キャンペーン』』を利用することをおすすめします。

このキャンペーンではiPadとカードリーダーが無料貸与されます『Airペイ(エアペイ)』の利用が前提ですが、Airレジ(エアレジ)を利用する必要なく、他社のPOSレジアプリを使っても問題ありません。

Airペイ(エアペイ)のキャンペーン利用でiPad&カードリーダーが無料。Airレジ(エアレジ)以外のPOSレジアプリの利用もOK。

スマレジと『Airペイ(エアペイ)』は連動できませんが、Airペイ(エアペイ)側で会計金額を手入力することで利用できるため、初期費用を抑えたい方におすすめです。

③必要機器のレンタルプラン

スマレジではiPadを除く、プリンターやキャッシュドロア、バーコードリーダーなどの周辺機器を1か月単位でレンタルできるサブスクプランを提供しております。

Airレジ(エアレジ)では周辺機器のレンタルは行っておりません。

価格は使用する機器によって月額3,960円~利用できます。

入門セット
(バーコードスキャナー、レシートプリンター、キャッシュドロア、カスタマーディスプレイ)
月額4,730円~
mPOPセット
(プリンター一体式型のキャッシュドロアmPOP、バーコードスキャナーとカスタマーディスプレイ)
月額3,960円~
自動釣銭機セット
(バーコードスキャナー、レシートプリンター、カスタマーディスプレイ、自動釣銭機)
月額31,570円~
※61か月目以降は月額24,970円~

上記以外にもプリンターだけといった単品レンタルも可能です。詳細の価格は個別見積もりが必要になりますが、導入時の出費を抑えたい方におすすめです。

ちなみに、故意や水没など店舗側都合の故障以外は交換対応してもらえるのもサブスクプランの良いところです。

注意点としてサブスクプランは常設店舗のみ利用でき、イベントや催事出店などスポットでのレンタルは行っておりません。

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④セットアップ費用

セットアップ費用はPOSレジ導入時にかかる初期設定や周辺機器の設置を委託する際に掛かる費用です。

スマレジでは希望店舗のみ、自ら設定を行う場合は費用は掛かりません。電話での初期設定サポートは無料で受けられるため、費用を抑えたい方はこちらを利用すると良いでしょう。

一方、Airレジ(エアレジ)は無料プランではセットアップサポートは提供しておりません。導入に関するサポートはメールまたはチャットで行います。

Airレジオーダーでは、導入する機器がキッチンモニターの場合はセットアップ費用は0円ですが、設置は自ら行う必要があり、導入サポートは電話のみです。

キッチンプリンターの場合は11万円のセットアップ費用が発生し、現地訪問にて設定を行ってもらえます。セットアップは任意ではないので、Airレジオーダーをキッチンプリンターで導入する場合は初期費用の負担が大きくなります。

スマレジではオーダーエントリーシステムの設定も訪問なら44,000円と安価ですので、初期費用を抑えたい方はスマレジがおすすめです。

⑤トレーニング費用

トレーニング費用は店舗スタッフへの操作方法のレクチャーに掛かる費用です。

スマレジではセットアップと同様、希望店舗のみトレーニングを受けられ、必要ない場合は費用が掛かりません。

一方のAirレジ(エアレジ)は無料プランでトレーニングサービスの提供はありません。キッチンプリンター利用時のみトレーニングを行い、費用はセットアップ費用11万円に含まれます。

キッチンモニターの場合は現地訪問がないため、トレーニング動画を参考にスタッフへのレクチャーは店舗側で行う必要があります。

スマレジではセットアップ同様にトレーニングが任意なので、店舗側でスタッフへの指導を行うことで初期費用を抑えることができます。仮にセットアップとトレーニングを依頼しても88,000円とAirレジ(エアレジ)より安価です。

Airレジ(エアレジ)ではプランによっては現地訪問がなく、オプションサービスとしての提供もないため、導入に不安がある方はスマレジがおすすめです。

初期費用の比較まとめ

スマレジ』と『Airレジ(エアレジ)』はどちらも無料でアカウント作成から利用開始まで始められますが、初期費用に関してはスマレジが優れています。

スマレジとAirレジ(エアレジ)の初期費用まとめ
導入費用
導入費用

スマレジとAirレジ(エアレジ)ともに無料で始めることができます。ただし、iPadやプリンターなどの周辺機器は別途購入が必要です。

必要機器
必要機器

どちらもiOS端末を使用し、対応可能な周辺機器のメーカーにも大きな違いはないので、周辺機器による初期費用に違いはほぼないと考えて良いでしょう。

必要機器のレンタルプラン
必要機器のレンタルプラン
  • スマレジ…周辺機器を1か月単位でレンタルできるサブスクプランを提供
  • Airレジ…提供なし
セットアップ費用
セットアップ費用
  • スマレジ…オンラインで22,000円、訪問で44,000円(希望店舗のみ)
  • Airレジ…無料プランはセットアップサポートの提供なし。有料プラン(Airレジオーダー)でキッチンプリンター利用時は110,000円のセットアップ費用が発生します。
トレーニング費用 
トレーニング費用 
  • スマレジ…オンラインで22,000円、訪問で44,000円(希望店舗のみ)
  • Airレジ…無料プランはトレーニングサービスの提供なし。有料プラン(Airレジオーダー)でキッチンプリンター利用時のみトレーニングを行い、費用はセットアップ費用110,000円に含まれます。

スマレジでは、セットアップやトレーニングを希望する場合には費用が発生しますが、電話サポートを利用して店舗側で設定を行う場合には無料です。

一方、Airレジ(エアレジ)の無料プランではセットアップサポートやトレーニングサービスが提供されてません。電話サポートの提供がないので、チャットまたはメールサポートのみで初期設定を進める必要があります。

また、有料プランであるAirレジオーダーをキッチンプリンターで利用する場合は、11万円のセットアップ費用が必ず発生します。キッチンモニター利用時にはセットアップ費用は掛かりませんが、現地訪問がなく、店舗側でセットアップを行う必要があります。

スマレジはセットアップとトレーニングを任意で選べるため、初期費用を抑えることが可能です。また、仮に両方を依頼しても、Airレジ(エアレジ)より安価です。

初期費用を抑えたい方や導入に不安がある方には、スマレジがおすすめです。

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対応可能な周辺機器で比較

スマレジ』は、さまざまな業種や規模のお店に対応できる豊富な周辺機器に対応しております。

一方、『Airレジ(エアレジ)』は基本的な周辺機器を中心に対応しており、小規模なお店やシンプルな機能を求めるお店に向いております。

また、各社ともにiOS端末を使用するため、対応可能なメーカーに大きな違いはありません。

ここでは、各社で違いのある以下の6つについて詳しく解説していきます。

スマレジとエアレジにおける周辺機器の違い
  1. レジ端末の上限数
  2. RFIDリーダーへの対応
  3. セルフレジ端末・券売機への対応
  4. ハンディ端末の上限数
  5. テーブルオーダー端末への対応
  6. パスポートリーダーへの対応

①レジ端末の上限数

スマレジは1店舗につき3台まで利用でき、4台目以降は1台につき1,540円(税込)で追加することができます。ただし、月額無料のスタンダードプランでは1台まで、追加する場合は有料プランの契約が必要です。

一方、Airレジ(エアレジ)はプランを問わず一つのAirIDにつき、10,000台まで設定できるため、実質的に台数の上限はありません。

AirIDとは?

AirIDはリクルートが提供する様々な店舗向けサービスで共通に使えるログインIDです。1事業者辺り、一つのAirIDに複数の店舗を紐づけ管理することができます。

AirIDはAirレジ(エアレジ)の登録画面から無料で作成できます。

リクルートの無料POSレジアプリ

無料プランで複数のレジカウンターを設置したい場合にはAirレジ(エアレジ)がおすすめです。

ただし、Airレジ(エアレジ)は店舗間の在庫移動や分析機能がなく、複数店舗管理を行う場合は注意が必要です。

②RFIDリーダーへの対応

RFID(無線自動識別)は、電波を使って非接触で商品情報を読み書きできるシステムです。バーコードでは1点ずつ読み取りが必要ですが、RFIDなら電波で複数の商品情報を一括して読み取ることができます。

大手ではユニクロがセルフレジで導入しており、買い物カゴをセルフレジカウンターに置くことで一括して商品情報を取得し、会計を行うことができます。このほかにも、棚に並んだ商品や箱の中に商品、タグが汚れていても読み取れるため、効率的な在庫管理を行うことができます。

【RFIDリーダーでできること】『①商品の一括読み取り』会計業務や棚卸の効率化『②遠距離からの読み取り』検品・棚卸の効率化、高所でも脚立不要『③梱包内の読み取り』箱に隠れたタグも読み取りできる『④汚れたタグの読み取り』タグの表面が汚れても読み取りできる

また、「お客様が一度、買い物カゴに入れた商品を棚に戻して購入しなかった」「試着室への持ち込みを計測し、試着された回数のカウント」というようなより詳細な購買行動を情報化することができます。

スマレジではRFIDリーダーに対応しており、バーコードより効率的な商品管理が可能です。

Airレジ(エアレジ)はRFIDリーダーに対応していません。

RFIDは、2018年2月には経済産業省主導で実証実験が行われ、コンビニ大手とコンビニに商品を提供する食品・雑貨のメーカー各社が参加しました。経済産業省はRFIDの普及による廃棄ロス軽減に期待しており、2025年を目安にコンビニ、ドラッグストアチェーンでのRFID導入を働きかけております。

今後の物流において、普及が期待されているため、将来的な対応を視野に入れておくならスマレジの導入がおすすめです。

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③セルフレジ端末・券売機への対応

スマレジではセルフレジや券売機に対応しております。

スマレジのセルフレジは、全ての会計作業をお客様に行っていただくセルフレジと、商品の読み取りなど会計業務のみスタッフが行い、清算はお客様に行っていただくセミセルフレジの両方に対応しています。

