おてがるPayとTimes Pay(タイムズペイ)を9つの項目で比較!

店舗事業者を中心にキャッシュレス対応できる決済サービスである「おてがるPay」と「Times Pay(タイムズペイ)」。
両サービスともにサポート体制に力をいれているモバイル決済サービスで、IT機器が苦手な方でも安心して利用できるサービスです。
そんな2つの決済サービスを9つの項目で比較しつつ、違いや特徴を徹底解説していきます。
目次
「おてがるPay」と「Times Pay(タイムズペイ)」の基本情報
おてがるPay 基本情報 早見表

- 導入費用
- 38280円
- 決済手数料
- 3.24~3.74%
- 月額固定費
- 無料
- 入金手数料
- 無料
- 入金サイクル
- 月2回or月6回 ※分割・ボーナス払い等に対応したい場合は月2回
- その他手数料
- なし
- 審査期間
- 申し込みから約1か月







- 1回払い
- 対応
- 2回払い
- 対応
- リボ回払い
- 対応
- 分割払い
- 対応
- ボーナス一括払い
- 対応
- タッチ決済
- 非対応













- 価格
- 38,280円(税込)
- タイプ
- モバイル決済端末
- 必要周辺機器
- iPadまたはiPhone
- レシートプリンター
- モバイルプリンターの提供あり
- 対応決済方法
- カード決済(ICカード/磁気カード)
- 電子マネー決済
Times Pay Times Pay(タイムズペイ)基本情報 早見表
- 導入費用
- 38,000円(税込)
- 決済手数料
- 3.24 ~3.74%
- 月額固定費
- 無料
- 入金手数料
- 無料
- 入金サイクル
- 月2回
- その他手数料
- 審査期間
- 申し込みから約3週間






