Square(スクエア)はQRコード決済に対応できる?今後の対応予定と代替サービスを徹底解説

カード決済を始めとした決済サービスを提供する『Square(スクエア)』。

2020年8月4日から電子マネー決済にも対応しており、現在全18種ものキャッシュレス決済に対応しております。

そんな『Square(スクエア)』ですが、PayPay等のQRコード決済には現在対応しておりません

しかし、将来的に『Square(スクエア)』がQRコード決済に対応する可能性は充分あると思います。

この記事では、『Square(スクエア)』が今後、QRコード決済に対応する可能性についての考察と、現時点で代替となる決済サービスについて解説していきます。

現在、Square(スクエア)が対応している決済方法

現時点で『Square(スクエア)』が対応している決済方法は、

  • クレジットカード決済(全6種
  • 電子マネー決済(全12種

各決済方法別に対応している決済ブランドは以下の通りです。

Square(スクエア)の対応クレジットカードブランド・決済手数料
  • 全6種
  • VISA
    決済手数料3.25%
    Mastercard®
    決済手数料3.25%
    AMEX
    決済手数料3.25%
    JCB
    決済手数料3.95%
    DinersClub
    決済手数料3.25%
    Discover
    決済手数料3.25%
Square(スクエア)の対応電子マネー決済ブランド・決済手数料
  • 全12種
  • iD
    決済手数料3.75%
    QUICPay
    決済手数料3.75%
    suica
    決済手数料3.25%
    PASMO
    決済手数料3.25%
    Kitaca
    決済手数料3.25%
    tolCa
    決済手数料3.25%
    manaca
    決済手数料3.25%
    ICOCA
    決済手数料3.25%
    SUGOCA
    決済手数料3.25%
    nimoca
    決済手数料3.25%
    はやかけん
    決済手数料3.25%
    ApplePay
    決済手数料3.25~3.95%

QRコード決済流通系電子マネー(nanacoやwaon、楽天edy)を除く、国内主要のキャッシュレス決済に対応しております。

Square関係者のQRコード決済への見解

過去に、メディアの取材や会見の場でSquare(スクエア)』の関係者がQRコード決済について発言をしております。

2019年に『Square(スクエア)』の創業者であるジャック・ドーシーCEOが来日した際には、

「QRコード決済への対応は、システムアップデートで対応できる。必要であると判断したら対応する。」

といった発言をしております。

また、同年9月に、ITmediaが行った取材では、『Square(スクエア)』の事業者向けサービス担当責任者を務めるアリッサ・ヘンリー氏

「その国で最もポピュラーな決済手段に適用できるような商品を構築すること」

を『Square(スクエア)』のポリシーとして挙げると同時に、

「QRコード決済は事業者も加盟店も利用者も増えてきているが、そのメインは中国のインバウンドで主流ではない」

と、QRコード決済が日本における主流のキャッシュレス決済ではないと認識していることがわかります。

少し補足すると、2019年時点では、日本国内のQRコード市場はシェア拡大の途上段階である一方、中国本土では決済市場の9割の金額をQRコード決済(ALIPAY、WeChatPay)が占めている状況だったため、「QRコード決済=中国人観光客向け」という見解のようです。

つまり、

技術的には『Square(スクエア)』でQRコード決済には対応できるが、2019年時点では日本国内において主流の決済手段ではないため対応していない

ということになります。

裏を返せば、

QRコード決済の国内シェアが拡大すれば、『Square(スクエア)』はQRコード決済に対応する

ということになります。

Square(スクエア)がQRコード決済に対応する可能性は高い!その理由とは?