スマレジのセルフレジ・券売機機能では、お客様が商品の読み取り、清算作業まで全て行う「セルフレジ」、店員が商品を読み取り、清算はお客様のみで行う「セミセルフレジ」、食事券や入場券など券類の自動販売機ができる「券売機」に対応

券売機は食券やテイクアウトからチケット購入まで、あらゆる業種に対応しています。

一方、Airレジ(エアレジ)は自動釣銭機には対応できるものの、セルフレジや券売機には対応していません。

④ハンディ端末の上限数

飲食業向けのオーダーエントリーシステムでお客様から注文を受け付ける際に使用するハンディ端末の上限数にも違いがあります。なお、オーダーエントリーシステムの利用はスマレジとAirレジ(エアレジ)、どちらも有料プランの契約が必要で、iPod touchまたはiPhoneを使用します。

スマレジでは1店舗につき5台まで利用でき、6台目以降は1台につき1,540円(税込)で追加することができます。

一方、Airレジ(エアレジ)のオーダーエントリーシステムはAirレジオーダーを契約し、契約内容に応じて、利用できるハンディ端末の上限数が異なります。

Airレジオーダーのハンディ端末上限数
  • キッチンモニターのみ…0台
    ※ハンディ端末の利用不可
  • ハンディプラン…5台まで
    ※以降は1台につき1.650円/月
  • セルフオーダープラン…1台まで
    ※以降は1台につき1.650円/月

スマレジでは使用する機器によって、ハンディ端末の上限数に変わりはありません。また、セルフオーダーにも対応でき、月額費用で比較してもスマレジの方が安価です。

これらの理由からオーダーエントリーシステムを導入するならスマレジがおすすめです。

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⑤テーブルオーダー端末への対応

テーブルオーダー端末は、予め客席に設置したiPadなどからお客様が注文することができます。

テーブルオーダー機能は、予め客席に設置したiPadなどからお客様が注文することができます。

スマレジでは、テーブルオーダー端末に対応しております。また、お客様のスマホから注文できるセルフオーダーにも対応可能です。

一方、Airレジ(エアレジ)はお客様のスマホから注文できるセルフオーダーには対応できますが、テーブルオーダー端末には対応しておりません。

テーブルオーダー端末は各席にiPadを設置する必要がありますので、導入費用が掛かりますが、スマホを持たないお客様でも利用することができます。また、スマホより大きな画面で注文できるので、見やすさや操作性に優れております。

⑥パスポートリーダーへの対応

パスポートリーダーは免税販売の際に必要になる旅客情報をパスポートをかざすだけで取得することができます。

スマレジではリテールビジネスプランの契約が必要ですが、パスポートリーダーに対応しております。また、スマレジは免税手続きの電子化に対応しており、「輸出免税物品購入記録票」、「購入者誓約書」の作成から送信まで行うことができます。

一方、Airレジ(エアレジ)は免税販売に対応していないため、パスポートリーダーには対応しておりません。

対応可能な周辺機器の比較まとめ

POSレジに必要な基本的な周辺機器にはどちらも対応しておりますが、『スマレジ』の方がより細かな機能に対応できるため、対応可能な周辺機器が豊富です。

それぞれ、対応の異なる周辺機器について以下にまとめました。

スマレジとAirレジ(エアレジ)の対応機器の違い
レジ端末
レジ端末
  • スマレジ…1店舗につき3台まで利用でき、4台目以降は1台につき1,540円(税込)で追加可能。ただし、無料プランは1台まで。
  • Airレジ…一つのAirIDにつき、10,000台まで設定できるため、実質的に台数の上限はなし。
RFIDリーダー
RFIDリーダー
  • スマレジはRFIDリーダーに対応。バーコードより効率的な商品管理が可能。
  • Airレジ…非対応
セルフレジ端末・券売機
セルフレジ端末・券売機
  • スマレジ…セルフレジや券売機に対応。会計のみスタッフが行い、清算のみお客様自身で行うセミセルフレジにも対応。
  • Airレジ…非対応
ハンディ端末
ハンディ端末
  • スマレジ…1店舗につき5台まで。以降は1台につき、1540円/月で追加可能。フードビジネスプランの契約が必要。
  • Airレジ…契約内容によって0~5台。無料プランと一部有料プランはハンディ端末の利用不可。
テーブルオーダー端末
テーブルオーダー端末
  • スマレジ…iPadを用いたテーブルオーダー端末に対応。フードビジネスプランの契約が必要。
  • Airレジ(エアレジ)…非対応
パスポートリーダー
パスポートリーダー
  •  スマレジ…パスポートリーダーに対応しており、免税手続きの電子化も可能。
  • Airレジ…非対応

全体的に見ると、スマレジは多くの業種に対応した周辺機器と機能を提供し、事業拡大や新たなニーズにも柔軟に対応できるため、おすすめです。

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スマレジとAirレジ(エアレジ)をレジ機能で比較

基本的なレジ機能はどちらも無料プランで利用できますが、『スマレジ』の方がより細かなレジ機能に対応しております。

また、レジ端末の上限数や商品登録上限に関して、無料プランでは『Airレジ(エアレジ)』の方が制限がありません。

ここでは、違いがある以下の7項目について詳しく解説していきます。

スマレジとエアレジにおけるレジ機能の違い
  1. 商品登録上限
  2. 商品情報の店舗間共有
  3. クーポン機能
  4. 取置販売・引換券の発行
  5. セット販売・バンドル販売
  6. セール販売
  7. 免税販売

①商品登録上限

登録できる商品の上限は、スマレジの1アカウントにつき、無料プラン1,000件、有料プラン100,000件です。

一方、Airレジ(エアレジ)はプランに関わらず、1店舗につき10,000件が上限です。

ただし、各社ともにPOSレジアプリ上の商品一覧の画面上に表示できる商品数に上限があり、スマレジは300件、Airレジ(エアレジ)は800件です。

各社ともにPOSレジアプリ上の商品一覧の画面上に表示できる商品数に上限があり、スマレジは300件、Airレジ(エアレジ)は800件です。

上限を超える場合にはバーコードリーダーや商品コードから検索する形で商品情報を呼び出すことができます。

商品数が多い場合には、スタッフが商品を把握しきれないため、バーコードリーダーを使うことをおすすめします。

また、詳しくはこの後解説しますが、スマレジではアカウント毎、Airレジ(エアレジ)では店舗ごとに商品情報を管理するといった違いがあり、スマレジでは商品情報を複数店舗間で共有できます。

②商品情報の店舗間共有

複数の店舗を経営している場合、別店舗で同じ商品を扱うことも珍しくありません。

スマレジでは、複数店舗間で商品情報の共有ができ、どの店舗で取り扱うか設定することができます。

また、販売期間や売価設定なども店舗ごとに設定できるため、共通商品の登録業務を効率的に行うことができます。

一方、Airレジ(エアレジ)では商品情報を店舗ごとに扱うことになります。そのため、複数店舗で共通の商品を取り扱っている場合でも各店舗ごとに商品登録が必要になります。

チェーン店など複数店舗で共通商品を取り扱っている場合はスマレジがおすすめです。

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③クーポン機能

スマレジのクーポン機能を使うことで、クーポンや商品券による集客効果の測定や、販促戦略の改善に役立てることができます。

割引や値引はもちろん、商品との引換券の発行にも対応しております。

クーポンはバーコードまたはシリアルナンバーを紐づけ、会計時にバーコードの読み取りまたはシリアルナンバーを入力することでクーポンが適用されます。

クーポン付きレシートの発行はもちろん、オリジナルデザインの商品券やクーポン券にバーコードやシリアルナンバーを記載したり、ホームページ上にシリアルナンバーを記載するなど、様々な使い方ができます。

Airレジ(エアレジ)ではこうした機能に対応しておりません。

④取置販売・引換券の発行

スマレジでは取置販売に対応しております。

この機能では単純に商品を取り置きするだけでなく、前受金にも対応しているため、予約注文や商品の受け渡しが後日になる商品の事前決済も可能です。

例えば、以下のようなお店で活用できます。

  • アパレル…洋服を購入し、裾上げやお直しを依頼を受けた場合、作業が完了するまで商品を保管し、後日来店して受け取る
  • お菓子やケーキ店: 誕生日ケーキや特別なお菓子を予約注文し、指定の日に来店して受け取るサービス。

また、プレミアムプランでは商品をお渡しする際の控えとして取り置きレシートの発行も可能です。

Airレジ(エアレジ)ではこうした機能に対応しておりません。

⑤セット販売・バンドル販売

スマレジでは商品の組み合わせを作成し、対象商品がカートに入るとセット価格や割引・値引きが適用されるセット販売することができます。

例えば、「Tシャツ3点購入で5000円」「商品Aと商品Bを一緒に購入すると10%OFF」といったイメージです。

この機能をバンドル販売と呼び、バンドル売りとセット売り、二つの機能を条件に応じて使い分けます。

  • バンドル売り…対象商品や部門から設定した数量がカートに入るとセット価格や割引・値引きが適用されます。
    例.「商品A・B・Cを3点購入」と設定した場合、「AAA、ABC、ABB」といった形で組み合わせを問わず、対象商品が3点カードに入ると適用されます。
  • セット売り…設定した組み合わせが完全一致した場合にセット価格や割引・値引きが適用されます。
    例.「商品A・B・Cを3点購入」とした場合、「ABC」という組み合わせのみ適用、「AAA、ABB」といった組み合わせは適用されません。

Airレジ(エアレジ)では値引き・割引はできますが、事前に組み合わせた商品がカートに入ったら自動的にセット価格を適用させるような機能はありません。

いちいちセット価格が適用される商品の組み合わせをスタッフが把握しておく必要があるため、セット売りのような販促はAirレジ(エアレジ)では実施しにくいでしょう。

⑥セール販売

スマレジでは、指定した期間中に指定した商品だけ自動的にセール価格を適用するセール販売に対応しております。

セール価格の適用は割引・値引・指定の金額の3つから自由に適用できます。

  • 割引…〇%OFFといった形で設定できる
    例.「半額セール(50%OFF)」など
  • 値引…〇円引きといった形で設定できる
    例.「100円引きセール」など
  • 指定の金額…全品〇円といった形で指定の金額で設定できる
    例.「対象商品は全品500円」など

複数のセールを登録することができるため、「対象のTシャツは全品50%OFF」「対象のジャケットが全品10%OFF」など同時期に異なるセール開催も可能です。

Airレジ(エアレジ)では、商品単位で値引きや割引を適用することができますが、指定した期間中に指定した商品だけ自動的にセール価格を適用することはできません。

セールの対象商品とセット価格をスタッフが把握しておく必要があるため、セット販売同様にAirレジ(エアレジ)ではセール販売の実施がしにくいでしょう。

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⑦免税販売

免税販売は事前に税務署の許可がおりた免税店を対象とした機能です。

免税店とは?

