Square(スクエア)がPayPay(ペイペイ)に対応!気になる決済手数料など料金、導入手順は?

決済サービス『Square(スクエア)』では、8月9日からQRコード決済『PayPay(ペイペイ)』決済への対応を開始しました。
これまで『Square(スクエア)』では、カード決済や電子マネー決済に対応しておりましたが、QRコード決済には未対応でした。
『PayPay(ペイペイ)』決済に対応したことで、『Square(スクエア)』で対応可能な決済ブランドは全19種になりました。
この記事では、『Square(スクエア)』で『PayPay(ペイペイ)』を使う上での決済手数料等の料金、決済方式、導入手順、メリットやデメリットなど徹底解説していきます。
目次
Square 基本情報 早見表
- 導入費用
- 7980円~※カードリーダーを使用しない場合は無料
- 決済手数料
- 3.25~3.95%
- 月額固定費
- 無料
- 入金手数料
- 無料
- 入金サイクル
- 三井住友、みずほ銀行は翌営業日 ※他行は週1回
- その他手数料
- なし
- 審査期間
- 最短15分
- Square製品は使用後でも30日間返品無料!
- Square公式ショップで購入したSquare製品は使用後でも購入から30日以内であれば返品無料!さらに1年間の交換保証付き!
- 実施期間:未定






- 1回払い
- 対応
- 2回払い
- 非対応
- リボ回払い
- 非対応
- 分割払い
- 非対応
- ボーナス一括払い
- 非対応
- タッチ決済
- 対応














- 価格
- 7980円(税込)
- タイプ
- モバイル決済端末
- 必要周辺機器
- スマホまたはタブレット※iOS・andloid対応
- レシートプリンター
- 必要な場合は別途用意
- 対応決済方法
- カード決済(ICカード/タッチ決済)
※磁気カードは同梱の磁気専用リーダーを利用 - 電子マネー決済
- カード決済(ICカード/タッチ決済)

- 価格
- 46,980円(税込)
- タイプ
- オールインワン決済端末
- 必要周辺機器
- なし
- レシートプリンター
- 端末に内蔵
- 対応決済方法
- カード決済(ICカード/磁気カード/タッチ決済)
- 電子マネー決済

- 価格
- 29,980円(税込)
- タイプ
- iPad連動型決済端末
- 必要周辺機器
- iPad
- レシートプリンター
- 必要な場合は別途用意
- 対応決済方法
- カード決済(ICカード/タッチ決済)
- 電子マネー決済

- 価格
- 無料
- タイプ
- スマホアプリ
- 必要周辺機器
- スマホまたはタブレット※iOS・andloid対応
- レシートプリンター
- 必要な場合は別途用意
- 対応決済方法
- カード決済(カード情報を手入力して決済)
『Square(スクエア)』における『PayPay(ペイペイ)』の決済手数料は3.25%
『Square(スクエア)』で『PayPay(ペイペイ)』の決済を行う場合に掛かる決済手数料は3.25%です。
『Square(スクエア)』が元々対応しているVISA、Mastercard等と同じ料率です。
他社の決済サービスと比較しても、大きな違いはありません。
決済サービス | PayPayの決済手数料 |
---|---|
Square(スクエア) |
3.25% |
stera pack
![]() |
3.25% |
スマレジ・PAYGATE
![]() |
3.24%~ |
Airペイ(エアペイ)![]() |
3.24% |
決済手数料以外に料金は掛かる?
『Square(スクエア)』で『PayPay(ペイペイ)』を導入する場合、決済手数料以外の費用は掛かりません。
『PayPay(ペイペイ)』決済にはカードリーダー等も必要ないので、手持ちのスマホとSquareアカウントさえあれば利用可能です。
ただし、これから『Square(スクエア)』の導入を検討しており、カード決済や電子マネー決済も利用したい場合は別途、決済端末が必要です。
『Square(スクエア)』の決済端末で最も安価なSquare Readerは7,980円です。
Squareの決済端末については以下の記事をご覧ください。
決済方式はお客側がQRコードを読み取るユーザースキャン方式
『Square(スクエア)』での『PayPay(ペイペイ)』の決済方式はお客側がQRコードを読み取るユーザースキャン方式です。
『Square(スクエア)』では、現在3種類の決済端末を提供しておりますが、どの決済端末を利用する場合でも、ディスプレイ上にQRコードを表示させ、それをお客様が読み取り決済処理を行います。



ちなみに、Square Terminal(スクエアターミナル)やSquare Stand(スクエアスタンド)は、バーコードリーダーを接続することができますが、コンビニのようにバーコードリーダーを用いて決済を行う「ストアスキャン方式」には対応しておりません。
『Square(スクエア)』における『PayPay(ペイペイ)』の導入方法
『Square(スクエア)』では、VISA,Mastercard以外の決済方法を利用する場合、管理画面上から申込みが必要です。
Squareアカウントを開設していない方は、以下よりアカウント登録を行ってください。
それではスマホ、パソコンそれぞれでの導入手順を解説していきます。
スマホから申込みする場合