- 1回払い
- 対応
- 2回払い
- 対応
- リボ回払い
- 対応
- 分割払い
- 対応
- ボーナス一括払い
- 非対応
- タッチ決済
- 非対応











「おてがるPay」と「Times Pay(タイムズペイ)」を9項目で比較!
【比較①】キャンペーンで比較
「おてがるPay」「Times Pay(タイムズペイ)」ともに、現在キャンペーンの実施は行っておりません。
モバイル決済サービス各社のキャンペーン情報は以下の記事をご覧ください。
【比較②】決済ブランドの種類&決済手数料で比較
対応可能な決済ブランドの種類で比較すると以下の通りです。
- おてがるPay
- 全19種
- 全7種
- 全12種
- 未対応
- 3.24~3.74%
- Times Pay
- 全17種
- 全6種
- 全11種
- 非対応
- 3.24 ~3.74%
対応決済ブランド数では「おてがるPay」の方が多く、両サービスともにQRコード決済には未対応です。
それでは決済方法別に、「おてがるPay」と「Times Pay(タイムズペイ)」それぞれが対応している決済ブランドと決済手数料を見ていきましょう。
クレジットカード決済可能ブランドで比較
- おてがるPay
- 全7種
VISA
決済手数料3.24%Mastercard®
決済手数料3.24%AMEX
決済手数料3.74%JCB
決済手数料3.74%DinersClub
決済手数料3.74%Discover
決済手数料3.74%銀聯
決済手数料3.74%
- Times Pay
- 全6種
VISA
決済手数料3.24%Mastercard®
決済手数料3.24%AMEX
決済手数料3.74%JCB
決済手数料3.74%DinersClub
決済手数料3.74%Discover
決済手数料3.74%
決済ブランドの料率は横並びですが、銀聯(union)に対応しているおてがるPayの方が対応ブランド数は多いです。
銀聯(union)は中国本土を中心に全世界70億枚以上発行されるカードブランドです。
訪日中国人の集客を行う場合には、対応しておきたい決済ブランドです。
電子マネー決済可能ブランドで比較
- おてがるPay
- 全12種
iD
決済手数料3.74%QUICPay
決済手数料3.74%suica
決済手数料3.24%PASMO
決済手数料3.24%Kitaca
決済手数料3.24%tolCa
決済手数料3.24%manaca
決済手数料3.24%ICOCA
決済手数料3.24%SUGOCA
決済手数料3.24%nimoca
決済手数料3.24%はやかけん
決済手数料3.24%ApplePay
決済手数料3.24~3.74%
- Times Pay
- 全11種
nanaco
決済手数料3.24%WAON
決済手数料3.24%suica
決済手数料3.24%PASMO
決済手数料3.24%Kitaca
決済手数料3.24%tolCa
決済手数料3.24%manaca
決済手数料3.24%ICOCA
決済手数料3.24%SUGOCA
決済手数料3.24%nimoca
決済手数料3.24%はやかけん
決済手数料3.24%
対応ブランド数では「おてがるPay」が多いですが、各サービスで対応しているブランドが異なります。
「おてがるPay」はクレジットカードに紐づく電子マネー決済に対応、「Times Pay(タイムズペイ)」は事前チャージ型の電子マネーに対応することができます。
また、決済手数料は「Times Pay(タイムズペイ)」3.24%に対し、「おてがるPay」は3.74%と0.5%の違いがあります。
QRコード決済可能ブランドで比較
- おてがるPay
- 未対応
- Times Pay
- 非対応
QRコード決済には両サービスともに対応しておりません。QRコード決済に対応したい場合には、他社サービスと併用する必要があります。
PayPayや楽天ペイなど国内主要QRコード決済全てに対応している決済サービスは以下が挙げられます。
どちらも導入費用は無料です。
『スマレジ・PAYGATE
』は月額費用として3300円が掛かってしまいます。一方、『stera pack
』は通常であれば月額費用3300円が掛かりますが、『お試しプラン』を利用すると1年間月額無料で利用可能です。
また、『stera pack
』は2023年3月末までの申込みであれば、契約の縛りなく、いつでも無料で解約できるので興味がある方はこの機会の導入がおすすめです。
決済ブランドと決済手数料での比較まとめ
- クレジット決済の手数料率は横並び。対応数では銀聯に対応しているおてがるPayが多い
- 電子マネーは対応している種類に違いがあり、手数料はTimes Pay(タイムズペイ)が安い
- 両社ともQR決済に未対応
- キャンペーン
- マルチ決済端末「stera terminal」が無料
- 月額費用3300円が1年無料で使える『お試しプラン』
- 2023年3月末までの新規契約ならいつでも解約OK!最大88,000円の違約金が無料
導入費用 | 無料 |
---|---|
決済手数料 | 2.70~3.74% |
月額固定費 | 3,300円/月 ※お試しプランは1年間無料 |
入金手数料 | 三井住友銀行は無料 ※他行は1回辺り220円(税込) |
その他手数料 | なし |
審査期間 | 申し込みから1.5~2ヶ月 |
【比較③】導入費用(初期費用)&周辺機器で比較
- おてがるPay
iOS
- 38,280円(税込)
- 導入時にモバイルプリンターが提供される
- Times Pay
- 専用タブレットのみ
38000円(税込) - 導入時に提供
- 導入時に提供
また、「おてがるPay」はiPadまたはiPhoneを店舗側で用意する必要があることも考慮すると、導入費用は「Times Pay(タイムズペイ)」の方が安価です。
ただし、他社サービスでは、決済端末を無料提供しているものも少なくありません。
そのため、導入費用で選ぶのであれば、導入無料で端末を提供する他社サービスの利用がおすすめです。
「おてがるPay」と「Times Pay(タイムズペイ)」の比較に戻りますが、両サービスともに月額費用は掛かりません。
それでは、周辺機器ごとに詳しく解説していきます。
モバイル端末(スマホ・タブレット)
対応モバイル端末(スマホ・タブレット)は、
- おてがるPay=iOSのみ
- Times Pay(タイムズペイ)=専用タブレットのみ


また、ネット環境がない場合でも、「Times Pay(タイムズペイ)」で提供されるタブレットは「キャリア通信付き(auの4G回線)」のため、通信環境を店舗側で用意する必要がありません。
対して、「おてがるPay」ではiOS端末(iPhone/iPadのいずれか)を店舗側で用意する必要があります。
ただし、「Times Pay(タイムズペイ)」で提供される専用タブレットは他のアプリインストールなどが行えないため、「Times Pay(タイムズペイ)」での決済にしか使えません。
POSレジアプリなど他の業務管理アプリをインストールするといった使い方はできません。
決済端末(カードリーダー)