免税店とは外国人旅行者等の非居住者に対して特定の物品を一定の方法で販売する場合に、
消費税を免除して販売できる店舗のことです。
ここでいう「免税店」とは、消費税法第8条に定める「輸出物品販売場」のことです。

スマレジは免税販売に対応しております。具体的には免税の適用金額である5,000円を超えると自動的に免税販売が適用されます。また、免税電子化にも対応でき、パスポートなどの免税書類の情報をスマレジ上に保存でき、購入者誓約書の作成・保存と購入記録票の添付・提出が不要にあります。

有料プラン(リテールビジネス)では専用のパスポートリーダーでの読取に対応でき、国税庁への送信を自動的に行うことができます。

Airレジ(エアレジ)ではこうした免税機能が備わっておりません。外国人旅行者(インバウンド)の利用が多いお店はスマレジの利用がおすすめです。

レジ機能の比較まとめ

POSレジの基本的なレジ機能である販売機能に関しては、『Airレジ(エアレジ)』より『スマレジ』の方が機能が充実しております。

スマレジ独自のレジ機能
クーポン機能
クーポン機能

割引や値引、商品との引換券の発行が可能です。クーポンの使用率など売上情報として蓄積されるため、クーポンや商品券による集客効果の測定に役立てることができます。

取置販売
取置販売

商品の取り置きや前受金に対応し、予約注文や後日受け渡しの商品の事前決済も可能です。

セット販売・バンドル販売
セット販売・バンドル販売

商品の組み合わせを自由に設定し、対象商品がカートに入るとセット価格や割引・値引きが適用されます。

セール販売
セール販売

指定した期間中に指定した商品だけ自動的にセール価格を適用することができます。割引・値引・指定の金額の3つの方法で適用可能です。

免税販売
免税販売

免税店での販売に対応し、免税の適用金額である5,000円を超えると自動的に免税販売が適用されます。免税電子化にも対応しており、書類の作成・保存が不要になります。

Airレジ(エアレジ)では、これらの販売機能に対応していないため、予約商品の取り扱いやセール販売、複数の商品を組み合わせた販促活動を行いたいお店にはスマレジがおすすめです。

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スマレジとAirレジ(エアレジ)を売上分析機能で比較

お店の売上情報が集まるPOSレジにおいて、売上分析機能はより良い店舗経営を行う上で非常に重要な機能です。

スマレジ』と『Airレジ(エアレジ)』の売上分析機能を比較すると、スマレジは多角的な視点での分析が可能で、細かな項目から売上情報を確認できます。

これに対して、Airレジは売上分析機能が限定的であり、詳細な分析には向いていません。しかし、Airレジは姉妹サービスのAirメイトと連携することで、週単位・月単位のレポートを自動生成できるため、売上分析が苦手な方には便利です。

ただし、Airメイトは飲食業向けに作られたサービスであり、他業種では機能性に欠けます。

これらの点を考慮すると、店舗経営の改善に繋げるためには、より多機能なスマレジの導入がおすすめです。

それでは、各売上分析機能ごとに何ができるのか、具体的に解説していきます。

①売上データの閲覧方法

どちらのサービスもクラウド上にデータが保存されております。そのため、店舗にいなくてもお店の売上データをリアルタイムでどこでも確認することができます。

スマレジ

スマレジでは全てのデータ分析を管理画面上で行うことができます。管理画面はウェブブラウザでアクセスできるため、スマホやPC、タブレットなどとインターネット環境があればどこでも閲覧できます。

分析項目別にグラフや表で表示されるため、細かなデータ分析を簡単に行うことができます。

また、PL管理(損益計算)では店舗の売上・予算・原価などのデータから利益や利益率を算出できるため、別途エクセルで店舗管理表を作成する必要がありません。

複数店舗で利用している場合、一つの管理画面で全店舗のデータを閲覧でき、店舗間の売上分析にも対応しています。

CSV出力にも対応しているのでエクセルでデータ管理を行ったり、外部システムへのデータ出力も可能です。

Airレジ(エアレジ)

一方のAirレジ(エアレジ)では管理画面上で閲覧できますが、一部のデータは姉妹サービスのAirメイトやCSV出力でしか閲覧できません。

そのため、特定のデータを閲覧したい際に、どこから閲覧すれば良いのか、そもそも閲覧できないのか、というわかりにくさがあります。

基本的にはAirメイトと連携し、Airメイトで売上分析を行うことをおすすめしますが、前述した通り、飲食業向けに作られた店舗管理システムであること、スマレジと比べると閲覧できるデータ量が劣るなど、スマレジと比べると分析機能は充分ではないでしょう。

②売上データの保存期間


スマレジ

Airレジ(エアレジ)
無制限10年間
※詳細データは前月1日から当日分のみ

スマレジでは売上データの保存期間に制限がありません。

一方、Airレジ(エアレジ)のデータ保存期間は10年間です。ただし、現金決済やカード決済など決済方法別の売上情報など一部の詳細データは前月1日から当日分までの最大2か月間しか閲覧できません。

そのため、一部のデータは毎月CSV出力して保存する必要があります。

スマレジは伝票情報のみ1年間の閲覧制限がありますが、その他は期間の制限なく、閲覧できるため、一部のデータだけPC上に保存しておくという煩わしさはありません。

③PL管理(損益計算


スマレジ

Airレジ(エアレジ)
対応
※プレミアムプラン以上
Airメイト利用で対応

スマレジのPL管理(損益計算)機能は、外部システムとの連携不要で利用できます。また、スマレジでPL管理を行うことで、各分析項目上でも人件費や原価、利益が確認できます。

また、人件費や原価など予め設定しておくことで各分析項目でも利益率や原価率が確認できるようになるため、店舗経営の改善に役立てることができます。ただし、PL管理は有料プランの利用が必要です。

一方、Airレジ(エアレジ)は姉妹サービスであるAirメイトと連携することでPL管理(損益計算)ができます。

一部のPOSレジでは人件費や原価データは指定の外部システムとの連携のみでしか取得できず、結局、エクセルや他の店舗管理システムを導入する必要が出てきてしまうものもあります。

この点ではスマレジ、Airレジ(エアレジ)のどちらでも対応できるわけですが、スマレジでは日報管理等もまとめてできますが、Airレジ(エアレジ)では日報管理はAirメイトで行う必要があり、アプリや管理画面の使い分けが必要になります。

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④日別・月別・曜日・年別売上(日ごとの売上分析)


スマレジ

Airレジ(エアレジ)
日別売上
対応
日別売上
対応
月別売上
対応
※プレミアムプラン以上
月別売上
対応
 曜日別売上
対応
曜日別売上
Airメイト利用で対応
年別売上
 非対応
年別売上
対応

日ごとの売上分析機能では、日別・月別など特定の期間内の売上情報を確認できます。

スマレジとAirレジ(エアレジ)では、表示できる期間と情報量に違いがあります。

スマレジ

スマレジは日別・月別・曜日別での売上分析に対応しておりますが、月別分析は無料プランでは利用できません。

スマレジの日別分析画面を例に挙げると以下の通りです。

スマレジの日別売上画面

分析画面上部には、対象期間の基本的な累計売上情報とグラフが表示されます。

グラフで表示される項目は「純売上」「粗利」「予算」「売上の累積」「予算の累積」が表示されます。

日別の詳細データはグラフ下に表示される以下の表で確認できます。

スマレジの日別売上画面

後述するAirレジ(エアレジ)に比べて表示項目が多く、細かいデータ分析を一目で確認できます。日別分析においては表の一番下に累計金額と前月比、前年比が表示されるので、状況把握が容易です。

また、日別分析においては1か月以内であれば月を跨いで期間の指定ができます。

例えば3月15日~4月14日といった形で表示するデータの期間を選択できます。

スマレジの日別売上集計の対象期間の選択画面

年別の売上分析には対応しておりませんが、月別分析にて年間の累計データが確認できるので、年単位での各データの確認は可能です。

スマレジは年別の売上分析には対応しておりませんが、月別分析にて年間の累計データが確認できるので、年単位での各データの確認は可能です。

月別と曜日別の表示項目は支払方法内訳のみ確認ができず、その他の表示項目は日別と同じです。

Airレジ(エアレジ)