現時点では、『Square(スクエア)』がQRコード決済への対応予定について、公式の発表はありません

しかし、以下の2つの理由から将来的には、『Square(スクエア)』がQRコード決済に対応する可能性は充分あると思います。

  • 【理由①】日本国内におけるQRコード決済のシェアが拡大していること
  • 【理由②】日本向けのキャッシュレス決済である電子マネーに対応したこと

それぞれの理由について、詳しく解説していきます。

【理由①】日本国内におけるQRコード決済のシェアが拡大していること

QRコード決済への対応について、Square関係者の見解は?」でも解説した通り、『Square(スクエア)』が提供する決済手段は、その国の主流のものであることを重視しております。

日本国内において、QRコード決済の認知が拡大したのは、2018年12月にPayPayが実施した「100億円あげちゃうキャンペーン」です。

当記事で紹介したSquare関係者の見解は、2019年時点のものであり、当時のQRコード決済は後発のキャッシュレス決済ということもあり、まだまだ主流とは言えない状況でした。

しかし、キャッシュレス推進協議が行ったコード決済利用動向調査によると、QRコード決済の利用金額は年々増加していることがわかります。

2018年2019年2020年
(1月~9月まで)
店舗利用金額1650億円1兆1205億円2兆8993億円
2018年比679%1757%

また、株式会社インフキュリオンが実施した「決済動向調査」では、2020年3月から2020年12月にかけて、QRコード決済のシェアが大きく伸びていることがわかります。

2020年3月2020年12月増加率
QRコード決済12%51%39%
クレジットカード78%79%1%
電子マネー49%60%11%

QRコード決済の利用率は、2020年3月から12月にかけて39%と大きく増加しており、電子マネー決済の利用率に迫る勢いです。

短期間でここまでシェアを拡大したQRコード決済は、日本国内において主流の決済手段の一つといえる成長を遂げていることから『Square(スクエア)』が今後、対応する可能性に充分期待が持てるでしょう。

【理由②】日本向けのキャッシュレス決済である電子マネーに対応したこと

Square(スクエア)』は、2020年8月から非接触型電子マネー決済に対応しました。

これらの電子マネー決済は、海外への普及には至っておらず、日本独自の決済手段です。

つまり、『Square(スクエア)』のポリシーである

「その国で最もポピュラーな決済手段に適用できるような商品を構築すること」

という言葉の通り、日本のキャッシュレス決済の普及状況に合わせて、決済手段を増やしたのです。

こうした『Square(スクエア)』の取り組みや、技術的にQRコード決済に対応可能であるというジャック・ドーシーCEOの発言から、急速にシェアを拡大しているQRコード決済に将来的には対応する可能性は充分高いと言えるでしょう。

Square(スクエア)は、米国企業だからQRコード決済への対応はない?

米国発サービスである『Square(スクエア)』は、

「米国でのシェアがほとんどないQRコード決済には対応しないのでは?」

と考える方もいるかと思いますが、『米国発サービス』であることがQRコード決済への対応を否定するには根拠が薄いでしょう。

そもそも、キャッシュレス決済は、国ごとに普及状況が大きく異なります。

例えば、アメリカではクレジットカードが主流ですが、中国ではQRコード決済が主流であったり、スウェーデンではデビットカードが主流であったり、と国によって需要の高い決済手段は様々です。

そのため、米国発のサービスであっても、その国のキャッシュレス事情に合わせたサービス展開が求められるわけです。

繰り返しになりますが、『Square(スクエア)』は日本でのサービス展開の取り組みとして、日本独自の決済手段である電子マネー決済に対応しており、国ごとのキャッシュレス事情に合わせたサービス展開を行っております

こうした理由から『米国発サービス』だからQRコード決済に対応しないということは可能性として低いと考えられます。

QRコード決済の導入方法とおすすめの決済サービスは?