審査結果はSquareアカウントで登録しているメールアドレス宛に後日届きます。
パソコンから申込みする場合






審査結果はSquareアカウントで登録しているメールアドレス宛に後日届きます。
『PayPay(ペイペイ)』を『Square(スクエア)』で使うメリットとは?
『PayPay(ペイペイ)』を『Square(スクエア)』で対応するメリットは以下のようなことが挙げられます。
- 全19種のキャッシュレス決済やオンライン決済までまとめて管理できる
- 連携可能なPOSレジアプリが多い
- 入金サイクルが早い
それぞれ解説していきます。
全19種のキャッシュレス決済やオンライン決済までまとめて管理できる
『Square(スクエア)』では、『PayPay(ペイペイ)』以外にも以下の決済ブランドに対応可能です。
カード決済 | ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.95% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% |
---|---|
タッチ決済 | ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.95% |
電子マネー決済 | ![]() 決済手数料3.75% ![]() 決済手数料3.75% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25% ![]() 決済手数料3.25~3.95% |
また、店頭での対面決済以外にも、ネットショップ作成やメールリンク決済などオンライン決済、ギフトカード機能など様々な決済機能が備わっております。
このように様々な決済ブランド、決済機能を利用する場合、通常であれば複数の決済サービスを併用する必要があり、管理画面や売上金の入金がバラバラになってしまいます。
『Square(スクエア)』であれば、一つの管理画面でまとめて管理することができます。
『Square(スクエア)』の機能の多くは3.25~3.95%の決済手数料のみで利用できるため、運用コストも非常に安価です。
連携可能なPOSレジアプリが多い
決済端末とPOSレジを連携することで、会計金額の二度打ちが不要になるため、金額間違いなど細かいミス防止に繋がります。
『Square(スクエア)』は、決済サービスの中でも連携可能なPOSレジが多く、以下のPOSレジと連携可能です。
連携可能なPOSレジ | ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
---|
Square POSレジは『Square(スクエア)』が提供している無料のPOSレジアプリです。
飲食店向けの機能であるオーダーエントリーシステムや、小売店の在庫管理効率化に最適なバーコードリーダーにも対応しているため、これからPOSレジ導入を検討している方にもおすすめです。
入金サイクルが早い
『Square(スクエア)』で決済した売上金は後日指定口座に振込入金されます。
入金サイクルは以下の通り。
金融機関 | 入金サイクル |
---|---|
三井住友・みずほ銀行 | 翌営業日入金 |
その他の口座 | 週1回入金 |
『PayPay(ペイペイ)』と直接契約して導入する場合、入金サイクルが月1回と非常に少ないです。
『Square(スクエア)』では、決済金額を問わず最短翌営業日に手数料無料で入金されるため、資金繰りに余裕がない個人事業主などの小規模事業者にもおすすめです。
『PayPay(ペイペイ)』をSquare(スクエア)で使うデメリットや注意点はある?
『PayPay(ペイペイ)』を『Square(スクエア)』で使う上でデメリットや注意点として、以下のようなものが挙げられます。
- 『PayPay(ペイペイ)』以外のQRコード決済には非対応
- 審査に10日~30日ほど掛かってしまう。
- PayPayと直接契約する場合に比べて決済手数料が高い
それぞれ解説していきます。
『PayPay(ペイペイ)』以外のQRコード決済には非対応
現在、『Square(スクエア)』は、『PayPay(ペイペイ)』以外のQRコード決済には対応しておりません。
そのため、d払いやauPAY、楽天ペイといったQRコード決済を導入する場合、他社サービスと併用する必要があります。
より多くのQRコード決済に対応したい場合は、国内主要キャッシュレス決済に網羅的に対応している以下の決済サービスがおすすめです。
ただし、『Square(スクエア)』の事業者向けサービス担当責任者を務めるアリッサ・ヘンリー氏は過去のインタビューにおいて、「展開する国のニーズに合わせた決済ブランドに対応していく」と明言しております。
言葉通り、QRコード決済の国内シェアトップである『PayPay(ペイペイ)』に対応したことから、今後、他のQRコード決済への対応する可能性には期待できるでしょう。
審査に10日~30日ほど掛かってしまう。
『Square(スクエア)』のカード決済や電子マネー決済は、審査スピードが非常に早いことが特徴です。
VISA、Mastercardに至っては最短15分で審査が完了します。
しかし、『PayPay(ペイペイ)』の審査に関しては、約10日~30日ほど時間が掛かってしまいます。
『Square(スクエア)』に限らず、決済代行サービスを経由する場合、QRコード決済の審査には約1ヶ月ほど時間が掛かってしまうため、『PayPay(ペイペイ)』の審査スピードに関しては他社と大きな違いはないようです。
PayPayと直接契約する場合に比べて決済手数料が高い
『PayPay(ペイペイ)』は、公式サイト上から直接契約することで決済手数料1.60~1.98%で導入可能です。
『Square(スクエア)』で利用する場合の決済手数料は3.25%なので、約1%以上高い料率です。
ただし、『PayPay(ペイペイ)』と直接契約して利用する場合、管理画面や入金サイクルがバラバラになってしまうため、管理や事務作業の手間が増えてしまいます。
また、『PayPay(ペイペイ)』から発行される専用の決済QRコードを別途設置する必要があり、レジ周りをスッキリさせたい場合にはおすすめできません。
まとめ
これまでQRコード決済への対応が期待されてきた『Square(スクエア)』がついに『PayPay(ペイペイ)』に対応しました!
『Square(スクエア)』は決済端末のデザイン性が高く、実店舗からオンラインまで幅広い業種で使える決済機能が豊富な決済サービスです。
『PayPay(ペイペイ)』に対応したことで導入を検討している方は、まずは無料で作れるSquareアカウントを登録し、アプリや管理画面の操作してみてはいかがでしょうか。