一方、Airレジ(エアレジ)では日別・月別・年別での売上分析に対応しており、曜日別はAirメイト上で確認できます。

Airレジ(エアレジ)の日別分析画面を例に挙げると以下の通りです。

Airレジの

分析画面上部には、グラフが表示されますが、売上と客数のみとスマレジに比べると情報量が少ないです。

日別の詳細データはグラフ下に表示される以下の表で確認できます。

こちらもスマレジに比べると表示項目が少ないです。また、予算やFL(人件費・原価)の項目も存在しないため、あくまで売上情報のみ確認しかできません。

曜日別分析はAirメイトと連携することで確認できますが、確認できる情報は「売上」「客数」「客単価」のみとさらに限定されてしまいます。

Airメイトの曜日別分析画面
Airメイトの曜日別分析画面

⑥時間帯別・時間帯グループ別売上


スマレジ

Airレジ(エアレジ)
時間帯別売上
対応
時間帯別売上
対応
時間帯グループ別売上
対応
時間帯グループ別売上
対応

時間帯別売上では、1時間ごとの売上情報が確認できます。一方、時間帯グループ別売上では、ランチ・ディナーなど特定の時間帯区分ごとの売上情報が確認できます。

スマレジ

スマレジでは、指定した期間の時間帯別売上情報を一覧で確認できます。指定できる期間は1日から制限なく設定できます。

スマレジの時間帯別分析画面は以下の通りです。

スマレジの時間帯別分析画面
スマレジの時間帯別分析画面

また、時間帯グループ別売上ではあらかじめ登録した時間帯グループごとに集計した売上情報を一覧で確認できます。

例えば、日中(10:00~18:00)/夜間(18:00~22:00)の二つを設定した場合は以下のように表示されます。

スマレジの時間帯グループ売上分析の画面

時間帯グループは店舗ごとに自由に設定でき、集計対象の開始時間と終了時間も時間帯グループごとに任意で設定できます。例えば、モーニング/ランチ/ディナー/深夜といった形で細かな分析が可能です。

スマレジの時間帯グループ設定画面
スマレジの時間帯グループ設定画面

Airレジ(エアレジ)

Airレジ(エアレジ)でも、時間帯別売上情報を確認できます。ただし、確認できるのは1日単位の時間帯別のみで、スマレジのように期間の指定はできません。

また、スマレジ同様に時間帯グループを作成し、モーニング/ランチ/ディナー/深夜といった区分ごとの売上情報の確認ができます。

ただし、Airレジでは時間帯グループでの売上情報も1日単位でしか確認できません。

Airレジ(エアレジ)の時間帯グループ別分析画面
Airレジ(エアレジ)の時間帯グループ別分析画面

1日単位で時間帯別の売上情報を見ても、販売傾向が掴めるかというと難しいでしょう。

CSVを出力してエクセルで集計することもできますが、1日ずつCSVの出力を行う必要があるため、非常に手間が掛かります。

ちなみに、Airメイトと連携することで、曜日別の時間帯別売上情報の確認ができますが、確認できる情報は「平均売上」「平均客数」「平均客単価」の3点のみと限定的です。

Airメイトの時間帯別分析画面
Airメイトの時間帯別分析画面

また、Airメイトでは、各レポート上にランチ帯とディナー帯、それぞれの売上情報の確認ができますが、Airレジ(エアレジ)で設定した時間帯グループごとの売上情報の確認はできません。

⑦商品別売上


スマレジ

Airレジ(エアレジ)
対応 対応

商品別売上では指定した期間の商品別の売上情報を確認できます。

売れ筋商品やあまり売れていない商品を把握することができます。

両社ともに対応しておりますが、スマレジは検索条件を細かく指定できるのに対して、Airレジ(エアレジ)は絞り込み機能が限定的です。

商品点数が多い店舗はスマレジの利用がおすすめです。

スマレジ

スマレジの商品別売上は、指定した検索条件に該当する商品の売上情報を確認することができます。

スマレジの時間帯別売上画面は以下の通りです。

スマレジの商品別売上分析画面
スマレジの商品別売上分析画面

上部のグラフは純売上金額が高い商品順に表示され、「商品別売上(棒グラフ)」と「検索条件に該当する商品の合計売上に対する割合(折れ線グラフ)」を示しております。

グラフ下の表で商品ごとの売上情報が詳細に表示され、売上や販売手数料、利益率、在庫まで確認できます。

商品別売上の検索条件として指定できるものは、

  • 仕入れ先
  • 部門名(カテゴリー名)
  • 商品コード
  • 商品名
  • サイズ
  • カラー
  • グループコード
    (グループコードは部門以外でカテゴリー分けができます。例えば、カテゴリー「ビール」「ワイン」などに指定されている商品をアルコールドリンクというグループコードに登録することでアルコール類だけの絞り込み検索が可能になります。)
  • 品番
  • 並び順
  • 受注管理商品集計区分

上記の通りで、時間帯別売上画面の検索オプションをクリックすると選択できます。

スマレジの商品別売上分析画面
スマレジの商品別売上分析画面に検索オプション
スマレジの商品別売上分析画面に検索オプション

細かな絞り込み検索ができるため、ピンポイントで商品別売上情報を確認でき、商品の改善に活かすことができます。

Airレジ(エアレジ)

Airレジ(エアレジ)の商品別売上の絞り込み機能はカテゴリーと期間のみと限定的です。

Airレジ(エアレジ)の商品別売上分析画面

また、スマレジでは同じ商品のサイズ、カラー別は別商品として集計されますが、Airレジ(エアレジ)ではバリエーションの違いは同じ商品として集計されます。

「バリエーション単位で表示」をクリックすることでバリエーションの違う商品を別商品として確認できます。

Airレジ(エアレジ)の商品別売上分析画面

デフォルトでは「販売総売上」の高い順に表示され、「粗利総額」「販売商品数」「返品商品数」、各昇順・降順で表示を切り替えることができます。

ただし、表示できる商品数は50件までと限定的なので、商品数が多いお店にはあまり向きません。なお、CSV出力することで商品データは1500件まで閲覧できます。

姉妹サービスのAirメイトでも商品分析という機能があり、こちらはランチタイムとディナータイム、分析タググループ(スマレジでいうところグループコード)など、より細かな絞り込みが可能ですが、出数・売上・粗利の構成比のみと閲覧できるデータが限定的です。

Airメイトの商品分析画面
Airメイトの商品分析画面

また、分析タググループはAirレジ(エアレジ)の管理画面から設定するのですが、管理画面の商品設定から行うことができず、分析タグ設定用のCSVファイルを作成し、アップロードする必要があります。

このような点から商品別分析においてもスマレジの方が細かな売上情報の閲覧が可能です。

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⑧カテゴリー・部門別売上


スマレジ

Airレジ(エアレジ)
対応 非対応

Airレジ(エアレジ)は部門別売上(カテゴリー別売上)対応しておりません。

スマレジの部門別売上では、指定した期間の部門別の売上情報が確認できます。

スマレジの部門別売上画面は以下の通りです。

スマレジの部門別(カテゴリー別)売上画面
スマレジの部門別(カテゴリー別)売上画面

上部の円グラフでは指定した期間の部門ごとの売上の割合を示しております。

グラフ下の表では部門別(カテゴリー別)に売上の詳細情報を確認することができます。

商品別売上よりも広い視点で売上傾向を把握することができるため、商品数が多いお店にとって便利な機能です。

⑨グループコード別売上


スマレジ

Airレジ(エアレジ)
対応 非対応

スマレジでは、グループコードを設定することで、部門(カテゴリー)とは別のカテゴリ分けで売上分析を行うことが可能です。一方、Airレジ(エアレジ)では、グループコード別売上には対応していません。

例えば、アパレル業において、部門(カテゴリー)として「ジャケット」「パーカー」などが設定されている場合、シーズンごとの集計を取りたいときにスマレジのグループコード機能が役立ちます。

「A/W(Autumn/Winter)」「S/S(Spring/Summer)」のようなグループコードを設定することで、部門(カテゴリー)とは別のカテゴリ分けで売上分析を行うことができます。

スマレジのグループコード別売上画面

グループコード別売上分析は、シーズンやイベントごとの売上傾向を把握したり、マーケティング戦略や在庫管理をより効果的に行うことに役立ちます。

⑩店舗別売上


スマレジ

Airレジ(エアレジ)
対応
※プレミアムプラン以上
 Airメイト利用で対応

店舗別売上は複数店舗運営している場合に、店舗間の売上情報を比較分析できる機能です。

各店の予算達成率や売り上げを一目で把握することができます。

スマレジ

スマレジでは指定の期間に各店舗ごとの売上情報を一覧で確認することができます。

スマレジの店舗別売上画面は以下の通りです。

上部のグラフでは売上と予算が表示され、下部の表では店舗ごとの総売上や客単価、利益率などが一目で確認できます。

店舗を予め分類分けしておくことで、分類別の店舗のみに絞って情報分析ができます。この分類は必要に応じて自由に作成できます。

例えば、全国に店舗展開している飲食法人であれば、エリアや業態などを設定しておくことでエリア別の店舗分析、業態別の店舗分析が行えます。

また、複数の分類で絞り込みができるので、特定エリア内の特定業態の店舗分析といった形での比較が可能です。

Airレジ(エアレジ)

一方、Airレジ(エアレジ)では店舗別分析ができません。しかし、姉妹サービスであるAirメイトに連携することで、店舗別分析に対応できます。

Airメイトの全店舗一覧という項目から各店舗の売上情報を一覧で表示できます。

ただし、分類分けや絞り込み検索に対応しておらず、後述する店舗別の商品や部門分析などより詳細な店舗間比較が行えないため、店舗別の売上分析においてもスマレジの方が使い勝手が良いでしょう。

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⑪店舗別商品・部門(カテゴリー)・グループコード売上


スマレジ

Airレジ(エアレジ)
店舗別商品売上
対応
※プレミアムプラン以上
店舗別商品売上
 非対応
店舗別カテゴリー売上
対応
※プレミアムプラン以上
店舗別カテゴリー売上
 非対応
店舗別グループコード売上
対応
※プレミアムプラン以上
店舗別グループコード売上
 非対応

店舗別売上は店舗同士の総売上データの比較ですが、「店舗別商品売上」「店舗別部門(カテゴリー)売上」「店舗別グループコード売上」は店舗間のより詳細な商品売上の比較分析ができます。

Airレジ(エアレジ)は店舗別の商品分析に対応しておりません。

店舗別商品売上を例に挙げると、以下のように店舗別の売上情報を知りたい商品を選択することで、店舗別の商品売上が確認できます。

複数店舗で共通商品を取り扱っている場合、店舗別の商品情報を比較分析することで、店舗Aでは売れているけど、店舗Bでは売れ行きが良くないといった商品を見つけ、在庫を店舗Bから店舗Aに移すなど在庫管理の効率化に役立てることができます。