どちらも充電式で持ち運びが可能、手のひらサイズのコンパクトな端末です。
レシートプリンター
モバイル決済サービスは、明細をメール送信できるため、レシートプリンターは必須ではありません。
しかし、お店によっては紙での明細を求められることが多いこともあるでしょう。
導入費用(初期費用)&周辺機器での比較まとめ
- どちらのサービスも導入費用が掛かる
- Times Pay(タイムズペイ)は利用に必要な周辺機器3点全てが提供される
- おてがるPayを提供するJMSでは導入費用無料の決済端末も提供している
- キャンペーン
- マルチ決済端末「stera terminal」が無料
- 月額費用3300円が1年無料で使える『お試しプラン』
- 2023年3月末までの新規契約ならいつでも解約OK!最大88,000円の違約金が無料
導入費用 | 無料 |
---|---|
決済手数料 | 2.70~3.74% |
月額固定費 | 3,300円/月 ※お試しプランは1年間無料 |
入金手数料 | 三井住友銀行は無料 ※他行は1回辺り220円(税込) |
その他手数料 | なし |
審査期間 | 申し込みから1.5~2ヶ月 |
- キャンペーン
- 実店舗を持つ事業者を対象に「iPad」と「カードリーダー」の2点が無料
- 実店舗を持たない事業者は「カードリーダー」が無料
導入費用 | 無料 |
---|---|
決済手数料 | 1.08~3.74% |
月額固定費 | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
その他手数料 | なし |
審査期間 | 申込日の翌日~3営業日 |
【比較④】入金手数料&入金サイクルで比較
各サービスで決済を行った売上金の入金サイクル・入金手数料は以下の通り。
- おてがるPay
- 無料
- 月2回or月6回 ※分割・ボーナス払い等に対応したい場合は月2回
- Times Pay
- 無料
- 月2回
入金サイクルについては、「月6回」を選択できる「おてがるPay」の方が多いです。
各サービスの対応金融機関と入金サイクルの詳細は以下の以下の通り。
おてがるPayの対応金融機関と入金サイクル
おてがるPayは、国内の金融機関であれば、どこでも入金先に指定することができます。
入金サイクルは「月2回」「月6回」から選択可能ですが、
クレジットカード決済時に「ボーナス一括払い」「2回払い」に対応したい場合は「月2回」を選ぶ必要があります。
入金サイクルの詳細は以下の通り。
支払い方法 | 対象日 | 入金日 |
---|---|---|
|
1日~5日 | 当月10日 |
6日~10日 | 当月15日 | |
11日~15日 | 当月20日 | |
16日~20日 | 当月25日 | |
21日~25日 | 当月末日 | |
26日~末日 | 翌月5日 |
※月6回の場合、「ボーナス一括払い」「2回払い」は利用不可
支払い方法 | 対象日 | 入金日 |
---|---|---|
|
1日~15日 | 当月末日 |
16日~末日 | 翌月15日 | |
|
16日~翌月15日 | 当月末日 |
|
12月16日~翌年6月15日 | 8月15日 |
7月16日~11月15日 | 翌年1月15日 |
※ボーナス一括払いは「6月16日~7月15日」「11月15日~12月15日」の期間、利用出来ません
Times Pay(タイムズペイ)の対応金融機関と入金サイクル
Times Pay(タイムズペイ)は金融機関を問わず、売上の入金は月2回です。
対象期間 | 入金日 |
---|---|
1日~15日 | 当月末日 |
16日~末日 | 翌月15日~ |
国内の金融機関であれば、売上金の入金先として指定することができます。
【比較⑤】審査・導入スピードで比較
- おてがるPay
- 申し込みから約1か月
- Times Pay
- 申し込みから約3週間
審査から導入までのスピードは、「Times Pay(タイムズペイ)」の方が若干早いですが、他社サービスと比較するとどちらも導入までに時間が掛かります。
導入スピードの早い「Square(スクエア)」「Airペイ(エアペイ)
」を例に挙げると以下の通り。
- Square(スクエア)
…申し込み直後から利用可能
- Airペイ(エアペイ)
…申し込みから導入まで約10日
「審査結果をすぐに知りたい」「カード決済の導入を急いでいる」という方は、申し込み当日から利用できる「Square(スクエア)」の利用をおすすめします。
審査・導入スピードでの比較まとめ
- 両サービスともに導入には時間が掛かる
- キャンペーン
- Square製品なら使用後でも30日間返品無料!