将来的にはQRコード決済の対応に期待が持てる『Square(スクエア)』ですが、現時点ではQRコード決済に未対応です。

そのため、

「今すぐQRコード決済を導入したい」

という場合には、他の決済サービスと併用する必要があります。

QRコード決済を導入する方法は、

上記のいずれかです。

それぞれの導入方法の特徴、おすすめの決済サービスについて解説していきます。

PayPayやauPay等、各QRコード決済と直接契約する

カード決済や電子マネー決済を導入する場合、決済システムの構築やセキュリティ対策を店舗側で行った上で、厳しい審査を受ける必要あるため、よほど規模感の大きい会社でない限りは仲介業者である決済代行会社を利用するのが一般的です。

QRコード決済の場合、決済システムをQRコード決済各社が構築していることが多く、店舗の負担なく、直接契約することが可能です。

直接契約する最大のメリットは、導入費用はもちろん、期間限定ながら決済手数料まで無料で導入できる点です。

直接契約のメリット
  • 導入費用や決済手数料が無料など、店舗の費用負担なく導入できる

国内主要QRコード決済の導入費用と決済手数料は以下の通りです。

導入費用決済手数料
無料2021年9月末まで無料
※以降は未定
無料2021年7月末まで無料
※以降は3.25%予定
無料2021年9月30日まで
※以降は2.6%予定
※2021年3月末までに申し込みした加盟店は2021年4月から2.6%
無料3.24%
無料2021年7月31日まで
以降は2.45%予定
無料2021年6月30日まで
以降は2.6%予定

導入費用は全て無料、楽天ペイを除く5社は期間限定ながら決済手数料無料で導入可能です。

後述する「決済代行会社」経由でQRコード決済を契約する場合、カード決済同様に3%台の決済手数料がかかります。

キャッシュレス導入において、ネックとなる決済手数料が無料で導入できる点は非常に魅力的ですが、以下のようなデメリットも存在します。

直接契約のデメリット
  • 1社ずつ申し込み手続きを行う必要がある
  • 決済用QRコードをサービスごとに設置する必要がある
  • 管理画面や入金サイクルがQRコード決済各社ごとにバラバラ

上記の問題を解消するため、2020年より総務省主導の統一QR「JPQR」の提供が開始されましたが、「申し込み」と「統一QRコードの提供」のみを目的としているため、管理画面や入金サイクル、決済手数料はQRコード決済サービス毎にバラバラです。

また、QRコード決済シェアトップの『PayPay』においては、「JPQR」経由での導入時は決済手数料が有料など、デメリットも少なくありません。

上述から直接契約する場合は、やみくもにQRコード決済を導入するのではなく、導入する条件を設けてそれを満たすものだけ導入すると良いでしょう。

例えば、

  • 利用者が多い
  • 還元率の高いキャンペーンを定期的に実施している
  • 店舗の手数料負担がないもの

という場合であれば、「PayPay」「auPAY」の2社がおすすめです。

とくに、「PayPay」は、QRコード決済の中でもシェアトップのサービスで認知度・利用者ともに郡を抜いております。

より多くのQRコード決済に対応するのであれば、決済手数料が掛かってしまいますが、後述する決済代行会社経由での導入をおすすめします。

  • 対応決済ブランドの種類全4種
    未対応
    未対応
    全4種

    PayPay

    • キャンペーン2021年9月末まで決済手数料無料
    対応決済ブランドの種類全4種
    未対応
    未対応
    全4種
    決済手数料無料※2021年9月末まで※PayPay以外は1.98%審査期間最短1週間
    導入費用無料入金手数料PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)は無料
    ※他行は105円(税込)
  • 対応決済ブランドの種類全3種
    未対応
    未対応
    全3種

    auPAY

    • キャンペーン2021年7月末まで決済手数料無料
    対応決済ブランドの種類全3種
    未対応
    未対応
    全3種
    決済手数料無料
    ※auPAYは2021年7月末まで※auPAY以外は3.25%
    審査期間申し込みから最短2営業日
    導入費用無料入金手数料無料