⑫スタッフ別売上


スマレジ

Airレジ(エアレジ)
対応 非対応

スタッフ別売上では、従業員ごとの売上情報を確認できます。

販売売上や指名数に対して歩合制を採用しているアパレルや美容室などで便利な機能です。

Airレジ(エアレジ)はスタッフ別の売上分析に対応しておりません。

また、部門(カテゴリー)や商品、グループコードなど様々な条件で絞り込み検索をかけることができます。

この機能を使うことで、在庫を多く抱えている商品の歩合率を上げて、スタッフの販売促進を行うなどの施策を行うことができます。

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⑬端末別売上


スマレジ

Airレジ(エアレジ)
対応
※プレミアムプラン以上
 非対応

端末別売上は、POSレジとして登録しているスマホやタブレット毎の売上情報が確認できます。この機能を活用してレジカウンターの削減や設置場所の変更といった施策を行えます。

Airレジ(エアレジ)は端末別売上の商品分析に対応しておりません。

スマレジの端末別売上分析画面は以下の通りです。

また、部門(カテゴリー)や商品、グループコードなど様々な条件で絞り込み検索をかけることができます。

様々な絞り込みを行うことで、レジ端末の設置位置による販売傾向など、細かな分析に役立てることができます。

⑭客層別売上


スマレジ

Airレジ(エアレジ)
対応 非対応

客層別売上では、予め設定した客層別の売上情報の確認ができます。この機能を活用することで、年代や性別、予約経路などの集計と売上分析が行えます。

Airレジ(エアレジ)は客層別売上の商品分析に対応しておりません。

スマレジの客層別売上分析画面は以下の通りです。

上部のグラフでは、検索条件にマッチした客層の総売上に対する構成比が表示されます。

客層は5つまで設定することができ、初期設定では年代が設定されています。年代と性別を設定した場合、会計時に以下のような画面が表示されます。

客層設定を行うと選択しなければ会計処理が行えないので、入力漏れを防ぐことができます。

また、部門(カテゴリー)や商品、グループコードなど様々な条件で絞り込み検索をかけることができます。

具体的な購買層の確認ができるので、売れ行き商品はどの層に受けているのかなどヒット商品の傾向を分析し、商品開発や仕入れに役立てることができます。

また、予約経路を設定することで、広告出稿を行う上での効果測定にも役立てることができます。

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⑮割引・値引別


スマレジ

Airレジ(エアレジ)
対応 非対応

割引・値引別売上では、予め割引・値引の区分を作成しておくことで、区分ごとに売上分析ができます。

例えば、割引区分に「サマーセール」「ウィンターセール」「家族割」「社員割」というような区分を設定することで、どの名目で割引が適用されたのか、区分ごとの売上や利益率を把握することができます。

Airレジ(エアレジ)は割引・値引別売上の商品分析に対応しておりません。

スマレジの割引・値引別売上分析画面は以下の通りです。

上部のグラフでは、検索条件にマッチした割引・値引区分の総売上に対する構成比が表示されます。

また、部門(カテゴリー)や商品、グループコードなど様々な条件で絞り込み検索をかけることができます。

セールや見切り売りなどの売上情報を把握できるので、販促ごとの効果測定に役立てることができます。

⑯取引タグ別売上


スマレジ

Airレジ(エアレジ)
対応 非対応

取引タグ別売上は、既存の売上分析機能では対応できない項目を集計する際に利用します。

Airレジ(エアレジ)は取引タグ別売上分析に対応しておりません。

スマレジの取引タグの分析画面は値引・割引別売上分析と全く同じなのでここでは割愛します。

スマレジには客層設定や値引・割引区分設定ができるため、この機能を使う機会はあまりないかもしれません。

取引タグ別売上の活用例としては、「マイバッグ持参で〇〇プレゼント」といった値引きでも割引でもない販促や、割引券やスタンプカードの配布のタイミングで集計を行うことができます。

⑰売上比較(商品属性別売上)


スマレジ

Airレジ(エアレジ)
対応 非対応

売上比較(商品属性別売上)は、指定した2つの期間の売上情報を部門や商品などに絞り込んで比較分析ができます。

Airレジ(エアレジ)は売上比較(商品属性別売上)に対応しておりません。

スマレジの売上比較(商品属性別売上)分析画面は以下の通りです。

比較できる期間は「本年期間」「昨年期間」と表示されますが、先月や先週など同年同士の比較も可能です。

比較対象となる「集計パターン」を設定し、設定した階層に沿って売上分析を行えます。ここでは、階層1「部門」、階層2「素材」と設定した場合の操作方法を説明します。

階層1「部門」、階層2「素材」を設定し、検索すると、部門ごとの比較が一覧表示されます。この時、下の階層(ここでは階層2「素材」)が設定されている場合、階層1(ここでは「部門」)をクリックできます。

クリックすると、部門に該当する素材の比較が一覧表示されます。例えば、「トップス」部門をクリックした場合、以下のような表示がされます。

ここで階層3を設定している場合、さらに下の階層で商品情報を比較できます。

この階層設定は、分析パターンとして登録し、よく使う階層を簡単に選択できます。

商品別の売上情報は、商品別売上分析機能を使用するとより多くの情報が得られます。しかし、特定の期間で比較分析を行いたい場合、売上比較(商品属性別売上)機能を活用することで、商品の販売傾向を把握できます。

売上分析機能の比較まとめ

全体として、『スマレジ』と『Airレジ(エアレジ)』の売上分析機能を比較すると、スマレジの方が閲覧できる情報量や絞り込み検索機能が充実しており、より詳細なデータ分析を行うことができます。

また、分析機能もスマレジの方が充実していることがわかりました。

スマレジ独自の売上分析機能
部門別売上分析(カテゴリー別)
部門別売上分析(カテゴリー別)

商品カテゴリーごとの売上情報を確認できます。カテゴリー別に売れ筋商品やトレンドを把握し、商品戦略に活用することができます。

グループコード別売上分析
グループコード別売上分析

グループコードを設定することで、部門(カテゴリー)とは別のカテゴリ分けで売上分析ができます。シーズンやイベントごとの売上傾向を把握したり、マーケティング戦略や在庫管理をより効果的に行うことに役立ちます。

店舗別売上分析
店舗別売上分析

複数店舗運営している場合に、店舗間の売上情報を比較分析できる機能です。各店の予算達成率や売り上げを一目で把握することができ、店舗を分類分け(エリアや業態など)しておくことで、分類別の店舗のみに絞って情報分析ができます。

店舗別商品・部門・グループコード別売上分析
店舗別商品・部門・グループコード別売上分析

店舗間のより詳細な商品売上の比較分析ができます。共通商品を取り扱っている場合、店舗別の商品情報を比較分析することで、在庫管理の効率化に役立てることができます。

スタッフ別売上分析
スタッフ別売上分析

従業員ごとの売上情報を確認できます。歩合制を採用しているアパレルや美容室などで便利な機能です。

端末別売上分析
端末別売上分析

POSレジとして登録しているスマホやタブレット毎の売上情報が確認できます。レジカウンターの削減や設置場所の変更といった施策を行う際に活用できます。

客層別売上分析
客層別売上分析

予め設定した客層別の売上情報の確認ができます。年代や性別、予約経路などの集計と売上分析が行え、商品開発や仕入れ、広告戦略に役立てることができます。

割引・値引別売上分析
割引・値引別売上分析

予め割引・値引の区分を作成しておくことで、区分ごとに売上分析ができます。セールや見切り売りなどの販促ごとの効果測定に役立てることができます。

取引タグ別売上分析
取引タグ別売上分析

既存の売上分析機能では対応できない項目を集計する際に利用します。例えば、「マイバック持参で〇〇プレゼント」といった値引きでも割引でもない販促や、割引券やスタンプカードの配布のタイミングで集計を行うことができます。

売上比較(商品属性別売上)
売上比較(商品属性別売上)

、指定した二つの期間の売上情報を部門や商品などに絞って比較分析でできる機能があります。特定の期間で比較分析を行いたい場合に活用し、商品の販売傾向や戦略を見直すことができます。

これらのスマレジ独自の機能を利用することで、売上分析をより詳細に行うことができます。

売上分析機能を活用して、効果的な経営戦略や販売戦略を立てたい方はスマレジがおすすめです。

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スマレジとAirレジ(エアレジ)を顧客管理・来店促進機能で比較

顧客管理を行い、新規顧客や既存顧客の情報を管理することで、購買履歴、来店履歴の分析が可能になります。お客様の趣向を把握することは再来店を促す上で、より良い商品づくりにも欠かせません。

スマレジ』は顧客管理や分析機能が充実しており、会員機能も提供しています。これにより、顧客の購買履歴や来店履歴を把握し、効果的な来店促進や商品開発に役立てることができます。

一方、『Airレジ(エアレジ)』は顧客情報の管理が限定的であり、会員機能を提供しておりません。ただし、飲食店向けの予約管理システム「レストランボード」と連携することで、予約情報と会計情報の紐づけが可能です。

スマレジでは「トレタ」との連動により、予約情報と会計情報の紐づけもできます。

結論として顧客管理や分析、会員機能が重要であればスマレジが適しています。

それでは各社の顧客管理・来店促進機能について詳しくみていきましょう。

①登録できる顧客情報

上述の通り、スマレジで管理できる顧客情報の項目は圧倒的に多いです。

Airレジ(エアレジ)には会員機能がないため、登録できる顧客情報の項目は最低限にとどまります。

一方、スマレジは名前や連絡先などの基本情報から会員機能に関連する様々な項目が設けられています。さらに、勤務先情報も管理できるため、法人向けの取引を行っている場合に取引履歴の管理などにも活用できます。