「Square(スクエア)」は、サービスの利用状況を重視する「途上審査型」であるため、申し込み時の審査が自動で行われます。
そのため、書類提出などは不要で、申し込みフォームから必要事項を入力した直後からカード決済の利用が可能です。
【比較⑥】お支払い方法(分割・ボーナス払い)で比較
カード決済において、各サービスが対応している「お支払い方法」は以下の通り。
- おてがるPay
- 可
- 可
- 可
- 可
- 可
- Times Pay
- 可
- 可
- 可
- 可
- 不可
両サービスとも「VISA/Mastercard®」のみ、他ブランドは1回払いのみ対応しております。
※Times Pay(タイムズペイ)はDiners Clubのリボ払いに対応
おてがるPayは「ボーナス一括払い」に対応可能です。
【比較⑦】決済機能で比較
両サービスとも店舗での決済を対象としたサービスであるため、「対面決済」のみに対応しております。
- おてがるPay
- 可
- 不可
- 不可
- 不可
- 不可
- Times Pay
- 可
- 不可
- 不可
- 不可
- 不可
両サービスとも「ジム」の月謝といった継続的に売り上げが発生する商品には対応しておりません。
こうしたお店は、モバイル決済サービスで唯一「継続課金」に対応している「Square(スクエア)」を利用すると良いでしょう。
- キャンペーン
- Square製品なら使用後でも30日間返品無料!
月謝やサブスクサービスといった「継続課金機能」や、「オンライン決済」など様々な用途での決済機能を持ちます。
また、「カード決済可能な請求書発行」など、企業間取引でも活用できるなど、様々な事業者を対象としております。
【比較⑧】POSレジ・会計ソフトとの連携で比較
- おてがるPay
スマレジ
ユビレジ
okage
- 不可
- Times Pay
- 不可
- 不可
モバイル決済サービスは、外部サービスと連携することで会計業務が効率化されますが、連携せずとも利用することは可能です。
便利な機能ではありますが、連携しなくてもそこまで不便ではないため、導入費用や決済手数料など他の面を重視してサービスを選択することをおすすめします。
【比較⑨】サポート対応で比較
それぞれのサポート窓口の対応方法と対応時間は以下の通り。
- おてがるPay
- 電話メール対面訪問
- 【平日】10:00~18:00
- Times Pay
- 電話メール
- 年中無休9:00~23:00
おてがるPayのサポート窓口の受付は「東京」「大阪」「福岡」「札幌」4つの地域にサポートセンターを設置することで、スムーズなサポート体制を提供しております。
サポート受付時間では、「Times Pay(タイムズペイ)」の方が長く、年中無休9:00-23:00で電話サポートを提供しております。
結局、導入費用や手数料など料金はどっちがお得?
どちらの決済サービスを選ぶか、もっとも重要なポイントとして「いくら掛かるのか?」と料金面が気になる方が多いと思います。
そこで、以下の条件で、それぞれの決済サービスの料金を比較してみます。
- 決済額100万円
- 決済方法の利用率は全て同一
- 決済手数料は各サービスの対応ブランドの平均で計算
- おてがるPay
- 75180円
- 36900円
- 0円
- 38280円
- Times Pay
- 71576円
- 33576円
- 0円
- 38000円
決済手数料の計算式は以下の通り。
決済手数料は、両サービスともに対応しているブランドが異なるため、各ブランド毎の手数料の平均で比較してみました。
結果としては、電子マネー決済の決済手数料が低い「Times Pay」の方が若干安いです。
しかし、どちらのサービスも3万円以上の導入費用が掛かるため、料金面ではどちらもおすすめできません。
料金で選ぶのであれば、導入無料の『stera pack
』『キャッシュレス導入0円キャンペーン
』など他社サービスがおすすめです。
【まとめ】「おてがるPay」と「Times Pay(タイムズペイ)」それぞれの強みとは?
以上、「おてがるPay」と「Times Pay(タイムズペイ)」、2社のモバイル決済サービスを比較してみました。
「おてがるPay」と「Times Pay(タイムズペイ)」の比較一覧は以下の通り。
- おてがるPay
スマレジ
ユビレジ
okage
- Times Pay
- 不可
「おてがるPay」と「Times Pay(タイムズペイ)」導入を迷っている事業者の方が、この記事を読んで自分に合ったサービスを選ぶことが出来れば幸いです。
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