Airペイ(エアペイ)等の決済代行会社経由で契約を行う

決済代行会社とは、お店に代わって決済サービスと契約を行い、さまざまな決済方法を簡単に導入できるようシステムや周辺機器を提供する仲介業者です。

決済代行会社を利用するメリットは、一度の申し込みでカード決済・電子マネー・QRコード決済など豊富なキャッシュレス決済をまとめて導入できるだけなく、売上情報や決済方法まで一元管理できる点です。

決済代行会社のメリット
  • 一度の申し込みでカード決済・電子マネー・QRコード決済など一括導入できる
  • QRコード決済であれば、サービスごとにQRコードを設置する必要がない
  • 統一された管理画面の提供、入金サイクルやサポート窓口の一本化

決済代行会社のデメリットは、決済サービスとお店の間に仲介役として入るため、直接契約をすれば決済手数料が無料のQRコード決済でも3.24%の決済手数料が掛かります。

決済代行会社のデメリット
  • 3.24%の決済手数料が発生する
  • iPadまたはiPhoneが必要

QRコード決済に対応しているものでのおすすめは、リクルートが提供する『Airペイ(エアペイ)』です。

全31種種のQRコード決済に対応しております。

ただし、『Airペイ(エアペイ)』は、お店側がお客様の提示したQRコードを読み取る「ストアスキャン式」のため、決済用アプリの利用にiOS端末(iPadまたはiPhone)が必要です。

手元にiOS端末(iPadまたはiPhone)がなく、導入費用をかけたくない場合は、前述したQRコード決済各社と直接契約することをおすすめします。

  • 対応決済ブランドの種類全31種
    全7種
    全12種
    全12種

    Airペイ(エアペイ)

    • キャンペーンカードリーダーが無料
    対応決済ブランドの種類全31種
    全7種
    全12種
    全12種
    決済手数料3.24~3.74%審査期間最短3営業日
    導入費用実質無料入金手数料無料

まとめ

以上、『Square(スクエア)』が今後QRコード決済に対応するのか、について考察してみました。

QRコード決済は、日本国内でのシェアを大きく拡大しているため、『Square(スクエア)』が今後対応する可能性は充分あると思います。

しかし、現時点で公式から対応の有無について発表がないため、QRコード決済を導入する場合は、他社サービスと併用すると良いでしょう。

個人的には、期間限定ながら決済手数料が無料で導入できる『PayPay』『auPAY』の2社と直接契約がおすすめです。

  • 対応決済ブランドの種類全18種
    全6種
    全12種
    未対応

    Square(スクエア)

    • キャンペーン新端末「Square Terminal」が使用後でも30日間返品無料!
    対応決済ブランドの種類全18種
    全6種
    全12種
    未対応
    決済手数料3.25~3.95%審査期間最短当日
    導入費用7980円~
    ※カードリーダーを使用しない場合は無料
    入金手数料無料
  • 対応決済ブランドの種類全3種
    未対応
    未対応
    全3種

    auPAY

    • キャンペーン2021年7月末まで決済手数料無料
    対応決済ブランドの種類全3種
    未対応
    未対応
    全3種
    決済手数料無料
    ※auPAYは2021年7月末まで※auPAY以外は3.25%
    審査期間申し込みから最短2営業日
    導入費用無料入金手数料無料
  • 対応決済ブランドの種類全4種
    未対応
    未対応
    全4種

    PayPay

    • キャンペーン2021年9月末まで決済手数料無料
    対応決済ブランドの種類全4種
    未対応
    未対応
    全4種
    決済手数料無料※2021年9月末まで※PayPay以外は1.98%審査期間最短1週間
    導入費用無料入金手数料PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)は無料
    ※他行は105円(税込)
  • 対応決済ブランドの種類全31種
    全7種
    全12種
    全12種

    Airペイ(エアペイ)

    • キャンペーンカードリーダーが無料
    対応決済ブランドの種類全31種
    全7種
    全12種
    全12種
    決済手数料3.24~3.74%審査期間最短3営業日
    導入費用実質無料入金手数料無料
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