②顧客管理の上限・店舗間の顧客情報共有

スマレジでは1アカウントあたりの顧客データ上限は10万件で、10万件以上登録する場合は別途料金(要見積もり)が必要です。

一方、Airレジ(エアレジ)には顧客データの上限はありません。

ただし、スマレジでは全店舗で顧客データが共有されますが、Airレジ(エアレジ)では店舗間で顧客情報の共有ができません。

例えば、チェーン店で同じブランドの複数店舗がある場合、Airレジ(エアレジ)ではA店のお客様がB店に来店しても新規客扱いになります。

対して、スマレジではA店のお客様がB店に来店した場合、顧客情報が共有されるため既存顧客として扱われ、どの店舗にどのくらい来店しているか把握できます。つまり、Airレジ(エアレジ)では店舗単位でリピーターは把握できますが、ブランド全体のリピーター把握が難しいです。

さらに、スマレジの会員管理では全店舗会員か特定店舗会員かを顧客情報で選択できるため、ブランドごとに会員情報を管理することができます。

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③顧客分析

顧客ごとの来店回数や最終来店日を分析して、顧客の趣向を把握し、再来店を促すアプローチや商品開発に活用できます。

スマレジ

スマレジでは、顧客ごとの売上情報を一覧で確認できます。

顧客ごとに入会日(初回来店日)、最終来店日、ポイント、ポイント失効予定日、取引数(来店数)、取引額がリスト表示され、各項目で並び替えが可能です。

検索オプションでは、名前や性別など登録時に設定した項目で絞り込むことができます。

顧客ごとの売上情報は、取引額をクリックすると閲覧できます。

ここでは、小計の内訳や決済方法、利用店舗、担当スタッフなどが確認できます。

伝票の詳細は取引IDをクリックすることで確認できます。

このように顧客の購買情報を一目で閲覧でき、顧客ごとの購買情報も細かくチェックすることができます。

Airレジ(エアレジ)

Airレジ(エアレジ)では、顧客一覧情報が限定的です。

来店回数(会計回数)と最終来店日(前回会計日)のみ一覧で閲覧できます。売上金額は個別に確認できますが、一覧表示はできません。

顧客情報は名前や性別など登録時に設定した項目で絞り込むことができます。

顧客ごとの会計情報は、詳細をクリックすると閲覧できます。

会計履歴一覧の詳細をクリックすると伝票の詳細が確認できます。

スマレジと同様の情報は閲覧できますが、一覧で確認できる情報量が少なく、会計金額順で並び替えができません。

そのため、「単価の高い顧客の購買傾向をチェックしたい」場合は、全ての顧客情報を個別に確認する必要があり、現実的ではありません。

総合的に見ると、顧客管理機能においてはスマレジが優れています。

④会員・ポイント機能

お店独自のポイントを発行することや、会員コードを用いて会員カードを発行することができます。

一方、Airレジ(エアレジ)にはこのような機能はありません。

スマレジのポイント機能は、「会計100円ごとに1ポイント」といった形で、好きな金額ごとにポイントを付与する設定が可能です。これは店舗ごと、決済方法ごと、顧客ごとに設定できます。

また、会員にはランク設定ができ、来店数や売上に応じてポイント還元率を高く設定することもできます。

会員機能を使用するメリットは、顧客情報と会計情報の紐づけが容易になることです。会員カードを発行し、お客様が提示することで会員コードを入力またはバーコードリーダーで読み取ることで会員情報を呼び出すことができます。

小売店やアパレルなど、予約なしで来店することが一般的なお店の場合、顧客情報と会計情報を紐づけるにはスタッフがお客様の顔と名前を覚える必要がありますが、現実的には顧客管理を行うことは難しいです。

また、お店独自のポイントサービスを提供することで、再来店の促進やお客様に会員登録のメリットを提供することができ、顧客情報の収集が容易になります。

なお、会員カードの作成は店舗側で行う必要がありますが、コストを抑える方法として、共通デザインのポイントカードをネット印刷で発注し、会員コードのみ手書きする方法が挙げられます。

さらに、後述する外部連携でLINEミニアプリと連携することで、お客様のLINE上に会員証を発行することもできます。

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⑤外部システムとの顧客情報連携

外部システムとの連携により、予約情報やECサイトと実店舗の顧客情報の紐づけなど、より細かな顧客管理が可能になります。

スマレジ

スマレジは60種以上の外部システムと連携でき、顧客管理に関するものも数多く対応しております。また、スマレジでは機能を拡張する様々なアプリを提供しており、自社開発のものから他社がスマレジ向けに開発したものまで様々です。

例えば、スマレジの自社開発アプリでは、会員カードをアプリ化し、会員向けにお知らせ配信ができる「スマレジ・Shopアプリ」などが挙げられます。マクドナルドやユニクロなど大手企業の自社アプリを個人的規模でも作成できるようになります。

また、外部システム連携では「LINEミニアプリ」との連携により、お客様のLINE上に会員カードを発行できたり、LINEからメッセージで販促を行うことができます。

予約情報の連携では、飲食店向けの予約管理アプリである「トレタ」と連携することで、予約情報がそのまま会員情報として紐づけられます。

このようにスマレジでは外部システムとの連携や拡張アプリの提供により、POSレジの枠を超えた顧客情報を活用をすることができます。

Airレジ(エアレジ)

一方、Airレジ(エアレジ)は顧客管理に関する外部システムとの連携に対応しておりません。

リクルートが提供する飲食店向け予約管理アプリ「レストランボード」や美容室・サロン向けの予約管理アプリ「サロンボード」との連携に対応しており、これらと連携することで各予約管理アプリ上の顧客情報をAirレジ(エアレジ)と共有することができます。

しかし、小売やアパレル向けのような予約なしで来店することが一般的な業種の顧客管理を拡張する機能はなく、ECサイト上との顧客情報の連携はできません。

顧客情報連携の幅や柔軟性を重視する場合、スマレジがおすすめです。

顧客管理・来店促進機能の比較まとめ

スマレジ』と『Airレジ(エアレジ)』の顧客管理・来店促進機能を比較すると、スマレジの方が顧客データ管理、会員・ポイント機能、外部システムとの連携などの点で充実しており、より効果的な顧客管理や来店促進が期待できます。

顧客管理・来店促進機能の比較まとめ
顧客データ管理
顧客データ管理
  • スマレジ:上限10万件、全店舗で共有
  • Airレジ:上限なし、店舗間共有不可
会員・ポイント機能
会員・ポイント機能
  • スマレジ:会員カードの発行・独自のポイントサービスの提供が可能
  • Airレジ:非対応
顧客情報と会計情報の紐づけ
顧客情報と会計情報の紐づけ
  • スマレジ:会員カード発行で紐づけ容易
  • Airレジ:スタッフが顔と名前を覚える必要あり、現実的に難しいが、一部予約管理アプリと連携可能
外部システムとの顧客情報連携
外部システムとの顧客情報連携
  • スマレジ:60種以上の外部システムと連携可能
  • Airレジ:顧客管理に関する連携非対応、一部予約管理アプリと連携可

全体として、スマレジは顧客管理・来店促進機能が充実しており、さまざまな業種の店舗で活用できる点が魅力です。

一方、Airレジ(エアレジ)は顧客管理機能が限定的であるものの、予約管理アプリとの連携が可能な業種では一定の利便性があります。

スマレジの方が売上分析の機能性も高い点を加味すると、顧客情報を活用する場合にはスマレジがおすすめです。

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スマレジとAirレジ(エアレジ)を複数店舗管理機能で比較

複数の店舗を経営する場合、一つの管理画面上で複数店舗の売上分析や店舗間比較、また商品やスタッフ情報、顧客情報を店舗を跨いで管理できることで業務効率が大幅に変わります。

スマレジ』では店舗間の在庫管理や商品・スタッフの一元管理、店舗間の売上分析や顧客情報の共有まで複数店舗を展開する事業者向けの機能が一通り揃っております。ただし、無料プランでは1店舗までの利用制限があるので、複数店舗管理の各機能を使う場合は、有料プランの利用が必要です。

一方『Airレジ(エアレジ)』は一つのアカウントで複数店舗の管理画面にログインすることはできるものの、基本的には各店舗単位で商品やスタッフを管理します。そのため、チェーン店など複数店舗で同じ商品を扱う場合でも、個別で商品登録が必要になるなど、複数店舗の運営にはあまり向いておりません。

それでは各社の複数店舗機能について詳しくみていきましょう。

①店舗間の在庫移動

複数店舗で同じ商品を扱っている場合、店舗別の在庫状況に応じて在庫を移動できる機能は非常に便利です。

Airレジ(エアレジ)ではこの機能に対応しておりません。

スマレジではリテールビジネスプランを利用すれば、店舗間の在庫移動が可能です。管理画面上から在庫を持っている店舗に出庫依頼を行い、承認された後に入庫処理が行われます。

また、実店舗のみならず、ECサイトの商品・在庫情報も共有することができます。BASEやShopify、カラーミーショップなど様々なネットショップ作成サービスと連携可能です。

さらに、スマレジの管理画面上では店舗別の在庫状況を確認できるため、各店舗の売れ行きに応じて在庫を適切に移動させることができます。これにより、不要な在庫を抱えるリスクを最小限に抑えることができます。

②商品・スタッフの一元管理

Airレジ(エアレジ)では商品やスタッフは店舗ごとに登録、管理する必要があります。そのため、複数店舗で同じ商品を提供する場合や複数店舗を行き来するスタッフの情報を店舗間で共有することができません。

一方、スマレジでは商品やスタッフ情報はアカウントに紐づくため、登録した商品やスタッフ情報を複数店舗で共有することができます。さらに、商品の売価等は店舗ごとに設定することができます。

例えば、3店舗で同じ商品を提供している飲食店を挙げると、スマレジでは一度の作業で3店舗分の商品登録ができます。しかし、Airレジ(エアレジ)では1店舗ずつ各商品の登録作業が必要です。

どちらもCSVを用いて商品登録はできますが、Airレジ(エアレジ)では各店舗ごとにCSVのアップロードが必要となり、作業効率が非常に悪いです。

また、価格など商品情報の変更を行う場合、スマレジでは一度の作業で済みますが、Airレジ(エアレジ)では1店舗ずつ行う必要があります。

導入するPOSレジによって業務効率が店舗数だけ変わることを考慮し、複数店舗で同じ商品・メニューを提供している場合は、スマレジをおすすめします。

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③管理権限の設定

管理権限を設定することで、ユーザーごとに閲覧できる情報や操作に制限を設けることができます。

スマレジでは、スタッフ登録と同時にユーザー権限を付与できます。アルバイトなど、管理画面へのログインが不要なスタッフにはログイン機能を付与しない設定も可能です。

さらに、役職別に閲覧・操作できる情報の権限設定が可能です。例えば、「オーナー」「店長」「社員」のように役職を分けて、「オーナーは全情報の閲覧・操作ができる」「店長はPL管理以外の全機能」「社員は商品登録のみ」といった設定ができます。

設定できる項目は非常に細かく、店舗ごとに必要な役職に対して、必要な操作・閲覧権限を付与することができます。

スマレジで設定できる権限設定(クリックで展開)
スマレジの権限設定画面
※各項目の詳細は管理画面上の「?」マークから確認できます。

一方、Airレジ(エアレジ)ではスタッフとユーザーが別の概念です。スタッフはレジ担当者の判別のみに使用され、管理画面やアプリへのログインIDの発行はできません。

ユーザーを追加することで管理画面へのログインが可能なIDを発行できますが、「管理者」と「一般」のいずれかしか設定できません。「管理者」は全店舗の管理画面を利用でき、「一般」は利用店舗を限定できます。

しかし、閲覧や操作など細かい制限はできません。「一般ユーザー」でも利用可能店舗であればAirメイトにログインでき、PLの閲覧などができてしまいます。

Airレジ(エアレジ)に比べて、スマレジはユーザーごとに細かい閲覧や操作制限を設定できるため、情報管理が重要なお店や、売上データを外部に漏洩させたくない場合におすすめです。

④店舗間の売上分析

「売上分析機能で比較」で解説した通り、スマレジでは店舗別の売上情報を一覧で確認することができます。また、商品別や部門別といった細かい店舗間の売上分析にも対応しています。

一方、Airレジ(エアレジ)では、Airメイトと連携することで店舗別の売上情報を一覧で確認することができます。しかし、店舗別の商品や部門分析など、より詳細な店舗間比較はできません。

詳しくは「売上分析機能で比較」の項目で説明されている『店舗別売上』をご覧ください。

店舗間の顧客情報共有

「顧客管理・来店促進機能で比較」で解説した通り、スマレジでは商品やスタッフ情報と同様に、顧客情報も店舗間で共有できます。

一方、Airレジ(エアレジ)では顧客情報は店舗単位での管理となり、店舗を跨いだリピート回数などの情報を管理することができません。

詳しくは「顧客管理・来店促進機能で比較」の項目で説明されている『顧客管理の上限・店舗間の顧客情報共有』をご覧ください。

複数店舗管理機能の比較まとめ

スマレジ』と『Airレジ(エアレジ)』の複数店舗管理機能を比較すると、スマレジは有料プランを利用する必要があるものの、店舗間の在庫移動や商品・スタッフ・顧客情報の一元管理など複数店舗管理に適した機能を数多く提供していることがわかりました。

一方のAirレジ(エアレジ)は、店舗ごとに運用することが前提であるため、複数店舗管理を行うには充分な機能が備わっておりません。

顧客管理・来店促進機能の比較まとめ
店舗間の在庫移動
店舗間の在庫移動
  • スマレジ:リテールビジネスプランを利用することで、店舗間の在庫移動が可能。また、ECサイトとの商品・在庫情報の共有にも対応。在庫状況を管理画面上で確認できる。
  • ・Airレジ:非対応
商品・スタッフの一元管理
商品・スタッフの一元管理
  • スマレジ:商品やスタッフ情報をアカウントに紐づけて複数店舗で共有可能。商品の売価等は店舗ごとに設定可能。
  • Airレジ:商品やスタッフ情報を店舗ごとに登録・管理する必要があり、店舗間での共有ができない。
管理権限の設定
管理権限の設定
  • スマレジ:スタッフごとに閲覧や操作の範囲に制限を設けられる。役職別に権限設定が可能で、細かい制限も設定可能。
  • Airレジ:「管理者」と「一般」のいずれかしか設定できず、細かい制限はできない。
店舗間の売上分析
店舗間の売上分析
  • スマレジ:店舗別の売上情報を一覧で確認できる。商品別や部門別など細かな店舗間の売上分析に対応。
  • Airレジ:Airメイトに連携することで店舗別の売上情報を一覧で確認できるが、詳細な店舗間比較ができない。
顧客データの共有
顧客データ管理
  • スマレジ:上限10万件、店舗間で共有可能。
  • Airレジ:上限なし、店舗間での共有は不可。

全体として、スマレジは複数店舗管理機能が充実しており、店舗間の情報共有や売上分析、ECサイト連携まで幅広く対応しております。

一方、Airレジ(エアレジ)は複数店舗管理機能にはほとんど対応できず、店舗別に管理する必要があり、業務効率の面からも複数店舗運用に向いておりません。

複数店舗を運営している場合はスマレジの導入がおすすめです。

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スマレジとAirレジ(エアレジ)を使いやすさの観点からの比較

POSレジはオーナーだけでなく、アルバイトを含む店舗スタッフも利用するため、操作が簡単なものでなければ継続的な利用が困難です。また、操作に慣れるまでは設定方法がわからない場合に、柔軟なサポート体制が求められます。

POSレジは店舗の売上情報が集約されるため、そこに集まった様々なデータを活用することで効率的な店舗経営が可能になります。これには外部システムとの連携などカスタマイズ性が求められる機会も少なくないでしょう。

最終的に『スマレジ』と『Airレジ(エアレジ)』、どちらを導入するか検討する上で実際に触ってみたいと感じた場合にはショールームや無料トライアルといったサービスの有無も重要になります。

①操作性・ユーザーインターフェース(UI)

スマレジとAirレジ(エアレジ)は、どちらもシンプルな操作性で直感的で使いやすいです。

各社の詳細について見ていきましょう。

スマレジ

スマレジでは「かんたんモード」と「通常モード」の2種類の販売モードが用意されております。

「かんたんモード」では、商品名、写真、および価格が表示されます。表示形式は2種類から選ぶことができ、写真メインとテキストメインのどちらかに切り替えができます。

写真メインの場合

テキストメインの場合

ただし、商品登録画面で写真の登録を行わない場合は以下のように「NoImage」と表示されます。

写真メインの場合

テキストメインの場合

可能な限り写真を登録した方が操作しやすいですが、商品写真がない場合には「テキストメイン」で利用した方が使いやすいでしょう。

また、左側にカテゴリー(部門)が並んでいるため、カテゴリーを跨いだ商品をシームレスに選択することができます。

選択した商品は右側にリスト表示されるので、追加された商品が正しいかどうか一目で判断できます。

スマレジのもう一つの販売モードである「通常モード」は商品コードを使って商品を呼び出します。

「かんたんモード」と違ってカテゴリーや商品のパネル表示がないので、バーコードリーダーを使用するお店向けの販売モードです。

もちろん、バーコードを使用する場合でも「かんたんモード」で利用できますが、「かんたんモード」では表示できる点数がカテゴリー辺り300点までとなっているので、「通常モード」は商品数が膨大なお店向けの機能という位置づけです。

Airレジ(エアレジ)

一方、Airレジ(エアレジ)はモードの切り替え機能はありませんが、商品の表示形式をパネル表示とリスト表示に切り替え可能です。

パネル表示の場合

リスト表示の場合

パネル表示では画面上の商品配置を任意に設定できます。上記の例ではカテゴリーを上部に配置し、その下に各カテゴリーでよく注文される商品を4つ配置しておりますが、この配置は自由です。

カテゴリー毎に色分けされるので、直感的な操作ができます。

リスト表示ではスマレジ同様にカテゴリーが左側に表示されるため、カテゴリーを跨いだ商品追加をスムーズに行えます。

また、商品に写真を登録すると以下のような表示になります。

パネル表示の場合

リスト表示の場合

選択した商品は左側にリスト表示されるので、追加された商品が正しいかどうか一目で判断できます。

なお、Airレジ(エアレジ)ではタイル表示、リスト表示ともに画面上に表示できる商品は800件までです。

操作性に関してはどちらも直感的な操作ができ、シンプルなのでアルバイトスタッフでもすぐに慣れるでしょう。ただし、Airレジ(エアレジ)はカテゴリー毎に色分けされるので、視覚的にはスマレジより見やすく操作がしやすい印象です。

②サポート体制

サポート体制はPOSレジ導入を行う上で初期設定を行ったり、使い方がわからないときのために重要です。

スマレジ

スマレジとAirレジ(エアレジ)、どちらもプランに応じてサポート窓口が異なります。

スマレジでは、無料プランでは基本はメールサポートのみですが、アカウント開設から30日間は電話サポートを受けられます。初期設定や使い方など基本的な操作手順は、導入時にわからないことが多いため、期間限定ではあるものの電話サポート受けられるのは魅力的です。

また、プレミアムプラスプラン以上であれば、電話サポートは期限なく利用できます。

サポート品質においてもスマレジでは独自の社内検定をクリアしたPOSレジのエキスパートのみがサポートスタッフとして対応しております。

さらに、スマレジは操作方法や設定方法に関するヘルプページやyoutube動画が充実しているため、Google上で「スマレジ 商品登録」等と検索をかけると設定手順がすぐに見られます。

Airレジ(エアレジ)

一方のAirレジ(エアレジ)は、電話サポートとチャットサポートのみです。特筆すべき点は、有料プランのAirレジオーダーにおいて、サポート窓口が完全に分かれていることです。

Airレジ(エアレジ)のメール・チャットサポートはAirレジ(エアレジ)に関するサポートのみ、Airレジオーダーに関するサポートは一切行っておりません。

Airレジオーダーのサポートは電話窓口のみです。電話窓口は時間帯によっては混戦して繋がらないことがあり、時間がない時に「電話がつながらないからメールで質問を投げておく」といったことはできません。

ただし、AirレジオーダーはUSENとサポート面で連携しており、電話サポートで解決しないトラブル時にはUSENのスタッフが店舗を訪問してくれるサポートがあります。

Airレジ(エアレジ)もウェブ上にヘルプページを設けているため、不明点はWEB検索を行うことである程度解決できるでしょう。

このような違いからサポート体制はスマレジの方が優れていると言えるでしょう。

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③外部システム連動・カスタマイズ性

外部システム連携を行うことで、機能性の拡張や、POSレジ上に蓄積された売上情報や顧客情報を活用することができます。

事業規模を問わずに連携しておくと便利なものは会計ソフトです。POSレジの売上情報が自動的に会計ソフト側に取り込まれるため、経理業務が大幅に軽減されます。

会計ソフト連携はどちらも主要なものには対応しております。

スマレジ

スマレジはタイムカードやアプリ作成サービスなど自社サービスに比べて、60種以上の外部システムとの連携にも対応しております。

例えば、LINEミニアプリとの連動により、LINE上で会員カードを作成できますし、ECサイトと連携することで、店舗とECサイト上の在庫情報が連携できます。

Airレジ(エアレジ)

一方、Airレジ(エアレジ)は基本的にはリクルートが提供する自社サービスとの連携がメインとなっております。

例えば、ホットペッパーグルメと連携することで、ホットペッパーグルメで予約したお客様がポイント払いを行う際に、Airレジ上にも自動的に反映されるため、値引き漏れを防ぐことができます。

連携機能は、事業規模が小さい内はさほど気にならないかもしれませんが、店舗拡大を行ったり、ネット販売を始めるなど将来事業が拡大した際に必要になる可能性があります。先を見据えるのであれば、カスタマイズ性の高いスマレジがおすすめです。

④ショールーム・サービスカウンターの有無

ショールーム・サービスカウンターでは、POSレジ導入前に操作性や機能を実際にみて試すことで、安心して導入することができます。

スマレジ

スマレジでは全国7か所にショールームを展開しており、営業スタッフとマンツーマンで商談を行うことができます。ショールームではスマレジのみならず、連携可能な外部システムも試すことができるため、ショールーム訪問前にどういった使い方を想定しているか伝えておくことをおすすめします。

また、一部のヤマダ電機ではスマレジのデモ機を展示しています。こちらは専任スタッフが常駐していませんが、周辺機器が揃った環境でスマレジを試すことができます。

他にもGoogle Meetsやzoomを用いたオンライン相談など、近くにショールームがない方向けに導入相談を積極的に行っております。

Airレジ(エアレジ)

一方のAirレジ(エアレジ)は、一部のビックカメラにサービスカウンターを設置しております。また、サービスカウンターを設置している一部の店舗には専任スタッフが常駐しており、北海道から沖縄まで幅広い地域でAirレジ(エアレジ)を試すことができます。

ただし、Airレジオーダーを試すことができず、実際に試せるのは『Airレジ(エアレジ)』と『Airペイ(エアペイ)』のみです。導入前にオーダーエントリーシステムの動作を試すことができず、契約期間が1年間という点は大きなデメリットです。

私は以前、スマレジショールームに訪問しましたが、営業スタッフはPOSレジや決済端末など決済周りに関する知識が豊富です。また、強引な契約を迫ることもないので、どのPOSレジを導入するか迷っている方は、スマレジショールームに足を運んで他社サービスとの違いや選ぶべきポイントを教えてもらうと良いでしょう。

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⑤無料トライアル

スマレジではアカウント作成から30日間は有料プランのほぼ全ての機能を無料で使うことができます。

ただし、登録可能な店舗数が1店舗なので、店舗間の在庫移動など複数店舗を跨ぐの機能は利用できません。

一方、Airレジ(エアレジ)では有料プランであるAirレジオーダーの無料トライアルは提供されていません。問い合わせフォームから営業スタッフに電話で説明を受けることしかできないため、導入には不安が残ります。

スマレジの無料トライアルは商品登録やスタッフ登録など初期設定を行う必要があるので、ショールームやオンライン相談を受けた上で、無料トライアルを利用する流れがおすすめです。

使いやすさの観点からの比較まとめ

スマレジ』と『Airレジ(エアレジ)』を使いやすさの観点からの比較すると、操作性やUIはどちらもシンプルで直感的な操作ができますが、サポート体制やショールームの品質などを加味するとスマレジの方が優れていると言えるでしょう。

使いやすさの観点からの比較まとめ
操作性・ユーザーインターフェース(UI)
操作性・ユーザーインターフェース(UI)
  • スマレジ: 直感的な操作が可能。
  • Airレジ: 直感的な操作が可能で、カテゴリー別の色分けが視覚的に見やすく操作しやすい。
サポート体制
サポート体制
  • スマレジ: 無料プランはメールのみだが、登録から30日間は電話サポートあり。プレミアムプラスプラン以上なら常時、電話サポートの利用が可能。その他にも動画・ヘルプページが充実。
  • Airレジ: メールとチャットサポートのみ。ただし、Airレジオーダーに関するサポートは電話窓口のみ。
外部システム連動・カスタマイズ性
外部システム連動・カスタマイズ性
  • スマレジ: 60種以上の外部システムとの連携に対応。API公開によるアプリマーケットも提供。
  • Airレジ(エアレジ): 自社サービスとの連携がメイン。
ショールーム・サービスカウンターの有無
ショールーム・サービスカウンターの有無
  • スマレジ: 全国7か所のショールームで営業スタッフとマンツーマンで商談可能。
  • Airレジ(エアレジ): 一部のビックカメラにサービスカウンターがあるが、試せる範囲が限定的。
無料トライアル
無料トライアル
  • スマレジ: 有料プランのほぼ全ての機能を30日間無料で利用可能。
  • Airレジ(エアレジ): 有料プランの無料トライアルは提供されていない。

上述の通り、全体的には使いやすさの観点からはスマレジが多くの面で優位性を持っています。ショールームやオンライン相談、無料トライアルなど導入を検討しているお店に向けたサービスを数多く提供しており、安心して導入することができます。

また、スマレジでは1か月ごとの契約なので、導入後でもすぐに解約できることも加味すると使いやすさはスマレジの方が優れていると言えるでしょう。

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0円から始められるPOSレジ

解説記事はこちら

スマレジとAirレジ(エアレジ)のキャッシュレス決済対応で比較

POSレジと決済端末を連動させることで、POSレジ上の会計情報が決済端末に共有されます。連動しない場合、決済端末側でも会計金額の入力が必要になるため、金額の打ち間違いなどを防ぐことができます。

【POSレジと決済端末の連動イメージ】POSレジと決済端末を連動させることで、POSレジ上の会計情報が決済端末に共有されます。連動しない場合、決済端末側でも会計金額の入力が必要になるため、金額の打ち間違いなどを防ぐことができます。

スマレジ』では同社が提供する決済端末『スマレジ・PAYGATE 』に加えて、他社サービスが提供する決済端末にも数多く連携対応しています。ただし、他社サービスと連動する場合は1台辺り月額1320円の連動費用が掛かります。

一方、『Airレジ(エアレジ)』では同社が提供する『Airペイ(エアペイ)』と『Square(スクエア)』との連動に対応しており、連動費用は掛かりません。

スマレジで連動前提で利用するなら『stera pack 』、Airレジ(エアレジ)なら『Airペイ(エアペイ)』がおすすめです。

ちなみに、『Airペイ(エアペイ)』では現在、iPadとカードリーダーが無料になる『キャッシュレス導入0円キャンペーン を実施しております。

このiPadは『Airペイ(エアペイ)』を利用していれば、POSレジアプリなど店舗向けアプリをインストールして利用できるので、初期費用を抑えたい方におすすめです。

Airペイ(エアペイ)のキャンペーン利用でiPad&カードリーダーが無料。Airレジ(エアレジ)以外のPOSレジアプリの利用もOK。

スマレジは『Airペイ(エアペイ)』と連動できないものの、POSレジと決済端末の連動は必須ではないので、初期費用を抑えたい方は『Airペイ(エアペイ)』の導入を検討してみると良いでしょう。

今なら"iPadと決済端末"が無料

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【まとめ】スマレジとAirレジ(エアレジ)、それぞれどんなお店にオススメ?

スマレジがおすすめのお店Airレジ(エアレジ)がおすすめのお店
初期費用を抑えたいお店
契約期間に縛られたくないお店
多角的な視点での売上分析を行いたいお店
会員機能や独自のポイントサービスを利用したいお店
複数店舗で導入したいお店
店舗展開を考えているお店
オーダーエントリーシステムを使いたい飲食店
店舗間・ECサイトとの商品・在庫情報を一元管理したい小売店・アパレル
セルフレジ、券売機を導入したいお店
サポート体制を重視するお店
店舗規模が小さいお店
無料でPOSレジを使いたいお店
最小限のPOSレジ機能しか使わないお店
イベントや催事出店などのスポット利用
ビアガーデンやポップアップストアなど期間限定のお店

スマレジ』と『Airレジ(エアレジ)』の違いを比べると、スマレジは全体的な機能性やサポート、サービス面が充実しています。

一方、Airレジ(エアレジ)は無料で使えるPOSレジとして評価が高いものの、売上分析や顧客管理機能が限定的で、個々の機能に物足りなさを感じることもあります。また、複数店舗での運営や外部システムとの連携には向いていません。

POSレジはお店の情報が集約する重要な役割を担っているため、無料にこだわらず、機能性の高いものを選ぶことが望ましいです。これらの点から、スマレジとAirレジ(エアレジ)のどちらか一方を選ぶ場合は、スマレジの導入がおすすめです。

スマレジは月額単位で契約でき、お店に合わなければすぐに解約できます。ただし、お店が求める使い方が実現できるのかを事前に把握するため、導入前にショールームやオンライン相談などの無料サービスの利用をおすすめします。

当記事を参考に、お店の規模や運営スタイルによって、どちらのPOSレジが適切か判断頂ければ幸いです。

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